アップル、ＥＶ開発計画を白紙に－10年がかりのプロジェクト断念。従業員等はAIプロジェクトに再編。数十億ドルを投じてきた計画は最初から苦戦を強いられていた様だ。定価10万ドルを想定した高級EV車が他の自社製品と同程度の利幅を確保できるかという先の見えない懸念と巨額の投資に疑問符。

イーロンマスクのテスラ株20％を保持中の発言を受けてテスラ株が下げから一転連日上昇。充電箇所の不足、高価格、航続距離など多くの課題を残すEV車だが、今年初めにEV新車の平均価格が10％中古が20％下落した事を加味すれば、今がEV車の買い時。政策金利とローンの低下は追い風になるか。

今日朝6時　テスラの決算発表。予想EPSは0.74　予想売上は23.69B。中国EV車を販売するBYDとの販売競争で昨年、抜かれてしまったテスラは価格を下げて16四半期連続で増益、だが製造コストという現実を無視したままトップ企業が値下げをする事はEV車産業全体の利益に関わる。　

今朝発表のテスラの四半期決算発表を受け、時間外取引で207ドルから195ドルに大幅下落。予想は0.74→発表0.71　変化率-4.10% 売上予想257.64億→発表251.67　変化率-2.32%。テスラは25年の新EV車にリソースを割くため、24年の販売台数は下がると警告。