はっちー

小さな小さな針がある。

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うんこまみれになること

 最初のnoteがこのタイトルでいいのかという疑問があるが、たまたま始めたのがこの文章であるというだけで、特に意味がない。  以前から文章を書くことは好きであるが、様々なSNSを更新していて、時間をかけて文章を書く余裕がないことや文章を猛烈に書きたいという衝動に駆り立てられるときから全く文章に触れたくないというときまで気分の変化が大きいことから、noteを始めるまでには至らなかった。  だから、このように始めたのもなんとなくであり、更新もなんとなくであろう。本題に移るが、

    • 母親との距離感

      母との適切な距離感が分からなくなった。 いや、以前からそうだったが、問題を先送りしてその事実を無視していた。 一人暮らしをするために遠いところの大学を受験し、実家を出たがってたときのことを呼び起こされる。 一人暮らしを始めたころの自由を獲得した喜びと浮遊感が忘れられない。 母は昔から過干渉気味だ。「今日は誰と遊んできたの?」。人の交友関係を詮索しないでほしい。中学生の頃ならわかるが、大人になった今でもだ。母の知らない友達について逐一話すほど開放的ではない。 母は家族の中

      • "We will"

        2024年10月19日、僕はZEPP SAPPOROにいた。そう、「結束バンド」のライブに行くために。倍率が高い中、上手く掻い潜りチケットをゲットすることができた僕は、この日を待ち侘びていた。 2022年に放映されたアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』。ストーリーの良さはもちろんだが、劇中のバンド「結束バンド」の楽曲の良さで、瞬く間に人気が出て、今も話題が尽きない。 「結束バンド」の良さは、語り尽くせない。まずは突き刺さるような歌詞。誰しも持っている自分の心の中のコンプレックス

        • 道東おすすめキャンプ場10選

          2021年からキャンプを始めて4年が経過した。年に10回程度キャンプをし、今年は8日間キャンプ場に泊まっている。道東は自然が豊富で、景色の良いキャンプ場が多い。道東に来たくなるようなキャンプ場を紹介していきたいと思う。 1 Recamp摩周【弟子屈町】 自分が一番利用しているキャンプ場。弟子屈町の市街地からほど近いところにあるため、買い出しがしやすい。訪問している一番大きな理由は、寒い時期の長い道東において4月~12月の間で営業しているところである。多くのキャンプ場は5月

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        記事

          難読地名ロードを走って

          道道142号線の釧路町区間は、通称難読地名ロードと呼ばれている。沿線上に難読地名が連続しており、看板も設置されている。何度か通ったことはあったが、せっかくなので看板を全部撮影してみた。 キャンプと牡蠣今回の当初の目的は、来止臥野営場に行くこと。以前も行ったことがあるが、眼下に太平洋が広がり開放的なキャンプ場である。 と、その前に。この沿線は日本有数の牡蠣の産地。牡蠣を買って行きましょう。 早速着いたのが、伊畑漁業部。牡蠣の直売をしています。残ってるサイズが4つしかありませ

          難読地名ロードを走って

          結局インターネット芸人止まりなんじゃねえの?

          QK、オモコロ、ゆる言語学ラジオ、バキ童などのYouTuberの視聴者層が似ているという話。たしかにそうかもしれない。僕のようなアラサーで勉学としてもネット文化としてもちょっと教養のある人間なら、それなりにハマってしまう。頻度はまちまちだが拝見する。 という感じにそれぞれのチャンネルが面白いことは認めつつも、全く逆の感想も思い浮かぶ。 別になくてもいいんじゃないの?と。 それはただの僻みで言っているように見えるが、そうではなくて、せっかく優秀な頭脳を持ちあわせているのに娯

          結局インターネット芸人止まりなんじゃねえの?

          脳内司書に聞いてみる

          情報化社会である現代において、情報が飽和し、その中から正しい情報を取捨選択し活用する技術が求められている。私は技術を活用する仕事をしているため、正しい技術を選択し、伝達しなければならない。優秀な技術者であれば、頭に技術を叩き込んでいつでも引き出せる能力を身に付けていると思うが、技術が急激に高度化・細分化している現代ではなかなか難しい。 「検索力」という言葉がある。 「短時間で知りたい情報を正確に見つける力」という意味の言葉である。分かりやすく言えば、調べたいことを正確にググ

          脳内司書に聞いてみる

          ライブの正しい楽しみ方とは

          2024年5月18日(土)、僕は友達とRED HOT CHILI PEPPERS(以下RHCP)の東京ドーム公演を観に行ってきたわけだが、RHCPは最高だった。 開演するやいなや、その音圧に圧倒されてしまい、自然と涙が出た。 実をいうと、僕のRHCP歴は数カ月で、ライブに申し込んでから聴き始めた。当日まで聴き倒してきたが、全てを脳内にインプットすることはできず、演奏された全ての曲を「知ってる!」とはならなかった。それでも、どの曲も最高と思えたし、ノることができた。特にジョンの

          ライブの正しい楽しみ方とは

          SNSにおける「選択と集中」

          経営学の用語に「選択と集中」という言葉がある。 経営において、選択と集中により、経営効率化が進むというわけである。 これは何も経営だけの特別なものでもなく、何事においても言える。例えば、家族で掃除をしていて、一人一人が分担して別の部屋を掃除するんじゃなく、みんなで同じ部屋を一斉に掃除することで却って早く掃除が終わることなんかにも言える。 もちろん、選択と集中はあくまで理論なので、そうしていれば必ず効率化するわけではないということに注意していただきたい。 最近思うのは、選

          SNSにおける「選択と集中」

          なぜ喜多郁代はこんなにも可愛いのか

          僕は喜多郁代が好きだ。これを読んでいる読者の中にもたくさん同志がいるはずだ。今までたくさんのアニメを観てきてその度に「推しキャラ」(死語を使うなら、「俺の嫁」)が増えていったが、喜多郁代はこの中でも群を抜いている。なぜ喜多郁代がこんなにも可愛く、魅力的なのか考えていきたい。 そもそもぼっち・ざ・ろっく!のキャラはみんな魅力的そう、まずぼっち・ざ・ろっく!のキャラはみんな魅力的である。これはおそらく作者はまじあき先生の感性によるものであると思われるが、漫画のキャラなのにもかか

          なぜ喜多郁代はこんなにも可愛いのか

          S氏への陳謝

          今でこそ、いくつかの趣味に没頭し、家で作業をしたり、外に出かけたり、幾分か充実した生活をしている。アクティヴに休日を過ごすことで、仕事とプライベートにメリハリが生じ、精神衛生上とても良い効果が生まれていると思っている。 しかし、自分を振り返ってみると、そんな充実した生活とは無縁な時代がかなり長く続いた。 当時、僕は浪人生から解放され、無事大学生になれた。これから大学生を謳歌できると心待ちにしていたが、それとは裏腹に、受験勉強から解放されたこと、第一志望に合格できなかったこと

          S氏への陳謝

          脱監獄社会

          ミシェル・フーコーが書いた『監獄の誕生』という本をご存知であろうか? 近代において、監獄とは収容者を規格化し、社会に適応する者へと矯正する装置である。規格からはずれた者は、異常なものとして社会から排除、監禁、矯正されるため、人々はみな規律を守ろうとするわけである。それは何も刑務所だけでなく、学校、工場、病院など様々な施設が対象である。 今まではこのように、規格から外れた人(法律を侵した人、学問修得していない人、お金のない人、病気になった人etc.)はそれぞれの施設に追いやら

          脱監獄社会

          インフルと女と死

          インフルエンザに罹り、ベッドで目を瞑り、混沌とした夢の中で、様々な事象が混じる。 一つ目は、芦原妃名子氏の自死。 二つ目は、ちょうど読んでいた平野啓一郎『マチネの終わりに』。 三つ目は、知り合いのスノーモービル事故。 これらがごちゃまぜになった結果、「女」と「死」というテーマが脳裡に浮かんできた。 まず、女について。 一つ目については、(これをジェンダー論に持ち込むことはナンセンスであることは承知しつつ、あえてぶっきらぼうに言うと)断面的に見れば、女同士の権力争いである。

          インフルと女と死

          今年の目標20連ガチャ

          1.ハーフマラソンで1時間45分を切る 2.1年で800km走る 3.体重60kg切る 4.彼女つくる 5.ラジオ暗渠1年間続ける 6.ギターで結束バンドの曲を弾けるようになる 7.エフェクターボードを作成する 8.安いベース買う 9.DTM環境を整える 10.電源ユニットを換装する 11.キャンプに10回行く 12.農業簿記1級を受ける 13.noteを20回書く 14.本を30冊読む 15.図書館に5回通う 16.マイレージで航空券を買う 17.国内旅行をする(岩手or石

          今年の目標20連ガチャ

          道標

          道東自動車道を西進し、十勝清水ICを過ぎたあたりで雪が降ってきた。この時期になると、日が沈むのが早い。15時台だというのに日が傾いている。雪ではっきりとは見えないが、目の前に日高山脈が仁王立ちしているのがわかる。今からこの立ちはだかる山脈を越えなければならない。昔の人は命懸けでこの山を越えたのだろうか。高速道路で山を突っ切るなんて、なんと便利な時代か。 夜の高速道路が好きだ。ついつい懐メロを流して人生について考えたくなる。ちょうど、宇多田ヒカルの『time will tel

          ペットの「同伴搭乗」問題から考える批判論

          令和6年1月2日に起きた日本航空516便衝突炎上事故に関連して、ペットの「同伴搭乗」についての議論が交わされている。件の事故で2匹のペットが助からなかった。 ペットを貨物扱いにしており、この事故だけでなく熱中症などで死亡するケースもあるということで、ペットの同伴搭乗を求める声が大きくなっている。 しかし、現在同伴サービスを行っているスターフライヤーにおいても、緊急時にペットを持ち出すことはできないと明記されており、このような事故があった際には助けることはできない。 こう

          ペットの「同伴搭乗」問題から考える批判論