早瀬野卑

詩、俳句、短歌、エッセイに挑戦したい。小説はその先。書きたい小説のタイトルは"…

早瀬野卑

詩、俳句、短歌、エッセイに挑戦したい。小説はその先。書きたい小説のタイトルは"原初の夏へ還る旅"と決まっているのだが…

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  • 暁に還る

    全地表を覆う核爆発による現代文明崩壊後の一記録。

  • レット・イット・ビー讃歌

    人生でこれ程ビートルズを聴き続けた日々は無かった。

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長い長い待ち時間が人生だった

私たちは輸送機から強襲降下したエアボーンのようにあらかじめ地図上で決めていた作戦ポイントに入ったに過ぎないこんなに荒涼とした空が落ちてくるような大量死と無自覚殺…

早瀬野卑
2年前
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俳句ライター

失われた分だけ夢は濃くなる ■画像はヤフーライターをつける画像より。

早瀬野卑
10時間前
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夏伯爵詩集

ただ 列車に乗ることで 私たちは 列車の魂と接続できる あめつちの中を 寡黙に走りながら 列車は地霊や 時の氏神や 時代霊や 民族霊を 鉄の躰に 宿し 記憶し続けている …

早瀬野卑
19時間前
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春侯爵詩片

モノクロの風景とは なぜこんなにも ノスタルジーを かきたてるのでしょうか 今までとくに わかりませんでしたが 今はわかったような 気がします それは 夢で見る世界の…

早瀬野卑
19時間前
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俳句ライター

打寄せられた錆びた剣に日を映す

早瀬野卑
1日前
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茫漠たる思いが打ち寄せている ■画像はヤフー孤独画像より。

早瀬野卑
1日前
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俳句ライター

ことばに体内の光をそわせる

早瀬野卑
2日前
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俳句ライター

うつろな空き壜が世界を弔っている ■画像はヤフー琥珀色画像より。

早瀬野卑
2日前
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俳句ライター

明らかに世界がずれて来ている ■画像はヤフー琥珀色画像より。

早瀬野卑
3日前
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俳句ライター

琥珀色が一番好きな色です ■画像はヤフー琥珀色画像より。

早瀬野卑
3日前
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俳句ライター

過去帰れない未来無い今ここだけ ■画像はヤフー、琥珀色画像より。

早瀬野卑
4日前
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俳句ライター

今の世界を呪詛するべきと思う ■画像はヤフー琥珀色画像より。

早瀬野卑
4日前
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俳句ライター

アストラル体に少しひびが入った日 ■画像はヤフー琥珀色画像より。

早瀬野卑
5日前
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俳句ライター

少し疲れているような気がしている ■画像はヤフー琥珀色画像より。

早瀬野卑
5日前
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春侯爵詩片

不思議な夢を 見ました 今まで見たことのない タイプの夢 橋のかかる 薄暮の川べり 私は土手の道で 自転車で そこに行けるか 間に合うか 迷っています その時の私は 20…

早瀬野卑
6日前
13

俳句ライター

行き止まりの夜は無い一本の道

早瀬野卑
7日前
6
長い長い待ち時間が人生だった

長い長い待ち時間が人生だった

私たちは輸送機から強襲降下したエアボーンのようにあらかじめ地図上で決めていた作戦ポイントに入ったに過ぎないこんなに荒涼とした空が落ちてくるような大量死と無自覚殺人の時代に生き合わせるなんてでも自分たちで選んだ運命なんだでもあちらの空母で仲間たちとそういう場所で戦うと、つらい日々になると話し合った想定内の事長い長い待ち時間が人生だったこれから展開していく状勢はすでにむこうの基地で仲間たちと何度も何度

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俳句ライター

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失われた分だけ夢は濃くなる

■画像はヤフーライターをつける画像より。

夏伯爵詩集

夏伯爵詩集

ただ
列車に乗ることで
私たちは
列車の魂と接続できる

あめつちの中を
寡黙に走りながら
列車は地霊や
時の氏神や

時代霊や
民族霊を
鉄の躰に
宿し
記憶し続けている

私たちは
列車に乗ることで
私たちの血の中の記憶を
脳裏に映し出し

自分達が
血肉と骨髄、内臓器、脳髄の
運転手であることに
気づかせられる
私たちの中の民族魂
私たちの中の時代魂に
私たちは
始めて遭遇する

これから

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春侯爵詩片

春侯爵詩片

モノクロの風景とは
なぜこんなにも
ノスタルジーを
かきたてるのでしょうか

今までとくに
わかりませんでしたが
今はわかったような
気がします

それは
夢で見る世界の色だから
そして夢の世界は
私たちの過去すべてを
含んでいるので

霊的世界の色
でもあるから

生死の向こうに伸びる
遥かなる旅路ヘの
郷愁の放つ光は
モノクロなのです

どのような宝石や
水晶の輝きも
太陽や星の輝きも
空や海

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俳句ライター

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茫漠たる思いが打ち寄せている

■画像はヤフー孤独画像より。

俳句ライター

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ことばに体内の光をそわせる

俳句ライター

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うつろな空き壜が世界を弔っている

■画像はヤフー琥珀色画像より。

俳句ライター

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明らかに世界がずれて来ている

■画像はヤフー琥珀色画像より。

俳句ライター

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琥珀色が一番好きな色です

■画像はヤフー琥珀色画像より。

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過去帰れない未来無い今ここだけ

■画像はヤフー、琥珀色画像より。

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今の世界を呪詛するべきと思う

■画像はヤフー琥珀色画像より。

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アストラル体に少しひびが入った日

■画像はヤフー琥珀色画像より。

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少し疲れているような気がしている

■画像はヤフー琥珀色画像より。

春侯爵詩片

春侯爵詩片

不思議な夢を
見ました

今まで見たことのない
タイプの夢

橋のかかる
薄暮の川べり
私は土手の道で
自転車で
そこに行けるか
間に合うか
迷っています

その時の私は
20代はじめの頃の
とても甘過ぎる顔の頃で
見ている私は
私の外から
過去の私を
見ているのです

死ぬと霊体は20代の若い頃に
もどると言われています

そうなれば
それはそれで
いいなと思いますが

少し
物足りない
気もし

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俳句ライター

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行き止まりの夜は無い一本の道