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サッカー日本代表(U-24)初戦勝利とOWL magazineからのお知らせ


先日、タクシードライバーとしてオリンピック関係者を乗せました。呼ばれた時から指示内容がまったく違うのですぐわかります。

五輪会場でも入れる特別な標識を着けて向かうと……。

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コロナ禍の中で行うオリンピックについてはずっとモヤモヤとしていたのですが、このときの経験から自分の中で1つ決着がつきました。

これはブラジルW杯に1ヶ月滞在したことがある自分だからこそ言えることだと思います。

という趣旨の記事を書こうと思ったんですが、夏バテとオリンピックで書く時間がなかったので明日早めに更新しようと思います。

今日は近況と試合の簡単な感想だけ書きます。

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オリンピックの強行開催の是非はさておき、サッカー日本代表の試合も始まりました。ぼくは、暑さの中のタクシー乗務と、出版社起業をめぐる殺人タスクの波に押しやられ、手ひどい夏バテになっていました。

ここ5日くらいフル稼働だったので、今日の朝は疲れすぎて寝ていられなくて起き、そのまま19時までベッドにいました。

そんな一日で、仕事も終わっていないし、どうしたものかと思っていたのですが、男子サッカーくらいは見ないと何のために生きているのかわからなくなるので、覚悟を決めて視聴しました。

結果としては見て良かったですね。やっぱり大舞台の試合は違いますね。オリンピックは呪われていると言われていますが、男女ともにサッカーだけは優勝を決めて、黒歴史の中の唯一の栄光となってくれてもいいと思います。

まぁこのへんはサッカーファンの戯れ言です。他の競技がどうなるかはまったくわかりません。

今日の試合については、強豪南アフリカにコロナ感染者が出て、試合に出てくるのがやっとという状況。そんな中で南アフリカが選択したのは、「ひたすら守る」という作戦。

ひたすら守り続けて、身体能力を活かしたロングカウンター一閃で沈めるというプランで、実はこういうプランはあんまり成功率が高くないのです。サッカーという競技は点が入らないと言われていますが、90分守り通すのは決して簡単ではないのです。

しかし、守り通すだけとなるとやることは単純なので、選手達が覚悟を戦いやすいという側面もあります。

守り続ける南アフリカに対して日本の攻撃ですが、守備は盤石で問題はないにせよ、やはりスペースが狭すぎて攻めづらさを感じていたようでした。

1トップの林選手のところでも惜しいシーンがありましたが、身体能力の高いセンターバックのプレッシャーを受け続けていたので、ちょっと厳しかったですね。あのポジションは、常に2対1で戦っている気分になる上、この日は守り通すというプランであったはずなので、センターバックもフォワードを潰すことに全精力を向けています。それでも惜しいシーンはありましたが、流石に厳しかった。

大迫勇也選手がいたら、ああいうところでも決めてしまうわけですがいないものはしょうがない。

というわけで、日本の攻撃の成否は2列目の選手が切り込んでいくか、セットプレーを成功させるかになります。コーナーキックからのヘディングではちょっと分が悪そうなので、狭いところで仕掛けていってファールをもらうか、そのまま決めるか。

そんな試合でしたが、やはり苦戦。堂安が左に行くのは流石に読まれているし、久保建英はネット世論だとドリブラー扱いをされていますが、パスの選択肢を常に持っている選手です。何とか崩そうとパスを出しますが、ここまで精密な詰み将棋をやれるチームでは残念ながらない。

というわけで、かなり苦戦をしていて、0−0もありえないわけではないというような展開になってきましたが、久保建英がやってくれました。

疲れもあってか、少しディフェンスの密集度が下がったところで、ディフェンスを切り裂いて、メッシばりの鋭いシュートをファーに沈めました。

その何個か前のプレーだと、マイナス方向に押し出されてしまっていたので、やっぱり南アフリカの作戦に無理が出たのかなという印象でした。90分守り通すという作戦は大抵うまくいきません。

とはいえ、南アフリカも流石に剛の者で、ベンチメンバーを使って崩していく戦術を持っていました。なので最後はいくつか危ないシーンもありましたが、サッカーの神様はおおらかなので2,3回の決定機くらいは見逃してくれるものです。

相手ががっちり守っているのと、審判の笛がちょっと見慣れない感じだったので(ヨーロッパでも日本でも見ない)、忍耐力を強いられる試合だったと思うのですが、我慢して仕掛け続けた成果が最後に実ったという結果になりました。

このチームはメンタルが強いですね!!

というわけで、次の試合にも期待です。オリンピック後は日本の景気が崩壊するなんて話も出ているので、せめてサッカーだけでも派手な花火を上げて景気づけをして欲しいものです。

明日は、オリンピックとはどうあるべきなのか、何が問題でこんなに混乱してしまったのかについて書きます。ちょっとしんどい記事なんですが昼くらいを目標に書こうと思います。

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