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葉ざくらよかげとひざしの珈琲店

こいのぼりときにかぜ吹く人生よ

虹一重そらにしんじつのこるまで

立ちつくすゆうぞらいろの潮干狩

こころにもかぜをとおすか衣更え

空にきえ空にあらわれつばめの子

挿し活けて丸くひろがるかすみ草

絵はがきの風車とともに夏が来る

田一枚間をうつくしく植えてこそ

たんぽぽようつむきのぼる坂の上

風鈴よ夜々生きたさがあるばかり

ジョギングよ後ろすがたに緑さす

どこに耳すましても山ほととぎす

目つむってまたふるさとへ遠い夏

瀬戸うちの島、波、月日、大夕焼

口語俳句 作品集 13 〜ゴールデンウィーク〜

やどかりよ巻きこんで引く波の音

文語俳句と口語俳句の違い 〜使う言葉が違うだけ〜短文エッセイ

くすの木よなにと見あげて春落葉

サファイアの海はルビーに大夕焼