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ゲームマーケット2024春活動報告

この記事は私が2024年4/27-28(土日)開催のゲームマーケット2024春に、サークル空理計画として出展者参加したレポートです。
今回は土曜のみの出展で、完全新作『デルタクル』、再版作品『Deck Defence』の2作のゲームを引っ提げて、半卓ブースで参加しました。
毎度のことながら新作の開発と告知と出展準備が渾然とした進行になり、ゲムマの出展についてだけを活動報告として切り分けるのが難しいのですが、とりあえず時系列でまとめていきます。

前日までの準備

持ち込む作品の開発と印刷、告知以外でやったことは、

  • 各方面への新作委託販売の申し込み

  • 宅配搬入分の丁合、梱包、発送

  • フライヤーの作成と印刷

  • WEBページの作成、ゲムマブログの記事作成

  • WEBマニュアルの作成

  • 他サークルの調査、買い物リストと買い物計画の作成

前夜にやったことは、

  • 販売記録表の作成と印刷

  • お品書きの作成と印刷

  • 出展者証、出欠確認カードの作成

  • 当日販売分の丁合

といった感じです。多い!


これが今回の買い物計画シート。見て!順路が書かれています。
これを当日のノリに任せるととんでもないことになります。
シートは他にも予約品購入、気になる展示など複数枚にわたります。
販売記録表とはこんなものです。
時間帯別に売上を記録することで忙しい時間帯を把握、次回参加時の行動予定の作成に活かします。

委託販売に関しては、今回は断られたり、委託部数の削減を求められる場合がありました。これまでは申し込みすればしただけ預かってもらえる傾向にあったので、この点は印象的でした。

あと、本当はイベント前夜に丁合をしてはいけません。この一晩で手搬入の部数をゼロから揃えたので、けっきょく4時くらいまでかかりました。

搬入

当日。頭と体は仮眠を取ったので軽やかです。
キャリーとスーツケースを両手で引きずって当日分の在庫を手搬入。リュックと手提げで設営用品やブース内で必要なものを運びます。
会場には新作の在庫が宅配で届いており、ブースまでまたキャリーで運びます。出欠確認カードの提出、新作の見本誌提出、フライヤーをチラシ置き場に置くなども忘れがちなのでさっさと済ませていきます。
今回は友人二人にブース内を手伝ってもらう約束をしていたのですが、当然のようにイベント前日の緊張感で時間を勘違いし自分だけ1時間早く着いており、9時半に全員揃った頃には設営の下ごしらえは済んでいました。
結果的に、時間に追われる進行にならなくてそこはよかった。

設営

なんだかんだ2作新作扱いのゲームがあると、展示するには半卓ブースは狭い。
モノだけでなくフライヤーも置かなければいけないのをすっかり忘れていました。展示テストは前日までにやっておかないといけない。
今回は壁を作ってみたけど、完全に持て余しています。半卓ブースは狭いので(2回目)、縦方向の空間を使った設営を勉強していきたいところ。

開場

開場後はしばらく3人でブースを回してその後誰か一人が買い物などで抜けるローテーション。
前回と同じメンバーで勝手がわかっていること、こちらとしてもやることリストの流用と改良ができたことで、当日の動きは良かったと思います。
準備の大事さを学んだ回でした。

今回は会場の順路を決めていたので、買い物はもちろん委託先の会場搬入も比較的余裕を持ってできました。前回は会場を迷いまくっていたので成長です。
委託の搬入がスムーズに行ったのは、会場での袋掛け(本来はあらかじめ済ませておくべきものです)を友人が大変手際よく済ませてくれたからという部分も大きいです。多謝!

ほんのちょっとアップデートした設営後半戦フォーム。

お昼くらいにDeckDefenceがどういうゲームなのか情報がまったくないことに気が付き、慌ててキャプション作ってマニュアルを掲示。これはフライヤー作ればよかった。ちっちゃいポスターでも。ここで壁に取説を掲示してやや強引に有効活用。

気づいたこと。フライヤーは置き方のせいかもしれないけど手に取ってくれた人が少なかったです。減らしてもよかった?でも少し刷ってもたくさん刷っても印刷費は変わらないから、どのくらい持っていくか(そもそも持っていかないのかも含めて)悩みどころ。Googleレンズで概要文を翻訳して読んでるらしい外国人の人とかもいたので、一応機能はしている……?
今回は客層が結構国際的、韓国人らしい人が多かった印象がありました。尻込みしていたところもあったのだけれど、なんだか展示を眺めている人に声をかけるのを今回まったくやらなかったのはよくなかったと思います。前回「説明しても買うわけではない」ということを学んだのですが、今回は説明したら買ってくれる割合はやや高かったです。

私自身は後半でちょくちょくブースを抜けて委託品の会場搬入や、エリア展示の物色などをしていました。リサーチ済みのものは友人に買ってきてもらっていたので、当日の出会いに専念します。大事です。ご挨拶は日曜も出展するサークルは明日行こうと決めて、土曜だけのところを回ったつもりです。どうも記憶があやふや……

閉会

元気いっぱいのアナウンスと拍手で一日目閉会。ゲムマの一番いい瞬間です。

おお、見よ!荷物が減っています。

今回は搬出に宅配を使わなくてすみました。売れ行きと、後は買ったゲームのボリュームや設営法などがちょうど噛み合った結果ですね。

さいごに

やっとゲムマの流れがわかってきました。パニックとアドリブで対処することが少なくてはじめて平常運転できた感じがします。眠くて感受性が鈍っていたのかもしれないけど……そんな状態でも自動的に事が運ぶように、当日の動きをあらかじめプロットしておくことが重要だとよく分かりました。イベントは、過去の自分との共闘戦線です。

今回の新作は、内容物の立体感もあり、なによりようやく説明の簡単なゲームができた手応えを得たので、空理計画の新しいスタンダードにしていきたいです。ただ新しい人も一般参加者に増えていそうな感じがするので、過去作も目立つように展示すれば売れるのでは?という気がしてきています。おっきな長いブースがラインナップをズラーッと並べているのを見ると、あれやりたいな……という気持ちになりました。

今回は以上です!

手伝ってくれた友人のレポはこちら。あわせてどうぞ。
https://note.com/izumi_katsuragi/n/n11968c87b840

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