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【小倉2歳S(G3)回顧】推奨馬ドナヴィーナス8着…何処!!

【小倉2歳S結果】
アスクワンタイムが大外一気決め兄弟制覇!

3日、小倉競馬場で行われた第43回小倉2歳S(2歳・GIII・芝1200m)は、最後方から追い込んだ岩田望来騎手騎乗の5番人気アスクワンタイム(牡2、栗東・梅田智之厩舎)が、中団後方から脚を伸ばした2番人気ミルテンベルク(牡2、栗東・武英智厩舎)を差し切り、アタマ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒6(良)。

さらに1.1/2馬身差の3着に4番人気キャンシーエンゼル(牝2、栗東・鈴木孝志厩舎)が入った。なお、1番人気ビッグドリーム(牡2、栗東・西園正都厩舎)は4着に、3番人気パッシングシャワー(牡2、栗東・安田翔伍厩舎)は6着に終わった。

勝ったアスクワンタイムは、父ロードカナロア、母ディープインアスク、その父ディープインパクトという血統。全兄ファンタジストに続き兄弟制覇となった。

【小倉2歳S】~騎手コメント~

1着8-10 アスクワンタイム(牡2、岩田望来・梅田智之)
「きょうは差しが決まっていたんで、リズムを大切にして乗りました。追い出したタイミングでいい反応をしてくれたので、届くんじゃないかなとは思ったんですけど、少し遊ぶ部分があった。何とかしのいでくれ、と思って乗りました。すごく乗りやすい馬ですし、距離が延びても大丈夫だと思います」
2着8-9 ミルテンベルク(牡2、藤岡康太・武英智)
「2戦目でテンションが上がりそうでしたが、我慢はできていました。
無理に抑えるよりも、馬のリズムを重視しましたが勝ち馬に目標にされてしまいました」
3着5-5 キャンシーエンゼル(牝2、松山弘平・鈴木孝志)
「スタートも良かったですし、いいスピードを持っている。楽に好位を取れて、脚もためることができた。一瞬、抜けたかなと思いましたが、外めの枠から競馬ができれば良かったですね」
4着7-7 ビッグドリーム(牡2、幸英明・西園正都)
「まだ2戦目でこれから良くなってくると思います。自分の競馬はしましたが、
手応えほど伸びられませんでした。これからの課題になると思います」

5着2-2 フォルテローザ(牝2、団野大成・斉藤崇史)
「力は劣っていませんでしたが、1200メートルよりももう少し距離があった方がいいと思います。しまいも脚を使えていましたし、内容は悪くなかったと思います」

6着6-6 パッシングシャワー(牡2、西村淳也・安田翔伍)
「ゲートを出過ぎましたね。今日は後ろばかりの競馬でしたから。失敗しました」

7着3-3 セイウンデセオ(牝2、今村聖奈・吉村圭司)
「最終週で内枠は少しマイナスでしたが、(直線は)最内は大丈夫と思って選択しました。操縦性の良さもありましたし、一生懸命走ってくれるのでこれからが楽しみです」

8着4-4 ドナヴィーナス(牝2、川島信二・庄野靖志)
「自分の競馬に撤しました。結果的に外差しの馬場でした。この馬も頑張ってくれています」

9着7-8 メイプルギャング(牡2、角田大河・中竹和也)
「道中から手前をちょこちょこ替えるところがあった。ダートの方がより良さが出ると思います」

10着1-1 テイエムチュララン(牝2、太宰啓介・畑端省吾)
「スタートしてずっと右にもたれていました。まだ幼さがありますね。馬の後ろから競馬ができたことが、今後につながれば」

小倉2歳Sの表彰式プレゼンターは、21年東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏(34)が務めた。「今回初めてJRAのプレゼンターを務めさせていただきました。レースの熱気はもちろん、優勝馬のアスクワンタイムを間近で見て、その迫力に圧倒されました。競走馬もファンの皆さんも、夏の日差しの中で全てが輝いて見えました。是非、また競馬場で観戦したいと思います」とコメントした。

推奨馬ドナヴィーナス(6人気)は、スタート良く先頭に立って逃げ、直線で一気に突き抜けて優勝…のはずが、伸びを欠き馬郡に沈み込み8着…残念。

レースは、最後方から追い込んだアスクワンタイム(5人気)が、中団後方から脚を伸ばしたミルテンベルク(2人気)を差し切り、アタマ差をつけ優勝。さらに1.1/2馬身差の3着にキャンシーエンゼル(4人気)が入り、中波乱決着!?

当然ながら、馬券はハズレ…(ノД`)・゜・。


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