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【京王杯スプリングC(G2)回顧】推奨馬レッドモンレーヴ2着~ヨッシャー!?

【京王杯SC結果】
ウインマーベルが大接戦を制し重賞4勝目

11日、東京競馬場で行われた第69回京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・芝1400m)は、好位追走から脚を伸ばしてゴール前の大接戦を制した松山弘平騎手騎乗の1番人気ウインマーベル(牡5、美浦・深山雅史厩舎)が、道中最後方から追い上げた2番人気レッドモンレーヴ(牡5、美浦・蛯名正義厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分19秒7(良)。

さらに2馬身差の3着に8番人気スズハローム(牡4、栗東・牧田和弥厩舎)が入った。なお、3番人気トウシンマカオ(牡5、美浦・高柳瑞樹厩舎)は6着に終わった。

勝ったウインマーベルは、父アイルハヴアナザー、母コスモマーベラス、その父フジキセキという血統。得意の1400mで4つ目の重賞タイトルを手にした。また、本馬はこの勝利で安田記念の優先出走権を獲得した。

【京王杯スプリングカップ】~騎手コメント~

1着8-15 ウインマーベル(牡5、松山弘平・深山雅史)
「一度はかわされたかなと思いますが、マーベルが最後までしっかり頑張ってくれました。スタートも良かったですし、自分の取りたいポジションを取れました。直線の手応えも良かったですし、追ってからもしっかり反応してくれて、2着馬が切れ味良く来ていましたが、しぶとく差し返して強い競馬でした。昨年は2着で悔しい思いをしましたけど、しっかり勝ち切ってくれて成長も感じますし、まだまだやれる馬だと思います」

2着3-4 レッドモンレーヴ(牡5、横山和生・蛯名正義)
「勝てずに結果は残念でしたが、前回の負けを引きずらなかったのは良かったです。いい内容でした。」

3着6-11 スズハローム(牡4、鮫島克駿・牧田和弥)
「神経質な面があるので、美浦に滞在するということで、僕も1週間、携わりました。非常にいい状態で送り出せたと思います。いいチャレンジでしたし、次につながるいい内容だったと思います」

4着5-9 ダノンスコーピオン(牡5、戸崎圭太・福永祐一)
「最近、結果は出ていなかったが、馬は頑張ってくれて復活の兆しを見せてくれました。使ってさらに一段階良くなる感じもあります。乗り味や筋肉の質はいいので、復活してくれるといいですね」

5着2-2 リュミエールノワル(牡5、川田将雅・上原佑紀)
「初めての重賞挑戦で枠(2番)も良く、とてもスムーズな競馬をしてくれて、最後まで頑張ってくれて5着まで来てくれました」

6着1-1 トウシンマカオ(牡5、菅原明良・高柳瑞樹)
「早めに動きたいタイプの馬なので、この枠(1番)はやりづらかったです。左回りだと外に張ってバランスを取れないところがあり、そのぶんハミに頼ってかかり気味になってしまった。東京の1400メートルは良さが出ないコースかも。右回りの1200メートルがベストかもしれません」

7着2-3 ソーヴァリアント(牡6、J.モレイラ・大竹正博)
「とてもいいスタートを切れて、無理せずいいポジションは取れた。ただ、瞬発力勝負で負けた。今日は1400メートルでも頑張ったが、もう少し距離が延びた方がいいかもしれない」

8着7-12 メイショウチタン(牡7、柴田善臣・本田優)
「ジワッといくイメージがあったが、結構出てしまった。もうちょっとハミを抜いてくれれば…。これまでのレースを見ていると抜くようなところもあったし、ちょっとテンションが高かったのかな。マイナス10キロだったしね」

9着4-7 グランデマーレ(牡7、津村明秀・藤岡健一)
「いい脚で来ていたが、進路がなくなり、もったいなかった。返し馬から落ち着いていたし、乗りやすさもある。もう1ハロン伸びても大丈夫そう」

10着7-13 ダディーズビビッド(牡6、浜中俊・千田輝彦)
「よく頑張ってくれているが、重賞ではいろいろ?み合わないと難しいですね。外枠も厳しかったです」

11着8-14 バルサムノート(牡4、北村友一・高野友和)
「ゲートの駐立があまり良くなく、集中して走らせられなかったです。出遅れて外を回る形も厳しかったですね」

12着6-10 ロードマックス(牡6、吉田豊・中村直也)
「いい感じでタメが利いて最後も一瞬伸びたけど、そのあとで伸びなかったです。1200メートルの方がいいですね」

13着4-6 プルパレイ(セ5、T.オシェア・須貝尚介)
「最後まで集中力をキープできる点から、1200メートルの方がいいかも」

14着5-8 アネゴハダ(牝5、三浦皇成・佐々木晶三)
「いいスタートでいいポジションを取れたが、3、4コーナーでペースが上がったところで走りが小さくなって、そのまま流れ込んでしまいました」

15着3-5 クリノガウディー(牡8、松岡正海・藤沢則雄)

推奨馬レッドモンレーヴ(2人気)は、スタートは互角も行き脚が無く後方追走。4角を回り、直線で外側から一気に加速して先に抜け出したウインマーベルを強襲も一旦は抜け出す勢いがゴール手前で差し替えされ2着…残念。

レースは、好位追走から脚を伸ばしてゴール前の大接戦を制したウインマーベル(1人気)が、道中最後方から追い上げたレッドモンレーヴ(2人気)にハナ差をつけ優勝。さらに2馬身差の3着にスズハローム(8人気)が入り、2連系本命・3連系中波乱決着!?

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