読書感想文。浅倉秋成の六人の嘘つきな大学生を読んだ。我々は人と接するときにその一面を見て人となりを判断しているが、その全てが見えているわけではない。大人になると表面的な付き合いが増え、本音で語り合うことも少なくなるが、その付き合いに何ほどの意味があるのかと考えさせられた。