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ナースの卯月に視えるものを読み終えて

昨日届いたばかりの秋谷りんこさんのデビュー作「ナースの卯月に視えるもの」、昨日さっそく読み始めて本日夕方に読み終わりました!

完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。(Amazonより引用)


本を読むのが非常に遅いわたくしですので、読み終えるのにもっと時間かかるかな?と思ったんですが、意外に速かったです。
なぜこんなに早く読み終わったのか?
それは…

この本がとてつもなくおもしろくて、続きが気になって気になって、読む手が止まらなかったから。

なのです!

ここで衝撃の告白をしますとですね…
実はわたくし…今まで書いてこなかったけど
活字が苦手」なのです!!(◎_◎;)

これでも漫画ばっかり2000冊近くコレクションしているんですけどね笑
漫画だったら大好物だから苦もなく読めるんですけどね!
でも漫画でも文字がものっすごい多いやつは尻込みしますけどね!笑

そんな活字苦手の私の脳に、すいすい文字を染み込ませてくれるだけの魅力ある文章、読みやすい文章をりんこ先生が書かれているということなんですよ!

さすがです。さすがりんこマジック!!

卯月の本編内容については詳しくふれません(ぜひ本を買ってください!)が、5章と6章ではやっぱり泣きましたねぇ。

そして看護師さんという職業にとても興味が出てきました。

私自身、これまで4回ほど(うち3回は出産のための入院ですね。娘のつきそい入院もカウントするなら5回ほど)入院したことがあるのですが、病院って日常から隔離された場所ってイメージがすごくあって、制限が多くて不自由だったり何かしら病などで入院している場合がほとんどだから、体調も悪くてメンタルもやられていて、病院にいるだけで自分で自分を病人扱いしちゃうわけなんですよね。病は気から、住まいは木からとは良く言ったもんだ!いや実際病人なんだけれども。
病院は居心地が良いか悪いかで言ったら、良くはないんですよね。
どうしたって我が家がイチバンなわけです。好きな時間にゴハン食べて好きな時間にフロ入って、好きなだけオヤツ食べれるし夜更かしもできるし…。
そんな生活と比べたらやっぱり窮屈だし早く退院したいわけです。
そんな場所にあって、いつもにこやか元気はつらつな看護師さんってまぢで白衣のエンジェルだよなぁって5回の入院を経て痛感したわけであります。

ナースの卯月に視えるもの…読み終わって感じたことは

卯月のお話をもっともっと読みたい。
続きが読みたい。
2巻も出して欲しい。

でした。
昨年10月にnote創作大賞を受賞されて以降、それはもう過酷なスケジュールで執筆を続けてこられて、5/8にやっと処女作を世に出産されたばかりのりんこ先生は今はちょっとお疲れだと思います。お疲れというか、チョットひと休み〜てな感じだと思います。
産後の母体はまぢでズタボロなのでその辺は想像ができます。
でも!やっぱり、続きを望んでしまう…!
そのくらい魅力的かつおもしろい作品でした。
素晴らしい作品を本当にありがとうございました。

私の推しキャラは卯月と御子柴主任、山吹です♪

ドラマ化希望、コミカライズ希望な秀作です。

みなさんもお宅に一冊どうですか?!( ̄▽ ̄)


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