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140字小説【優しさ探し】

文学フリマ38出店します

9日前

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140字小説【僕なら少年Aを止めれたのに】

駅前の駐輪場の1番右の奥から3番目に、古びたスタンドが撤去される事なく残っている それに気付かず自転車を置き出庫すると、近い内に必ず走行中にチェーンが切れてしまうのだという ショップの店員は口を揃えて 「錆が原因」 と、そう言うらしい

140字小説【山頂にて】

狭い歩道の先の方に人影が見え、ぶつからない様に右に寄った しかしその人影は左に動いた 仕方なく左に避けると、また私を追って右に動いてくる なんだか気持ち悪いな と、不審者かと訝しみつつも歩みを進める他ない 顔が見える位置まで近付いて、やっとその人影が私にそっくりだと気付いた

ある所に、肋骨が外側に突き出た奇形の子が産まれた その見た目と七つ目の子だった事から、七巻と揶揄され、一歩外に出れば石を投げられ、一つ上の姉以外からは見捨てられていた 七巻が死ぬ際 「姉の他、七代祟らるるべし」 と言い残した それからというもの、怪死する者が長く続いたのだという

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