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【結論】1次試験対策の「最強ツール」

わたし「1次試験の攻略法は…あるッ!」
あなた「是非教えてくれ!」
わたし「死ぬ気で覚える!それだけ!以上!」
あなた「…」

「…ぅおおぉいッ!」というツッコミが聞こえてきそうですが、1次試験が「知識」を問う試験である以上、「とにかく覚える!死ぬ気で覚える!」これは決して間違いではありません。

知識試験は「決まった範囲をどれだけ我慢して覚えたか」の勝負です。

あらかじめ「答えを自分の頭の中に詰め込んでおく」必要があるということです。当たり前ですが、知識の有無を問われている以上、知識が無ければ答えようがないですよね(^_^;)

ここが2次試験と大きくことなるところです!

※2次試験は知識ではなく「能力」が問われています。そのため事前に知識を詰め込んでおく必要はありません。与えられた情報(与件文)をどう読み、どう考え、どう記述するか、の勝負です。




この記事の「価値」は?

誤解を恐れずに言えば、1次試験は「受かる試験」です。

なぜなら、1次試験は2次試験とは異なり「絶対評価」だからです。つまり、自分との戦いです。1次試験に限っていえば、他の受験生は全く関係ありません。

そして、繰り返しになりますが、1次試験は「決まった範囲をどれだけ我慢して覚えたか」の勝負です。

つまり、誰であっても「時間さえかければ」いずれは突破できるということです。仮に、無策で突っ込んだとしても、めちゃくちゃ時間はかかるかもしれませんが、いずれは突破できます。

続けさえすれば、誰でも、いずれは合格できます。

しかし、そのような中で、唯一、受験者間で“違い”が生じるところがあります。

それが、

合格までに要する“期間”

です。

1次試験対策を始めてから半年もかからず短期間合格できる人もいれば、合格までに1年や2年、あるいはそれ以上の期間を要する人もいます。

ここが本記事のポイントです。

つまり、本記事の価値は、「1次対策に費やす時間の“短縮化”」です。

いずれ受かるからといって、無策で突っ込んで時間を浪費したくありませんよね?

貴重な人生、限りある時間を奪われたくはありませんよね?

「中小企業診断士1次試験対策」に費やす時間は最小限にしたいですよね?

できることなら、効率的な学習でサクッと1次試験を突破したいですよね?

浮いた時間をより有意義なことに使いたいですよね?

家族との時間や自分の趣味の時間に使いたいですよね?

あなただけの問題ではありません。周りの人たちにも我慢を強制させてしまいます。そのような方々のためにも1次試験対策の時間は最小限にしたいですよね?

ただし、「勉強時間の短縮化」といっても、あらゆる1次試験対策が“短縮化”に寄与します。

その中で本書がお伝えすることは"「暗記」という側面”からの時短へのアプローチ方法です。

個別の論点について解説したり、理解を深めたりするものではありません。私は学問に関する専門家ではありませんので、それについては各分野の専門家にお任せしたいと思います。
そもそも、内容についてはテキスト等で大変詳しく解説されていますし、仮にテキストでわからない箇所があったとしても、ネットで検索すれば、わかりやすく解説してくれる記事がたくさん出てきますので、内容についてはそれらを使えば十分理解可能だと思います。
また、オススメ教材などの紹介でもありませんので、その点についてあらかじめご留意ください。


自己紹介


ここで簡単に自己紹介をさせていただきます。

ペンネーム:独学男(こーちゃん)
年齢:30代半ば
学習スタイル:独学
受験歴:以下のとおり
 2013年 夏、勉強開始
 2014年 1次試験合格、2次試験不合格
 2015年 1次試験パス、2次試験不合格
 2016年 1次試験合格、2次試験不合格
 2017年 1次試験パス、2次試験不合格
 2018年 未受験(仕事の関係により)
 2019年 未受験(〃)
 2020年 1次試験合格、2次試験合格

2次試験4年連続不合格という、とんでもない「大しくじり」をしました。

しかし、この大失敗の陰に隠れておりますが、実は、1次試験は過去3度受験し、全て7科目一発合格しております。

2014年と2016年の1次試験受験時は、私もまだ若く、体力もあったことからがむしゃらに勉強して突破することができました。
しかし、2020年の1次試験受験(3回目)においては、家族が増え、仕事面でもポジションが上がり、業務量が増え、勉強時間の確保がかなり厳しく、また、年々年老いていき、そもそも暗記自体がツラくなっていく…
さらに、2016年の1次試験受験(2回目)から時間も空いたため、せっかく覚えた内容もすっかり忘れていて貯金はゼロ…
そのような状況の中で、再び一発合格できたのは、これからお伝えする「最強のツール」による効果であると断言します!


暗記のメカニズム

既に述べたとおり、知識試験は「決まった範囲をどれだけ我慢して覚えたか」の勝負です。

つまり「暗記」です。

「いかに効率よく暗記できるか」が短期合格のカギです!

そこで、「最強のツール」をお伝えする前に、一度「暗記」について考えたいと思います。

既に皆さんご存知のとおり、人間の脳は次から次へと「忘れる」ようにできています。

それではここで問題です。

Q:脳の仕組みとして、覚えたことを「忘れる」ようにできている中において、どのようにしたら暗記できるのでしょうか?

答えは「繰り返し」です。(当たり前のことをドヤってしまい申し訳ございません笑)

繰り返して覚えるしかないんです!忘れたらまた覚えればいいのです!

「忘れる」ことはしょうがないことです。

“何もしなければ”どんどん忘れていきます。こればかりはどうしようもできません。

何もしない → だから忘れていく…

だったらどうしたらよいか?

答えは簡単ですね!「何か」をすればいいんです!

その「何か」が「繰り返し」です!

何度も繰り返す。何度も反復する。何度も復習する。それしかありません。

忘れることを気にせずに、忘れる前提で「繰り返し」学習するしかないのです。

時間の経過とともに記憶は薄れていきますが、繰り返し学習することで記憶が強化されます。繰り返すことで、より強力に記憶できるようになるのです。情報がしっかりと頭に定着します。

「暗記」するためには何度も何度も「繰り返す」ことが大切

当たり前ですが、これが1次試験を効率的に突破するためにとても重要なことです。


言うは易く行うは難し


「繰り返し」が大切であるということは、おそらく誰しもが知っていることだと思います。

「繰り返し学習することが難しいから大変なんだろ!」

そんなお叱りを頂戴しそうですが、これに対する解決策は…あります!あるんです!!!

学生時代と違い、学業が本業ではなくなり、なかなか勉強時間が確保できない忙しいビジネスパーソンにこそハマる手段が…あるんです!!!

この時代だからこそハマる手段が…あるんですッ!!!

でも、それをお伝えする前に、なぜ、中小企業診断士1次試験対策は「繰り返し学習」が難しいのか、その原因を考えてみたいと思います。(焦らしてすみません笑)

原因を正確に理解すれば、「課題」が自ずと明確になり、お伝えする「解決策」がなぜ良いのかをより理解しやすくなると思います。


繰り返し学習が難しい、その原因


私が思う原因は次のとおりです。

  1. 出題範囲が広いため

  2. いつでもどこでも勉強できるわけではないため

これについて、少し詳しく説明します。


<原因①>出題範囲が広いため

単純な理由です。範囲が広いんです!1科目1科目の出題範囲が広いんです!しかも、それが7科目もあります。そのくらいボリュームがあるものを「繰り返す」のは当然大変です。

そのため無策で突っ込むとどうなるか…

  • 1科目1周した頃には最初に覚えたことをすっかり忘れている…

  • 1科目しっかり覚えたつもりでも、2科目目、3科目目と学習を進めるうちに、前に学習した科目をすっかり忘れている…

こんなことがザラに起こります。

しかし、泣き寝入りしたところで出題範囲が狭まるわけではありません。「出題範囲の広さ」については受け入れるしかありません。


<原因②>いつでもどこでも勉強できるわけではないため

出題範囲が広いということは、必然的に過去問集等も分厚くなります。

つまり、持ち運びが「不便」ということです。

常に携帯できるレベルの厚さではありませんので、ふとスキマ時間ができたとしても、その時間を有効に活用できないのです。自ずと勉強時間は限られます。

まとまった勉強時間が確保できればいいんですが、仕事や学業があれば、なかなかそれも難しいですよね(^_^;)

家族がいたりすれば尚更です。一人の時間はなかなか確保しづらいものです。(…私だけではないですよね(・_・;)?)

以上が私が考える原因です。

まとめると、

出題範囲が広いから、少しの時間でも有効に活用して、勉強する時間を少しでも多く確保しないと到底試験範囲をカバー出来ないのに、過去問集が分厚すぎて持ち運びに不便なため、スキマ時間を有効活用できない。

ということです。

これが、「繰り返し」学習を困難にする要因です。


課題は「○○○○」の有効活用!

原因がわかれば課題も見えてきます。

結論からいうと、課題は「スキマ時間の有効活用」です。

繰り返しになりますが、物理的に出題範囲は決まっています。これを狭めることはできません。出題範囲が広いのであれば必然的に学習に要する時間もより多く必要となります。出題範囲と学習時間は基本的には正比例の関係です。こればかりはどうしようもできません。

しかし、「スキマ時間」を有効に活用することはできます!

ここなら自分のやり方次第で「変える」ことができるのです!

本業や家族サービス等で忙しい人にとっては、むしろ、「スキマ時間を有効に活用するしか手段は残されていない」と言えます。

出題範囲が広い(←変えようがない)

多くの勉強時間が必要となる(←変えようがない)

スキマ時間を有効活用できていない(←変えられる!

数少ないまとまった勉強時間だけでは繰り返し学習が困難

「出題範囲が広いから、1秒でも多く勉強時間を確保したいということは理解できるが、スキマ時間程度では大きな変化は望めないのではないか??」

このようなお声も聞こえてきそうですが、スキマ時間を甘く見てはいけません。

「一円を笑う者は一円に泣く」という言葉があるように、スキマ時間だって決して馬鹿にできないのです。

スキマ時間を有効活用できれば、1日あたりの学習時間が増え、結果的に学習「期間」はかなり短縮できます!


【スキマ時間の有効活用による効果①】学習時間の確保

こちらは先ほどから申しているとおりです。これまで有効に活用できいなかったスキマ時間を活用できるようになれば、当たり前に学習「時間」は増えますよね。

そして、スキマ時間は実はめちゃくちゃ存在しています!

・朝起きてベッドの上でゴロゴロしているとき
・通勤電車が来るまで
・通勤電車の中
・仕事の休憩時間(コーヒーブレイク等)
・お昼休み
・ランチ注文後、商品が届くまで
・家のソファーでテレビを見ているとき
・家でゆっくりコーヒーを飲んでいるとき
・特に目的もなく、スマホをいじっている時間
etc.

いかがでしょうか。これ以外にもスキマ時間は山ほどあると思います。

まさに「塵も積もれば山となる」ですね!

「これまで勉強に使えていなかった時間を勉強に使えるようになる。だから勉強時間が増える。」という、ある意味当たり前のことですが、これも立派なメリットです。


【スキマ時間の有効活用による効果②】暗記力の向上

この効果がスキマ時間を有効活用する最大のメリットです。詳しく説明します!

スキマ時間はその名の通り、各タスクの隙間に生じたごくわずかな時間です。

そのため、スキマ時間は「新たなことを覚える」のには不向きです。時間が短すぎます。

ならスキマ時間は何に使うのか?

それは「復習」です!

一度でも見たことがあるもの、解いたことがあるものであれば、たった1、2分のスキマ時間であっても、それなりに復習できます。3、4分もあればかなり復習できます。

そして、スキマ時間は既に述べた通り、一日のうちに何度も生じます。

つまり、一日のうちに、何度も何度も復習できるということです!

「暗記のメカニズム」でお伝えしたとおり、何かを覚えるために必要なことは「繰り返し」です。スキマ時間を復習に充てれば何度も復習できる。だから、めちゃくちゃ覚えられるのです。

例えば、出勤前の朝の時間しかまとまった勉強時間が確保できない人がいたとします。スキマ時間を勉強に使えない場合、次の勉強の機会は翌日の朝になります。つまり、少なくとも1日は空いてしまうということです。さらに、毎回全てを復習できるわけではありません。科目によっては2日、3日、あるいはそれ以上、復習間隔が空いてしまうこともあるでしょう。これでは、せっかくやったところもなかなか覚えられませんよね。「復習」頻度が少なすぎるのです。これでは脳の「忘れる」という本能に逆らうことはできません。

一方、スキマ時間を有効活用できれば、1日のうちに何度も復習できるようになります。しかも、それが毎日続くのです。覚えられないわけがないですよね?事実、めちゃくちゃ覚えられます。エビングハウスの忘却曲線?そんなのは全く意識する必要がありません。だって、毎日、何回も、復習できちゃうからです!

スキマ時間の有効活用は、「暗記」との相性がバツグンなのです!

以上が、スキマ時間の有効活用による効果です。

単に勉強時間を少し多めに確保できるというレベルではないことがお分かりになったと思います。

「暗記のメカニズム」をうまく利用した超暗記法なのです!

中小企業診断士1次試験に限らず、「知識」試験対策ではスキマ時間を使わない手はありません。

いかがでしょうか?

スキマ時間を有効活用することによる素晴らしい効果がお分かりになりましたか?

「スキマ時間の大切さは十分理解してるよ!早くその最強のツールとやらを教えろ!」

そのようなお声が聞こえてきそうなので(笑)、それではいよいよ、スキマ時間を有効活用するための「最強のツール」をお伝えします。


知識試験攻略の『最強ツール』はまさかのコレ!?

大変お待たせ致しました。

それでは『最強のツール』をご紹介します!

それは、

普段の仕事で使用している「メールシステム」

です!

理想はスマホからアクセスできるメールシステムです。

それさえあれば、職場では自身のパソコンから、そして、職場外では自身のスマホからメールシステムへアクセスが可能となり、いつでも、どこでも、スキマ時間が勉強時間に早変わりします!

「なんだよ、期待して損したよ!メールシステムのどこがいいんだよ!もっと便利なツールが他にもあるだろ!」

そのようなお叱りをまた頂戴しそうですね(^_^;)

確かに、現代においては、アナログからデジタルまで様々なツールが存在します。

そのような中で、『最強のツール』がまさかの「職場のメールシステム」ということで「冗談だろ?」と思われた方もいるかもしれませんが、暗記する上で大切なことは「繰り返すこと」であり、その点において、「職場のメールシステム」に勝るものはありません!

なぜなら、「職場のメールシステム」が「職場で最も使用するから」です。

当たり前ですよね。

例えば、「スマホを使うから、いつでもどこでもスキマ時間を使って勉強できる」などと謳っているスマホ対応の通信講座などもありますが、職場で使用できますか??

たとえ休憩時間であったとしても、職場のデスクでスマホやiPadを堂々といじるのは若干気が引けますよね??

職場でのスキマ時間は意外と多いので、そのスキマ時間を使えないのはかなりの痛手です。

また、職場パソコンからアクセスできるオンラインツールだとしても、やはり仕事と関係のないものを職場のパソコンで見るのは同じように気が引けますよね…

つまり、これもまた復習を妨げる要因になります。

でも、「職場のメールシステム」ならどうでしょうか??

職場のメールシステムを職場で見る…
何か問題でも??

つまりはそういうことなんです!

職場での学習において、「職場のメールシステム」以上に抵抗なく使えるものはありません!

だから「普段の仕事で使用しているメールシステム」が最強なのです!

休憩時間に職場のメールシステムを堂々と使用する、これに勝る方法はありません!

※仕事中は仕事に専念しましょう!

ちなみに、私の職場のメールシステムは「Gメール」です。Gメールであれば、スマホからのアクセスが大変容易で非常に使い勝手がいいです!

それでは「メールシステム」を活用した具体の学習方法について、そのやり方の詳細をお伝えします。


ドラフトメール一元化


やり方は至って単純です。

過去問を解き、そこでの学びを「ドラフトメール」へ記入する

たったのこれだけです。

具体的な手順について解説します。

※自宅での学習がメインであると想定します

  1. (これまでどおり)自宅で過去問集をメインに、しっかりと学習する

  2. 【新規】「わからなかったところ」をスマホを使ってメールシステムの「ドラフトメール」に書く

たったのこれだけです。

②が新たに追加されただけです。

あとはスキマ時間にドラフトメールを見返してください。

職場では自身のパソコンから、職場外ではスマホからメールシステムにアクセスしてドラフトメールを"繰り返し”ご覧ください!

先ずは一つでもいいので、わからなかった、あるいは間違えた問題をドラフトメールにメモしてみてください。
きっと、「ドラフトメール一元化」の効果に驚くと思います。
「これだけ見ればさすがに覚えるわ!」と言いたくなる程覚えられます。


留意事項

ドラフトメールへ書き方は自由ですが、次の2点だけはご留意ください。


(留意事項1)わからないことをメモしよう!

点数を伸ばす唯一の方法は、

「試験に出る範囲で、解けなかった問題が、解けるようになる」

これ「だけ」です!

こちらは私が大変お世話になった書籍「過去問で効率的に突破する!「中小企業診断士試験」勉強法」(著者:斎尾裕史氏)の一節です。

これには大変衝撃を受けました!

全くもってそのとおりですよね!

試験範囲外のことを覚えても得点アップは見込めません。また、自分が既にわかることを勉強してもこれもまた得点アップは見込めません。

それにもかかわらず、既に覚えているところ、既に解ける問題を繰り返し勉強してませんか?試験に出ないところを必死にノートにメモしてませんか?

それで勉強した気になってませんか?

それがダメなんです。それでは得点アップは見込めません。

だから、ドラフトメールへ書くのは「試験に出る範囲で、自分がわからなかったところ」だけにしましょう!

具体的には「過去問」「自分が解けなかった」問題です。間違ってもテキストの内容はメモしないでくださいね。

※テキストには理解を促すために、試験に出ないこともふんだんに盛り込まれているため要注意です。

(留意事項2)自分の言葉でメモしよう!

自分さえわかればそれでいいんです。だから、自分にとってわかりやすいようにまとめましょう。解説を一言一句丁寧に入力する必要は一切ありません。ポイントを絞ってメモしましょう!

そうすることで、メモを入力する手間が軽減されます。

また、要点に絞ることで「復習スピード」が格段に向上します。

さらに、自分の言葉でまとめた内容なので、見返したときの理解度も向上します。

過去問集の冗長的な解説は読むだけでも一苦労ですよね(;^_^A

参考までに、私のドラフトメールのほんの一部を公開します。

(例)私のドラフトメール

【財務会計】
・投資建物にかかる減価償却費 → 営業外費用

【運営管理】
・【頻出】床面積が1万㎡を超える大型店舗の出店が可能な地域
 →『近隣商業地域』、『商業地域』、『準工業地域』

【情報システム】
・ホットプラグ
 →電源を切らずに(暖かいままの状態で)接続の抜き差しができる機能
・プラグアンドプレイ
 →OSがデバイスを自動的に検出して最適な設定を行う機能
 ※「プラグに挿せばすぐにプレイ可能」イメージ


Q&A

Q:ノートにメモするのではダメか?

A:ダメです!

わざわざ持ち運びに不便なノートに書く意味がありません!
持ち運びに不便ということは当然に「繰り返し」の頻度が落ちます。復習回数が減ります。これだけでもノートは「暗記」には不向きだということがわかります。学生ならまだしも、仕事をしている社会人にとってはノートは尚更不向きです。

また、ノートは「書きやすい点」も問題です。
書きやすさの何が問題かというと、最終的に解説の丸写しになってしまう恐れがあるからです。デジタル入力は手書きほど自由ではありませんが、その不自由さがシバリとなり、「考える」ことを強制してくれます!自分で考えて要点だけをメモするようになります。

以上から「ドラフトメール」が適してることがわかります。


Q:スキマ時間に1次対策関連記事を読むのはダメか?

A:ダメです!

既に述べた通り、点数を伸ばす唯一の方法は「試験に出る範囲で、解けなかった問題が、解けるようになる」だけです。
その観点から考えると、「過去問で自身が解けなかったところを復習する」これに優ることはあり得ません。

1次試験対策関連記事との上手な付き合い方は、「過去問解説やテキストを読んでもイマイチ理解できないところをピンポイントで調べる」ことに使いましょう!

「復習」はドラフトメール一択です。


耳勉のすすめ

これまで何度も述べてきたとおり、1次試験(知識試験)で大切なことは「繰り返し」です。

何度も何度も復習する、そうすることで知識が定着します。

そして、「スキマ時間」こそ繰り返しに最適な時間であることをお伝えしてきました。

しかし、スキマ時間といっても、手を使えない、あるいはスマホを操作できないスキマ時間もありますよね。

そこでオススメなのが「耳勉」です。

耳勉であれ何であれ、目的は同じです。「復習頻度をより高める」ことです。

スマホを操作できないスキマ時間であっても、耳を使って勉強し、スキマ時間を極限まで有効活用し、復習回数を上げて暗記力を高めましょう!

ちなみに、私はランニング時に聞いていました!


オススメの耳勉教材

耳勉のオススメ教材は、何といっても「ダンシくんのサブノート」です。

YouTubeで検索すればすぐに出てきます。

こちらは本当に素晴らしいコンテンツです!使わない手はありません!

  • YouTube動画だから誰でも視聴可能

  • 一問一答形式でテンポが良い

  • 試験範囲が広くカバーされている

  • 知識のおさらいに最適

  • 男性の声と女性の声を使い分けていて聞き取りやすい

  • 一つの動画が15分程度だから高速回転が可能

  • 声に癒される

  • 気分転換にも最適


使い方

ダンシ君のサブノートは「知識のおさらい」に最適なコンテンツです。

逆に言えば、「初めての論点を学習するのには不向き」ということです。

何も学習をしていないゼロの状態から、この動画を見て果たして効果的かと言われると疑問があります。

一問一答形式という性質上、どうしても詳しく解説することが困難だからです。

体系的な学習が困難なうえ、さらに耳勉(音声のみの学習)となると尚更初学者にはハードルが高いのが現実です。。。

しかし、「知識のおさらい」であれば話は別です。

一度学習した内容であれば、耳勉であっても十分な学習効果が得られます。

また、一問一答形式のリズムの良さが「繰り返し」に適しています!

だから、ダンシ君のサブノートは「知識のおさらい」に最適なのです!

ある程度学習を進めた人にとっては、スキマ時間を有効に活用できる効果的な学習方法といえます!

是非、「耳」もフルに使い、スキマ時間を究極まで有効活用しましょう!

これについては、先に述べた「試験に出る範囲で、自分がわからなかったところを覚える」という側面から考えると、「自分がわからなかったところ」以外、つまり、既に自分がわかるところも当然ながら音声コンテンツとして登場します。しかし、だからといってこのコンテンツはダメだ、とはなりませんよね。既に自分がわかるところについてメモを取るわけでもないので、そこは聞き流せばそれでOKです。


きっかけを与えてくれた書籍


(カバーを紛失してしまいました…)

タイトル「コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた 7つの仕事術」(ダイヤモンド社)

こちらの書籍との出会いは2018年?2019年?頃だったと思います。

当時の私は自分なりの“仕事術”が確立できておらず、日々もがき苦しむ、そんな毎日を過ごしていました。特に何か問題を起こしたというわけではありませんが、いまいち成長が感じられない。優秀な社員との差は開く一方で、常に漠然とした不安を感じていました。

そのような状況を何とか変えたいと思い、がむしゃらにビジネス本を読み漁っていた時に、こちらの書籍と出会いました。

著者の「Shin」さんは、コピーすらまともにとれず、上司に罵倒され、そして鬱病になってしまうという暗黒時代を経験しています。そこから試行錯誤し、完成させた仕事術がコチラの書籍に凝縮されています。

「ドラフトメール一元化」もその一つです。

コチラの書籍の何がいいかというと「具体と抽象のバランス」です。「仕事ができる人が兼ね備えている能力」を抽象的にまとめつつ、それらの能力を高める手段については、動作レベルまで具体的に記載されています。
こちらを読むだけですぐに行動できてしまうのが大変素晴らしいと思います。超実践的な内容になっています。

ちなみに、私は今でもこの7つは実践しています。実践するだけの「価値」が本当にあるからです。

仕事に対する向き合い方について、少しでもお悩みの方は是非一度ご覧ください。(控えめに言って、めちゃくちゃオススメです)


「ドラフトメール一元化」の用途は1次試験対策に留まらない


この「ドラフトメール一元化」は、1次試験だけにしか使えないような汎用性の低いものではありません!

「覚える」ことが必要なものであれば、全てに応用可能です!

既に述べたとおり、上記書籍では、「仕事」で学んだことをドラフトメールにメモし、それを繰り返し見ることで「吸収力」の向上を図っていました。

  • 同じミスをしたくない

  • 日々の学びを自身の血肉へと昇華させたい

  • 成長スピードを上げたい

仕事をしていれば誰しもが当然に思うことではないでしょうか?

それならどうするか?

ドラフトメールにメモしましょう!
そして、繰り返し読み返しましょう!
そうすることで吸収力を上げましょう!成長スピードを上げましょう!

私もモチロン仕事における学びをドラフトメールにメモしてます!(そして、トイレに行く前にサラッと読み返しています)

また、私の場合は「本」を読む際にも「ドラフトメール一元化」を活用しています。

大切だと思うことを自分の言葉でドラフトメールにメモし、そして、スキマ時間でそれを読み返すことで、本の内容をしっかりと吸収することができ、「読んでも身に付かない」という状況から脱することができます。

様々な読書術の本が出版されておりますが、もっとも負荷が無く、ラクに継続でき、そして、最も本の内容が身に付くのは「ドラフトメール一元化」以外にない、というのが私が辿り着いた結論です。

だってそうですよね!?
ドラフトメールへのメモでは難しいルールは一切ないんですから!
継続するハードルはめちゃくちゃ低いですよね!

そして、本の内容を吸収する、つまり、知識としてしっかりと定着させるためには、「繰り返し」が必要であり、その点において「ドラフトメール一元化」の右に出る者はありません!

さらに素晴らしいのが、ドラフトメールへのメモ内容はブログやX(旧Twitter)等へコピペして発信することも非常に容易という点です。

既に入力した内容をコピペすることで再入力の手間が省けますよね。このように、現代のアウトプットツールとの相性も抜群です。

「インプット」と「アウトプット」、そして、その効率と効果、手間といった側面から客観的に判断すると「職場のメールシステム」を活用した「ドラフトメール一元化」が最適なツールといえる!


最後に


冒頭で述べたとおり、1次試験は「受かる試験」です。

職場のメールシステムを活用した「ドラフトメール一元化」を使えば、効率的に知識を習得でき、短期合格も可能になると思います。

しかし、2次試験はそうはいきません。

なぜなら、2次試験の場合は、2次試験を受験する方の中から「上位約2割しか合格できない」試験だからです。(表向きは6割平均で合格となってますが、実際は「相対評価」です。上位2割だけが6割を取れて合格できる試験です。)

だから、「続けてさえいれば、2次試験であってもいずれ合格できるだろ」と、もしお考えの場合は、今すぐその考えを改めてください!

じゃあどうしたら良いのか?

それは、
「2次試験で問われていることを見極め、理解し、そして、本質的な対策を、誰よりも多くやる!」
これ以外に方法はありません。

次のような人は大変危険です!

  • 1次試験合格で浮かれている人

  • 2次試験も知識試験だと思っている人

  • 過去の合格体験に引っ張られ、1次試験と同様に「とりあえず暗記」で乗り切ろうとしている人

(↑過去の私です…)

もし、このような状況であるとしたら、先ずはこちらをご覧ください!
この記事では、私の4年連続2次試験不合格という「大しくじり」から見えた2次試験対策の「結論」を全力で解説しています。(私の全てをここに置いてきました!)

これでサクッと「本質」を理解し、残りの時間を本質的なトレーニングに使いましょう!

2次試験は他の受験生との"競争”です。本質的な対策抜きで上位2割に入れるほど簡単な試験ではありません。受験生は猛者ばかりだからです!

そのような中、試験は年にたったの一度きり…
一度失敗したら、次はまた「1年後」…
…長すぎますよね(;^_^A

限りある人生の「残り時間」を有効に使うためにも、今回でケリをつけましょう!

2次試験の本質を理解し、そして、本質的な対策に時間を使いましょう!

試験対策で必要なお金は惜しまないでください!
「1年間足踏み」の方が実質的な損失は大きいです!
※私は貴重な人生の時間を4年間も「足踏み」してしまいました(T ^ T)

毎日の24時間は「人生の残り時間」。
今回でケリをつける、その覚悟が必要!

以上です。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

(まとめ)
・1次知識は「ドラフトメール一元化」でラクラク暗記
・2次対策は早期着手が望ましい
・ただし、2次試験対策は「本質」が見抜けていないと痛い目を見る
・先ずは「本質」を理解する。トレーニングはその後!



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