スキルがないままフリーランス6年目に突入しました
2018年の1月に正社員を退職し、フリーランスとして独立しました、ゆーねこです。なのでそろそろフリーランスとしては6年目なのですが、振り返ると専門スキルがないまま活動してきたので、今日はその経験からお話できることを考えてみました。
私の周りの友人知人たちは優秀な人材ばかりで、
マーケター
PR
イラストレーター
デザイナー
エンジニア
薬剤師
介護士
教師・コーチなどなど
なにかしら自分の専門があって、その道を続けている人が多いんです!
ま、まぶしい…。
■業務委託でパラレルワークしています
一方で私は「コレ」といった職種に絞らず、indeedで検索して良いなと思った業務委託案件を受けるばかり。
「なんの仕事やってるの?」と聞かれると、最近は「バックオフィス系の仕事やってます」って答えることが多いですが、バックオフィスというのは運営・管理の分野というだけなので、特定の業務やスキルを指すわけではありません。
例えば最近やってるタスクをいくつか挙げると
管理システムの操作
webコンテンツ作成
売上を上げるための施策のお手伝いなど
マーケティングといえばマーケティングのような…
必要であれば営業も接客もするし
コンテンツ作成はライティングみたいなものだし
SNS運用もするし、イラスト描いたりもする。
なんでも屋かな?
ちなみに他にも日本語教師、大学講師などもやっています。
いろんなタスクがありますが、実はどれも私じゃなくてもいいんです。
同じことができて、私よりスキルが高い人は他にたくさんいるので。
ではなぜ、クライアントは私に依頼してくれるのか?
言い換えると、専門性がなくても依頼されるフリーランスになるにはどうしたらいいのか?
■スキルがないフリーランスが生き延びるためのコツ
得意から入って業務を広げる
正直言うと、スキルなしフリーランスが業務委託を受けるのはけっこう難しいです。フリーランスの数は年々増えているし、優秀なフリーランスは多いし。
でも、専門とまでは言わなくても、他の人よりちょっと得意なこと・経験が多いことは誰でもあるのではないでしょうか?得意なことを活かす業務をとっかかりにして、他の追加案件も獲得することがおすすめです。
そのあたりの見極めは自己分析しないとわからないかも。私の場合は、英語がその「ちょっと得意なこと」でした。
海外に住んでいたので英語が少し話せる
↓
オンライン英会話講師は大量採用しているので採用される
↓
業務改善の提案をする
↓
バックオフィス業務を受注する
こんな感じで、専門でないけど平均的な日本人の英語よりは話せるので、英会話講師から入る。そこから他案件も追加受注する…というのが私が手口(笑)です。
専門性より柔軟性を伸ばす
もちろん医療だとかエンジニアだとか、専門性の高さが必要とされる分野はありますが、専門性の高さを求められない仕事っていうのもけっこうあると思うんですよね。
スタートアップ企業や新規事業部とお仕事をする機会が多い私は、専門性より柔軟性を重視されていると感じることのほうが多いです。クライアントとしても、もちろん質は大切だと思いますが、その根幹にあるのは「プロジェクト・事業を成功させたい」という気持ちです。クライアントの気持ちを優先して柔軟に対応してくれるフリーランスが重宝されます。
分野によっては、柔軟性は専門性の高さに負けないくらい大きな強みではないでしょうか?
最後まで丁寧に仕事する
クライアントのニーズがあることで、他のフリーランスができないことをやって目立つと信頼って積み重ねられるのではないかと思っています。
その一つが仕事を完遂すること。
意外に途中で失速したり連絡とれなくなるフリーランスはいます。そんな中で、依頼いただいた仕事を最後までやり遂げることは心がけています。言い換えると、最後までやれなさそうな仕事はなるべく受けない(^^;)
フリーランスは仕事の取捨選択ができるので、よけいに自分の選択には責任を持つことが求められるのかなと思います。
■専門を決めないメリットもある
「ゆーねこも色々手を出してないで、ひとつに絞ってスキルを伸ばした方がいいよ!」と有能デザイナーの友人に言われたこともあります。
まぁ私飽きっぽいしね…と濁しましたが、実際は自分に自信がないんですよね。一つの方向に突き進んで、箸にも棒にもかからなかったとき、どうしたらいいものかと心配しちゃう。
専門を決めないメリットとして、こんなふうに覚悟ができない私でもパラレルワークすることでリスクヘッジができます。あと、職種を決めないことで間口が広がり、チャンスが増えますよね。そうやって、専門ではないけど業界的な経験は積んでいきたいなと思っています。
専門スキルがないけどフリーランスでやっていきたい人の参考になれば嬉しいです。一緒にがんばりましょう〜。
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