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昼下がり本読みながらうとうとと夢の中でもページをめくる
五七五七七と文字並べても 本音を書けるほど勇気なく
冬の日の西日がとても眩しくて見慣れた顔が影に溶け込む
思い出は過去を見つめるものだけど未来へ続く布石でもある
帰宅後の未読メールに怯えつつ電源入れる朝のパソコン
【短歌】定食のおかわりごはんのひとくちがひとくち過ぎてもう一度押す
歯ブラシを電動にして久しいが 旅先だけはシャカシャカ磨く
口角を上げて歩けばひとりでに心が晴れてくるから不思議
【短歌】来月も生きる予定で買う定期執行猶予をもう一ヶ月
困ったら紙に書き出すとうまくいく 私はこれを「紙様(かみさま)」と呼ぶ
今日は今日、明日は明日それなのに昨日のことが忘れられない