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#Jリーグ終盤戦

人気の記事一覧

【ファジサポ日誌】80.涙雨と空~第42節(最終節) ツエーゲン金沢vsファジアーノ岡山~

※カバー写真は、のと鉄道の車窓から、穏やかな里海、能登湾です。 以前にも書いたことがあるかもしれませんが、金沢には筆者が個人的に尊敬しているサポーターさんがいます。 なぜ尊敬しているのか? どんな時もチーム、選手に対する「まなざし」に変化がないのです。 勝っても負けても、応援している選手の調子が良くても悪くても、応援している選手が試合に出られても、出られなくても変化がないのです。 金沢は来シーズンからJ3に戦う舞台を移します。 おそらく本音の部分では様々な「想い」、「想

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【ファジサポ日誌】79.「頂」を目指した果てに~第41節 ファジアーノ岡山vsブラウブリッツ秋田

前回栃木戦のレビューで、プレーオフを目指す戦いは実質的に終わりを告げたと述べましたが、11/3(祝金)に開催されました甲府-熊本で甲府が勝利したことにより、この時点でのプレーオフボーダーは勝点64になりました。 ファジアーノ岡山は残り2試合を連勝しても到達できる勝点は63までということになりますので、このボーダーには及びません。 正式に今シーズンのプレーオフ進出の可能性、言い換えるならJ1昇格の可能性は無くなったことになります。 一方クラブは、先週の栃木戦終了後から今季限り

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【ファジサポ日誌】78.トリカゴ~第40節 ファジアーノ岡山vs栃木SC~

今シーズンは全体的にモヤモヤした後味の悪いゲームが多いのですが、このリーグ戦最終盤において、またしてもモヤモヤが残る試合を目の当たりにすることになってしまいました。 ここから5連勝と意気込んだ群馬戦がドロー、まだ間に合う!ここから4連勝とホームジャックで臨んだ山口戦もラストプレーで追いつかれてドロー、それでも「岡アツ」オーラス勝負と10,034人の観衆を集めたこの栃木戦も試合内容にモヤモヤが残るドロー。 この日、プレーオフ争いのライバルたちが勝ち切ったことで、ファジアーノ

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【ファジサポ日誌】77.勝負弱さ~第39節 レノファ山口vsファジアーノ岡山~

※カバー写真はC57ー1(貴婦人)で運行されていた頃のSLやまぐち号です。 筆者は都合により自宅観戦となりましたが、今回のアウェイレノファ山口戦には1,000人以上の岡山サポーターが遠征。逆転プレーオフ進出に向けて最後のリスタートを切るべく、熱い応援が繰り広げられましたが、結果は無情にも残り30秒で追いつかれてのドローでした。 実質敗北ともいえるドロー、この虚脱感は何にも形容できないものがあります。 振り返ります。 1.試合結果&スタートメンバー逆転プレーオフ進出に向けて、

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【ファジサポ日誌】73.再びの緊急事態~第35節モンテディオ山形vsファジアーノ岡山~

朧げな不安が支配する週末でした。 週中、有料記事により離脱者が発生している現状が伝えられました。 チームの情報管理という観点からは不要な情報とも思えましたが、今シーズン初の4連勝をマークし、チームへの更なる期待感も高まっていた現状を踏まえますと、緊急事態の発生についてサポーターの心の準備も必要であったのかもしれません。 コロナなのかインフルエンザなのかはわかりませんが、どうやらチーム内ではクラスターが発生、この山形戦が近づくに伴い離脱者が断続的に発生していた模様です。出場メ

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【ファジサポ日誌】74.肉を切らせて骨を断つ~第36節 ファジアーノ岡山vsジュビロ磐田~

山形がドロー、長崎が大敗、千葉は6連勝も群馬は敗戦。 プレーオフ圏内を争うライバルが比較的理想的な形で勝ち点を積み上げられなかった土曜日を受けて、日曜日のデーゲーム、ファジアーノ岡山にとってこのジュビロ磐田戦はますます落とせない試合になりました。 一方、3位ジュビロ磐田もJ1自動昇格圏再突入のためには落とせない1戦でしたので、決して簡単な試合にはならないという緊張感を個人的には持っていました。 前節のレビューの最後で、このチームにはサポーターはもちろん、街の後押しが必要と

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【ファジサポ日誌】75.屈辱の日曜日~第37節 ファジアーノ岡山vsジェフ千葉~

0-5 この圧倒的な勝利により、サッカーメディアはこぞってジェフ千葉を称賛し、更にその注目度は増すのであろう。 事実、称賛に値する試合内容であった。 最近特にその雰囲気を感じているが、関東中心のサッカーメディアはオリジナル10の一員である千葉のJ1復帰を望んでいる。 名門古河電工を母体とし、現チェアマンを始め、数多くの名選手を輩出、日本サッカーに大きな薫陶をもたらしたイビチャ・オシムが率いたクラブであり、ナビスコ杯も獲得した。 近年の低迷から復活を遂げようとする過程が今

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【ファジサポ日誌】72.桃太郎大作戦~第34節ファジアーノ岡山vsベガルタ仙台~

前節いわき戦のレビューを上述のように締めさせていただきましたが、多くのサポーターがピーチピンクを身に纏った仙台戦はまさに「選手の粘りを引き出せるような」スタジアムの雰囲気づくり、応援が劇的な勝利を呼び寄せたのだと思います。 その余韻に浸りながらも、決して勢いだけではなかったファジ戦士の頑張りを中心にホーム、ベガルタ仙台戦を振り返ります。 1.試合結果&スタートメンバースコアが動かない試合でしたが、これは両チームの攻守の健闘により特に前半は膠着状態がもたらされたことによるとい

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【ファジサポ日誌】76.上州の湿り風~第38節 ザスパクサツ群馬vsファジアーノ岡山~

「上州の空っ風」とはよく言われますが、この日の前橋の風は寒気を伴った小雨混じりの湿った重たい風でした。 前節の衝撃的な敗戦から1週間、ファジアーノ岡山の選手たちはそんな冷たい風をものともせず勇敢に熱く戦ってくれました。 「湿風」とは晩夏の季語です。 あと1ヶ月、時を戻せるのでしたら、このドローももっとポジティブに受け止められたと思います。 振り返ります。 1.試合結果&スタートメンバー両チームの持ち味がよく出ていたと思いますが、全体的には岡山攻勢の時間が多く、決定力不足が悔

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4文小説 Vol.35

「いよいよですね。もう、決まりでしょ」職場のデスクに並べたエンブレムとグッズに気付いてくれた出入り業者の方から、好意的に話題を向けられた。 「いや、まだわかりませんよ、まだ心配ですよ」と返したのは、謙遜でもなんでもない。 宿願、積年の夢に手が届きそうなところへきたというのに、期待と不安が相半ばした心持ちは晴れず、もはや仕事どころではなく明日は年休を取得することにした。 叶うのか否か―来週あるいは今週にも明かされる結末を前に、居ても立っても居られない緊張感に苛まれている。

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【ファジサポ日誌】70.好勝負~第32節東京ヴェルディvsファジアーノ岡山~

※カバー写真は昨秋の東京V戦(味スタ)からです。 東京ヴェルディ戦を迎えました。 東京ヴェルディに対して負の感情など何もないのですが、ファジサポの1人として前回ホームでの対戦で、高崎航地主審の独善的と思えるジャッジ(他の主審と著しく基準が異なる、ゲームコントロールできない、感情的な態度)にゲームを大きく壊された悔しさが残っています。 また、昨シーズンの最終戦では1点ビハインドの展開で(15)本山遥(当時背番号26)のミスで痛い失点を喫し敗戦。(15)本山は試合後、人目を

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【ファジサポ日誌】71.個の力で跳ね返す~第33節いわきFCvsファジアーノ岡山~

よく勝てたな…一言で表すならそんなゲームであったと思います。 今シーズンは試合内容が良くても、ワンプレーで勝利を逃すことも多かったファジアーノ岡山でしたが、このアウェイいわき戦は逆にワンチャンスを活かして勝利することが出来ました。 逆転プレーオフ進出に向けては、もう試合内容にこだわる必要もそこまではなく、これまで積み重ねてきたものをしっかり出していくことがより大事になります。 今シーズン初の3連勝を飾った一戦を振り返ります。 1.試合内容&スタートメンバー「時間帯別攻勢・守

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日韓W杯から20年 トルシエ監督が、当時の思い出と代表選考の本音を語る

ヨコハマ・フットボール映画祭2022は、日韓ワールドカップの開催(2002年)から20年を迎えたことを記念し、この大会でサッカー日本代表を率いたフィリップ・トルシエ氏をゲストに迎え、『サロン・ド・トルシエ言いたいこと全部言いますスペシャル』を実施した。イベントの進行は、「当時は小学6年生で、ワールドカップをテレビ観戦していた」という笹木かおり氏と、「日韓大会を取材していた」という宇都宮徹壱(写真家・ノンフィクションライター)氏が務めた。 笹木:まずは、20年前の横浜での思い

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【ファジサポ日誌】19.非常事態の中で光ったモノ~第32節vs横浜FC~

こんにちは。 普段のレビューは原則ホーム戦に限定していますが、8月はそのホーム戦もわずか1試合。しかし、クラブはJ1昇格に向けて大事な試合を多く抱えており、その戦いぶりを記録する必要性(自分が記憶したいが正解か?)から今回は例外として、首位横浜FC戦をレビューすることにしました。 (※タイトル写真は以前横浜を訪ねた際に撮影しました。横浜スタジアムです。サッカーの記事なのに競技が異なりすみません。) 首位横浜FCとの戦前の勝点差は9。12試合を残す状況で、優勝、自動昇格をねら

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【ファジサポ日誌】24.成長は止まらない~第38節vsベガルタ仙台〜

J1自動昇格圏内を目指して2位の横浜FCとの勝点差は5。 土曜日(9.24)に開催された横浜FCvsV・ファーレン長崎の一戦は、横浜FCが守護神ブローダーセンのアクシデントに見舞われたものの、2-0で完勝。 日曜日の試合となったファジアーノにはよりプレッシャーが掛かる状況となりました。 しかし、そんなプレッシャーとは関係なくスタジアムを包む空気は勢いと若さに溢れていました。 クラブ史上過去最高勝点の更新、過去最高順位に到達している好調ぶり、そしてJ1昇格に手が届こうとし

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J3リーグ FW編 ~『「俺の」Jリーグアウォーズ 2022』 #18~

*記事編集日:2022年12月6日  2022シーズンも終了し、2023シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。  そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。  今回は、J3最優秀FW賞を発表したいと思います。 J3最優秀FW賞とは この賞は、2022のJ3リーグの中で、FWとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選

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雨空のJ旅 Footballがライフワーク Vol.22

まだ10月だというのに、11月から年末にかけて開催される異例のワールドカップの影響で、今季のJリーグはもう閉幕が迫っている。私的恒例行事、"J旅"こと「Jリーグをめぐる旅」の時期も前倒しすることにした。行動の制限は撤廃された一方、相変わらずマスク着用は公然のルールとして継続中。完全な原状復帰がいつになるのか、誰もが明言を避けたままのわが国では、行楽するにも個々の自己責任に託されたような世知辛さが付いて回り、もとより内向的な私には首都圏がすっかり遠のいてしまった。最近2年間は京

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【ファジサポ日誌】25.フォーカスをどこに置くのか~第39節vsツエーゲン金沢~

悔しいです! アウェイ金沢戦は完敗でした。 この敗戦により、2位横浜FCとの勝点差は8に広がりました。2位以内、自動昇格への可能性は残されていますが、それにはファジアーノが残り3試合で全勝のうえ、2位横浜FCが1分2敗となることが最低条件になります。 社交辞令ではなく、本当に諦めてはいませんが、一方で3位を死守するという現実的な戦いにシフトする必要も出てきました。 チームは金沢戦の前日に今シーズンの6位以内(プレーオフ圏内)を確定しましたが(本当はこれだけでも快挙なので

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【ファジサポ日誌】18.二つの幸運~第31節vsレノファ山口~

こんにちは。 いきなりですが… 「中間ポジション」とはなにか。読んで字のごとく「間」のポジションなのですが、これは「相手と相手の間」を意味します。相手の目の前に立つのではなく、相手と相手の間である「中間ポジション」に立つことでどのようなメリットがあるでしょうか。最大のメリットは、相手を迷わせることです。 「中間ポジション」でググると一番上に出てくる「サカイク」のHP(下に貼っておきます)に書かれている定義です。 今は育成年代の初期から中間ポジションを学ぶのですね。 この中

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Jリーグ ロアッソ熊本1-2ブラウブリッツ秋田 視聴 ボール保持に関して両極端なチーム同士の対決。 熊本はパスをつなぎビルドアップ。ミドルシュートなどで惜しいシーンもあった。後半に1点返すも敗戦。 秋田はハイプレス、高速カウンターで2点取り勝利。

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