月明かり 真菰の馬も 人波も 地面を見るも 清らかになり
山に入り 枯葉踏む足 紅茸の 色鮮やかに 艶の傘あり
TWより転載。 書き手の我儘を呟いてみる。 私が残さねばと思うことと閲覧者の方が求める傾向は、短期的には相当のズレがあるだろう。私が書き残したい言葉たちは、地に水が沁みるように、時間が必要なのだと不遜ながら思うのだ 見上げても足下見ても青い空 そっと日陰を探して歩く
鳥曇り 風を運びて 雪解けに 茜の木々を 超えて明星
苗障子 木五倍子の花(ぎぶしのはな)や 逃水(にげみず)に 揺らぐ山野は 暮れの人生