かん難、汝を玉にす(かんなん、なんじをたまにす)①

【のび太のパパの名言】

いつもそうだが
きみのやってることをみていると……

嫌なこと
めんどくさいこと
苦しいことから
逃げようとばかりしてる

楽な道ばかり選びたがっている

ちょうど水が低いとこ低いとこへと
流れていくように

それじゃいけないんだ

気がついてみたら
どん底まで落ちてた
なんてことになる

人生とは重い荷物をもって
坂道をのぼるようなもの…
といった人がいる

人生にはいつも
向かい風が吹いている…
といった人もいる

「かん難汝を玉にす」
ということばを知ってるか

苦しみ悩んでこそ
りっぱな人間になれるという意味だ

「われに七難八苦をあたえたまえ」と
月に祈った人を知っているか

山中鹿之助というサムライだ

自分をうんと辛いめに
あわせてくださいと祈ったのだ

「憂きことのなおこの上に
つもれかし限りある身の力ためさん」
という歌知ってるか

悩みごとよやってこい
自分の力には限りがあるが
精一杯がんばるぞ!という意味だ

昔の人たちは
こうして強くたくましい
自分を育てあげた

逃げたりしないで
辛いこと苦しいことに
ドンとぶつかっていけ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
逃げてもいいけど
自分の人生からは逃げられない

逃げられないなら開き直って
人生と向き合う

ちがうな
人生を直視する

まずは直視する

向き合うは解釈が入る
しかも相当歪んだ解釈が

だからまずは直視する
そういうものなのだと受け入れる

人と比べることが
辞められないのであれば
比べたら良い

人より劣っているな
人よりダメだな
人と比べるとなんて辛い人生なんだ

比べて比べて比べまくったら良い

比べた所で
わかる事は今現状そうだということだけ

未来の事はまだわからない
ここに人生の楽しさがある

比べてダメだと感じても

それは今までの事でしかなくて
コレから先も同じかどうかなんて
誰がわかるのか

直視する

受け入れる

未来はそのままで良いか?

絶対に嫌だ!!

初めて地に足をつけて
今を生きることとなる

現実を受け入れない
正しい自己否定をしない

そのような人は今を生きておらず
過去も未来も生きておらず

フワフワと宙ぶらりんに生きている
なのでどこにも属していないので
やることなすことが手応えを感じないのだ

かん難汝を玉にす

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?