【読んでみたい本】 『文章は「形」から読む』 阿部公彦 著 集英社新書 (2024.03.15.) 「文学的な文章」と「実用的な文章」はキチンと区別が出来るのか? 小説や広告のコピーといった様々な文章に注目し、文学作品を実用文のように、実用文を文学のように読める面白さ。
英米文学研究から文芸評論まで幅広く手がけ、「名作いじり」「事務」などユニークな視点の著書の多い阿部公彦・東大教授。手がけるテーマの一つに「胃弱と文学」があります。胃弱と文学の関係は?そしてチャーハンは? 前後編の2回に分けお届けします。https://nhkbook-hiraku.com/n/n7152eba4a086
反響の大きかった英米文学の阿部公彦・東大教授の「胃弱と文学とチャーハンと」。後編が公開!町中華のチャーハンから、17世紀英国の「ムカつき」の表明と近代小説の誕生、事務処理化する社会と「胃弱ルネッサンス」まで。ベトッとクヨクヨと近代社会 https://nhkbook-hiraku.com/n/n9b8eec54becc
私小説はあまり読んだことがないかも…今日の讀賣新聞文化面【「私小説」再考の機運】には昨年死去した西村賢太氏の名前が。 文芸評論家・阿部公彦教授 「言葉の力が強すぎると作り物に見える。私小説のリアリティーはむしろ言葉の敗北に始まる。西村さんは自我の負けっぷりを巧妙に表現している」