老後2000万円問題はそんなに心配しなくていい
あと半年で50歳。
このまま教師を続けていれば、全く心配はしていませんでした。
でも、来春からは、地域おこし協力隊に転職するため、収入はかなり下がります。
今では、老後のお金問題について、興味が急上昇⤴︎。
そんな時に聞いたのが、しゅうへいさんのvoicy。
老後2000万円問題、心配しなくていいの!?
彼は、心配しなくていい理由として、次の3つを挙げています。
理由① 年金はもらえる(しかもインフレも加味してくれる)
理由② 貯蓄2,000万円の根拠は老後生活20〜30年(毎月5.5万円の赤字)
理由③ 老後にお金は余るという事実(DIE WITH ZEROより)
そもそも「老後2000万円問題」とは、日本の老後の生活資金に関する社会的な議論を指す言葉です。
要するに、「老後2000万円問題」は、日本の老後の生活資金の問題点を浮き彫りにしたものであり、将来にわたる生活設計や資産形成の重要性を示しています。
さて、老後に2000万円は果たして必要ないのか?
一つ目の理由である「年金はもらえる」ということについて、受給額を試算してみました。
日本の年金制度は複雑で、受給額は個人の納付期間や収入額、受給開始年齢など様々な要因によって変動します。以下に、夫婦2人の年金受給額の一般的な試算例を示しますが、これはあくまで一般的な例であり、具体的な額は異なる可能性があります。
私の場合は、15年ほどは共働き、次の10年ほどが妻がパートタイム、来春からは、自営業となりますから、年金受給額はよくわかりませんが、20万円くらいにはなるのかな?
具体的な受給額を知りたい場合は、「マイナンバー」を使用して、年金機構のウェブサイトから「年金定期便」などのサービスを利用するとより詳しい情報が得られますよ。
さて、入ってくる方は、これだけだとして、出ていく方はいくらぐらいか?
これも、あくまで一般的な夫婦二人の月の支出額を試算してみると、
住居費10万円(家賃、公共料金)、食費6万円、医療費1.5万円、保険料2万円、交通費1万円、娯楽・レジャー費2万円、その他雑費3万円で、合計25.5万円となります。
すると、自営業夫婦以外は、足りることになります。
自営業夫婦も、国民保険だけですから、年金受給額は少ないですが、個人年金保険に加入しているパターンも多いでしょうから、そこまで足りないということはないということです。
そして、何より、65歳になったらもう仕事ができないかといったら、そんなことはありません。あと、10年15年くらいは十分働けそうです。
老後2000万円問題は、老後20~30年をまったく働かないという前提になっています。
そんなことあります?
まだまだ元気なんだから、何かしら働いているでしょう?、ということですね。
さて、3つ目にして、最大の理由は、老後に蓄えてあったお金は余るという事実です。つまり、死ぬまでにお金をすべて使い切ることは難しいのです。
これは、ベストセラー「DIE WITH ZERO」という書籍に、2018年のアメリカ従業員給付研究所の研究について書かれています。
・退職前に金融資産50万ドル以上(8000万円近く)持って退職してる人達では20年後、または死亡するまでにその資産の11.8%しか使っておらず、88%以上の資産を残して亡くなっている。
・資産額が少ない二十万ドル未満(3000万円くらい)で退職後している人たちでも資産の四分の一しか減ってなかった。
つまり、この本が言いたいことは、45歳ぐらいを過ぎると、資産を取り崩すことを考えなければならない程だということです。
さて、今回の記事では、一時期騒がれていた、老後2000万円問題について、あらためて考えてみて、それほど気にしなくていよいということについて、書いてみました。
お金というのは、若さや健康、興味関心にひもづきます。
老後のことばかりを心配して、お金を使わないのではなく、若いうちに必要な自己投資をすることで、結果、将来何倍もの価値になって返ってくるかもしれません。
私は、数年後には農家になっているはずです。
食料を自分で作れる状況ほど、心強いことはありません。
そのために、”今”を大切にして生き、より良いお金の使い途を考えていきたいものです。
今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
では、また明日。
了
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