見出し画像

あなたの「変えたい」は、何パーセント?~考えごとを”質”×”量”で捉えよう~

変わりたいけど、変えられない。
日々の生活のなかで、頭によぎることはないでしょうか?
それは、体質改善についての気持ちだったり、お休みの過ごし方だったり、人それぞれにあると思います。

私は、フリーランスとしてバックオフィスや電子書籍の制作をしており、今後の仕事の方針を考えるときに「なにを変えたいか?」と自問します。
これまでは、仕事の種類(質)をどう変えるかと考えることが多かったのですが、『徹底的に数字で考える。』を読んで考えごとを数字(量)で捉えてみようと思いました。

*要約
調べればなんでも情報が手に入る時代。あらゆるデータを簡単に取得できるようになったために、思い込みや主観で物事を論じる人の「ウソ」はすぐにばれてしまう。今後は、事実(数字)をベースにして考えたり話したりすることが常識になる(しなければならない)。

何%を変えたい?と数字で考える

たとえば、「今の仕事内容のうち、何%を変えたい?」と量の観点から捉え直してみました。


この問いを自分に投げかけた結果、「30%くらい」と具体的に考えることができました。そうすると、なぜだかとても安心したのです。


なぜかというと、不足と充足の視点が入れ替わったからです。変えることを質で考えていたときは変えたいことばかり(不足)に注意がいっていました。

だけど、量で考えると「70%は変えなくてもいい。」と自分が思えていることに気がついたのです。つまり、30%は変えたい、70%は変える必要はなく満足していることが自分のなかではっきりしたのです。

そうわかったときに、漠然とした変な焦りは少なくなっていきました。これまでの仕事の方針を、一部分は肯定し、一部分は見直す。これを繰り返していけばいいのだなと思えたことは、気持ちの面で大きなプラスでした。

画像1


たとえば、ダイエットをしたいと考えている人も、あたりまえですが全体重を削減する必要はありません。体重のうち5%、10%…を減らしたい。それは視点を変えると、体重のうち95%、90%…はOKともいえます。それをふまえたうえで、ではどのように減らしていく?とダイエットの質の部分であるアプローチを考えていく。
考えごとを、”量”と”質”の両方から捉えて具体化を進めていく。そうすると、無用な焦りが少なくなる。そのために、数字で考える習慣をより意識していく。今回は、その大切さを身をもって感じました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?