見出し画像

コーヒーと健康⑩薬になったコーヒー成分(3)

こんにちは。

医薬品として使われている
コーヒー成分の紹介です。

その3回目です。


【3】5ーHMF(5ーヒドロキシメチルフルフラール)


5ーHMFは米国とナイジェリアで
承認されている鎌形赤血球貧血病の
特効薬です。

この病気は黒人特有の遺伝病で、
米国には8万人、
ナイジェリアには400万人の
患者がいます。

5ーHMFはコーヒー以外にも、
ショ糖を焼いてカラメルを作るときに
できる香料で、
食品添加物にもなっています。

また、健康食品の梅肉エキスの宣伝では
エキスに含まれる5ーHMFを
血流を改善する成分として
アピールしています。


【6】テトラメチルピラジン

テトラメチルピラジンは20世紀末に
中国で開発された抗凝固薬です。

血流を改善する薬用植物から見つかって、
のちに人工合成されて
薬になりました。

抗凝固作用のほかに、
血管抵抗性を改善するので、
高血圧や心筋梗塞にも
使われています。

抗凝固作用はピラジン類に共通する
薬理作用です。



コーヒーって、
「眠気覚まし!」
っていう、作用としての印象が
強いですよね。

でも、調べていくと
血流をよくする作用もある
ということが分かってきました。

つまり、抗凝固作用って
「血液サラサラ作用」
ってことですよね。

いいことばっかりじゃないですか〜😄

血液がサラサラになるために、
玉ねぎを食べるようになったんです。

さらにコーヒー、飲みそうです😅


今日はこの辺で、
また次回に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?