天文10年(1541)1月13日は吉田郡山城に籠る毛利元就が陶隆房(晴賢)率いる大内軍と共に尼子軍を撃退した日。国人領主の元就は大内氏と尼子氏の間で巧みに振る舞うが大内氏へ服属を明確にし尼子詮久(晴久)が攻寄せた。毛利・大内軍との戦いで情勢不利な尼子軍は雪の中撤退し追撃を受けた。