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【在宅フリーランス】安定して月30万稼ぐまでのロードマップ|バックオフィス業&講師業

こんにちは。
バックオフィスや講師業でフリーランスをしているゆーねこです。
この記事では、もし私がもう一度ゼロから在宅ワークで月収30万円を達成したかったら、こういう手順を踏むだろうなぁと思ったのをまとめました。

たくさんご感想やシェアありがとうございます!
ひとりじゃないと感じてうれしい(´;ω;`)一緒にがんばりましょうねぇ!

▶著者について

新卒から約6年間は正社員をしていました。
・元社畜(手取り13万円残業200時間だった頃も)
・営業アシスタント
・経理、総務など事務
・子ども英会話スクール講師
こんな感じで職種を転々としていたため、専門スキルはなし。
得意なこと(当社比)は英会話。留学経験があるので少し話せます。
苦手なことは、営業、マルチタスク、気遣いです。収入は上げたいけど意識は低い。コミュニケーション力も低め。苦手なことはたくさんあります!!

正社員を6年経験したあと、退職してフリーランスになり、現在6年目。
実は私、フリーランスになってからの6年間、特に苦労することもなくのらりくらりと活動しているんです…。

いや、それなりに頑張ったとは思います(;・∀・)
ただ、よく聞く「駆け出しのときは時給単価が数百円だった」とかはなく、開業初月から月収30万円台でした。

今も子育てしながら完全在宅のお仕事で、正社員の頃の月給を優に超えています。(直近1年間の平均月収は55万円くらい)

…そういうお金の話をすると怪しく思われるかもしれませんが、やっていることは至って普通です。基本的には企業からの業務委託で、
・Webメディアの運営サポート
・日本語/英語などのオンラインレッスン
それにプラスして、ココナラでスプレッドシートを作成する代行など。

どの案件もオンラインで完結するため出社する必要もなく、勤務時間も決まっていないので自分のタイミングで作業やレッスンができます。月に何百万円も稼げるわけじゃないけど、収入面や働き方はまあまあ順調な方だと思います。

それをずっと、「私はラッキーだったんだな〜」くらいで片付けていたんですが、それだと再現性がないので、
「何が要因でこの結果が出たのか?」
「自分くらいのスペックなら、月収いくらくらいが妥当か」
「そのためにはどんなステップを踏むと再現できるか」

を真面目に考えてみました。

▶こんな人は参考になるかも

  • フリーランスの働き方に興味がある人

  • 月収10万円以下で伸び悩むフリーランスの方

  • バックオフィス業務、講師業務に興味がある人

  • パラレルワークに興味がある人

特に、月収が伸び悩む人や、フリーランスの働き方には興味があるけど収入面に不安がある人などに向けて真剣に考えて書きました。

また、私自身がバックオフィス系とレッスン系の兼業で落ち着いたので、この分野のメリット・デメリットはよくわかっているつもりです。同じような働き方を考えている人にも参考になると思います。
逆に、デザイナーとかエンジニアなど専門スキルを要する職とは考え方が違うかも。。。

メンバーシップ限定記事にしようかと思ったのですが、書き始めたら思った以上にいい内容なんじゃないかと思って(自画自賛)在宅ワークに興味がある多くの方の目に止まりますようにと願い、全体公開することにしました。もしかしたらあとで限定記事に変更するかもしれませんが。

▶こうするとゼロから月収30万円は再現できると思う。

私はいろいろなご縁が重なり平均55万円くらいの月収になったのですが、たぶんやり直したら月30万円くらいが妥当な収入だと思います。
バックオフィス系の業務は継続案件が多いので、安定して月30万円を稼ぐことは現実的(簡単とは言わないけど)。

それではステップ0からいってみましょう。

STEP 0. (準備運動)ブログやSNSで発信する

「なんか正社員以外で稼げるようになったらいいな〜」とか「企業に属せず働けたらいいな〜」みたいに、フリーランスを視野に入れ始めた段階の話です。SNSやブログで、自分のできることや得意なことをアウトプットしていきましょう。

「毎日ツイートするべし」とか「フォロワーを増やしましょう」とか言うつもりは毛頭ありません。発信の目的は、「言語化に慣れること」です。

私自身は、約10年前「自然な英語フレーズや国際恋愛の様子を紹介するブログ」を運営していました。(元彼との破局により現在はブログ閉鎖済みw)
無料で使えるアメブロでした。

そんなたいそうな内容ではなかったのですが、それでもブログで発信を続けていると、頭の中にふわ〜っと浮かんでいることの言語化に慣れていくんです。
いただいたコメントなどから「こう表現すると面白いのか〜」とか「自分ってこういう人だと思われやすいのか〜」みたいなのを学ぶことも面白かったですね。

結果として、ブログやSNS発信を通して
自分はどんな人か。
どんな経験や知識があるのか。
何を提供できるのか。

というのがイメージできると思います。スキルや経験の棚卸しですね。

そういう「自分のプロフィール」的なことが頭でわかっていると、営業が苦手な私にとって、知らない人とのコミュニケーションの際に安心材料になりました。

あと、期待はしないほうがいいと思いますが、お仕事に繋がる機会もあります。
私も業務でライターや講師を探すとき、ブログ・SNS・ココナラなどを検索して探したりします。意外と企業の担当者は業務委託を探すときにブログやSNSを見て探すんです。indeedとかで募集してもいい人が来る確率って低いですからね…(採用側としての経験談)。

また、私自身もまだ正社員だったころ、ブログにDMをいただいたことをきっかけに月20万円の副業に出会いました。(そのときのお話はこちら

というわけで、本格的にフリーランスとして始動する前の準備運動として、ブログやSNS発信はおすすめです。ただ、それに熱中することなく、あくまでアウトプットの場として活用するくらいが良いだろうというのが私の意見です。

STEP 1. 案件に応募する

実績がない状態で待っていても、仕事はやってきません。
現在のステータスが正社員でも無職でも、まずは応募してみましょう!
在宅のバックオフィス案件、オンラインレッスン案件はけっこうたくさん募集されています。

応募するべき案件のポイント
・まずは数千〜数万円の少額案件でもOK。
・フリーランスとしての実績はなくても、過去の経験と関連したものならだいたいOK。
・ただし、継続性が見込めるものを!
・ToB(企業)案件。個人より予算が大きい場合が多い。

応募するサイトには気をつけたほうがいいです。
クラウドソーシングサイト(例 ランサーズ、クラウドワークス、ココナラ)は、正直全くおすすめしません。低単価、継続性低い、手数料取られる、というわけで良いところがあまり見当たりません。

在宅のバックオフィス系や講師系の業務を考えているなら、indeed(国内最大級の求人サイト)一択です!転職サイトのイメージがあるかもしれませんが、業務委託案件も多く掲載されているので、フリーランスもぜひ使ったほうがいいです。検索キーワードに「在宅」、業務形態は「業務委託」を選択して検索してくださいね。

関連記事:私は今日もこうやって案件を探す(メンバー限定記事)

まだ実績がないし…
自分のスキルじゃ不十分かも…?
ブラック案件だったらどうしよう…

などの不安があって応募できない、というお声も聞きますが、ぶっちゃけどの案件も、やってみないことには誰にもわかりません!笑

実績なくても相性が合えば採用されるし、
スキルが十分か不十分かは企業側が判断するし、
ブラック案件だったら最短期間でストップさせてもらいましょう。

正社員で転職するときって、応募する会社はよく吟味して履歴書を送っていたような気がするんですが、フリーランスはもっと気軽に応募できます(個人の意見です)。
「面白そうな案件ですね!」みたいなノリで応募ボタンを押して良いんじゃないでしょうか。いいねボタン的な(え…?)
その結果、ご縁があるタイミングでお仕事に繋がるかもしれないし、マッチしなければお見送りされるほうがお互いにとって良かったということでしょう。

えらそうに言ってますけど、私、本当によく面接で落ちるんですよね。20〜30件応募したら1件受かるか受からないかくらいです。なのでこんなふうに数撃ちゃ当たれの気持ちで応募するようになってしまいました…同じような人がいたらハグを送ります。

STEP 2. 月収10万円を目指す

けっこう求人サイトを徘徊していろんな求人広告を見ているんですが、在宅で、挑戦しやすい業務内容で1案件あたり月10万円っていうのはかなりレアです。。。専門性が低いバックオフィス案件や講師案件だと、通常は3〜5万円/月の相場感かなと思います。もっと低い場合もありますね。
(プロジェクトをまるっと担当するとかコミットが大きくなるとウン十万円の案件はあります)

最初は少額でも、クライアントさんと信頼関係を築いてサポートできることを増やせると、報酬額アップの可能性が高いのはバックオフィス案件の特徴です。(講師案件はそんなに上がらないイメージ)

なので、まずはバックオフィス業務を増やすことで、1社10万円/月に上げることを目指すといいでしょう。

例えば…

・講師業で採用されたら、書類周りの改善を提案してサポートできることをオファーする
・一つの部署だけでなく、他部署でも困っていることがないか聞いてみる
・裁量が大きい人(マネージャー、代表など)とコミュニケーションを取り、追加案件や単価アップに繋げる

などが収入増につながる方法として思いつきました。というか私がやっていて収入が増えた行動です!

関連記事:【10月リアル収益】金額交渉は苦手です(一部メンバー限定記事)

STEP 3. 10万円の案件を増やして合計30万円にする

1社との関係性を深めて収入が増えてきたら、複数社の案件に挑戦します。(もちろん、1社目と信頼関係を築きつつ2社目、3社目に応募できそうならそれも全然いいと思います!)

1社目の10万円をキープしつつ、2社目や3社目の収入も2. の手順と同じように10万円にアップさせていきます。

目指すは
10万円×3社=30万円/月
ですね。
10万円/社の理由は、1社から10万円以上の案件を受けると、仕事の責任が重くなりすぎるからです。企業によっては10万円以上も報酬払っているんだからと、正社員並のコミットを求められる場合もあるでしょう。

なるべく責任が低い業務をコスパ良く受けたい所存です。(言ってしまった…笑)

30万円に達するまでどれくらい時間がかかるかは、人によるので一概に何ヶ月、何年とは言えません。
でも実は、案件を増やすのは難しくなかったりします。なぜなら、1個目の案件で、案件獲得の流れをわかっているはず。
あとは応募を繰り返すだけ、仕事をこなすだけ。

この段階でのポイントはこちらです。
・費用対効果が悪い、見込みがない案件は早めに辞めて次へ行く。
・誠意を持って対応することで長期的に繋がれる。
・いろんな人や案件に関わって接点を広げる。

パラレルワーク(複数の仕事を同時に手がける働き方)を成功させるキモとなるのが、案件の取捨選択です。
費用対効果が悪い場合、疲弊せず長期的に続けられるかを検討しましょう。やめるなら早くアクションを取るのが、あなたにとってもクライアントにとっても吉となります。
とはいえ、ケチになりすぎないことも大切。一時的にコスパが悪い案件のように感じたとしても、別のお仕事を紹介していただくなど新たなチャンスに繋がるかもしれないので、辞めるかどうかは総合的・長期的に考えましょう。だいたい私は夫(フリーランスの先輩)に相談して、あーだこーだアドバイスをもらって決めています。

また、人脈はどう転ぶかわかりません。0か100かではなく、うっすら繋がっておくこともフリーランスにとっては必要です。関係性は大切にしましょうね。(といいつつ私もすべての人に丁寧な対応はできていないんですが…涙)

▶まとめ

いかがでしたか?

STEP 0. ブログやSNSで発信して言語化する
STEP 1. 気軽に案件に応募する
STEP 2. 信頼の積み重ねで月収10万円まで業務を巻き取り
STEP 3. 10万円の案件×3社=合計30万円にする

私がもう一度ゼロからフリーランスを始めるなら、この手順を踏んで月収30万円に持っていきます。もっと増やしたかったら、3.の「10万円の案件を増やす」を続ければオッケー。

最後に大事なポイント2つ

1つ目は
得意なことを2つ(以上)見つけてかけ合わせること。

バックオフィス業務だったら、専門スキルはなくてもなんとかなります。でもその分バックオフィス業務を希望する人が多いので、競争率が激しい!

そこで、得意なことを最低2つ以上かけ合わせることで差別化します。
私の場合は、英語とスプレッドシートでした。どちらもめちゃくちゃよくできるわけじゃないけど、両方をそこそこ使いこなせる人って少ないみたいです。

自分の得意なことくらい最初からわかってるよ!って人もいるかもしれませんが、残念ながら私は業務を通して失敗しながら学びました。
スプレッドシートに関しては、シートを使った入力ミスが多すぎたり、プロジェクトの数字が理解できなくて迷惑ばかりかけて、、、試行錯誤しながら身につけたスキルです。

英語とスプレッドシートをかけ合わせたらいいんだというのも、最近英語を使って情報科目の授業を教えたことで、やっと気づきました。笑

だから、もし今得意なことがわからない、スキルのかけ合わせ方がイメージできない、という人は、いろんな案件を受けて業務を経験しながら身につけるといいと思います。ご自身の経験から、必ずフィットするスキルのかけ合わせ方があると思います!

2つ目は
やらない言い訳を探さないこと。

案件を応募する、オファーを受ける、辞める、交渉する、などなどフリーランスは自分の選択で行動することが多いんですよね。

なので「ちょっとまだ私には早いかも…」とか「めんどくさいなぁ…」みたいに、行動をしない言い訳を探すのも簡単。そのため、私も含めて多くの人がもったいないことをしていると思います。

対策として、何が苦手なのか?を見つけた上で、やってみたら意外とできる!を小さく積み重ねていくようにしています。

私の場合は、「マルチタスクが苦手だから時間が足りない」という弱みが言い訳になっていました。どれくらいマルチタスク苦手かというと、歩きながら考え事するとか、料理しながらLINE返すとか、日常的なタスクでさえ2個以上同時にできないんですよ…。いつも返信遅くてごめんなさい。
ところがそんな私でも、少しずつ案件を増やして今では3社から業務委託+ココナラの案件をなんとかこなしています。(決して余裕はありませんが…!)
これは、「無理かもー。。。」と思いながらも新しい案件を受けることを繰り返してきた結果ですね(^_^;)受けたからにはやらねばならない。失敗したり迷惑をかけたりはしていますが、人間追い込まれると頑張れるものです。

以上です。
少しでも参考になればうれしいです!
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