「謙虚でいる」のはあなたにはまだ早い
「自己紹介」をお読みの方であればご存知かと思いますが、「先輩、まだ
営業HOWTOなんか読んでるんですか?」(長いから嫌になってきた)は、必ずしも優秀な営業マンになるためのHOWTOではありません。
即効性の高い、今すぐにでも成果を出さなければならない方達が見るべき〝目の前〟を記したものです。そういった前置きのもとお伝えするとすれば、〝謙虚でいること〟は王者の剣、勝者にのみ許された権利、人生のウイニングランの有り様です。
つまり、あなたにはまだ早い。私にも。
◆機会損失製造機・謙虚
本題に入るにあたって、〝謙虚〟を辞書で引いていみましょう。
営業をしていると、いわゆる相見積もりをとられることは多くあります。
単純比較で良し悪しが判れば話は簡単ですが、得てしてお客様は「粗悪な商品を良いと思い込んでいる」ケースに陥ることもあります。
そういった局面、あなたならどうするでしょうか?
謙虚でいるのであれば、言わずもがな他社の商品を蔑むのはNGです。
基本営業は加点方式、自社の良いところをアピールする戦いです。
そうするとなかなか批判もしづらいし、プレゼンだけして帰ろう…とか、やんわり他者の悪いところを示唆しておこう…とか置きに行く方も多いようです。
これははっきり言って機会損失です。
お客様にどのような事情があろうと、検討されている商品が粗悪であれば徹底的に叩きのめしましょう。
ライバルが生ぬるい営業をかけているうちに、禁忌をおかしパワーでねじ伏せるべきです。
「でも他社商品を下げるのはNGなんじゃ……」知りません。粗悪な商品出す方が悪くない?
多少強引に感じるかもしれませんが、相見積もりは代理戦争です。
嘘偽りはぜったいにあってはなりませんが、あなたにじっくりゆっくりお客様を籠絡する時間はありませんし、それをやる必要もありません。全てのお客様は、「籠絡されたい」などと思っていないからです。
◆デメリットとの付き合い
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