人気の記事一覧

改革者でも弱者でもないーミニ読書感想『他者といる技法』(奥村隆さん)

3週間前

演技における居心地の悪さ②

2024年3月の本たち

奥村隆『他者といる技法』P26より引用 インク: パイロット iroshizuku 月夜

すぐに予想がつくことだが、この「透明に」ということはたいへん難しいことであるように思う。ある技法について考え始めたとき、ほとんどの場合、すばらしさと苦しみのどちらかがより強く感じられ、この技法はすばらしいとか、この技法は苦しいといった構えができてしまう。 奥村隆『他者といる技法』

たとえば、「エス」や「無意識」と呼ばれるものが私の「こころ」のなかにあり、 その「力」が私を動かしていることを知ることで、 なにかがわかり、 解決される可能性は確かにある 奥村隆『他者といる技法』

だから、こうした「理想」は、かえってこの人々を苦しめてしまうことになるかもしれない。この人々は、私の中にある「悪」と(それと裏表の喜びや利益を含めて)つきあうこと、微妙な違和に向き合うことをつづけていかなければならないのだ。 奥村隆『他者といる技法』

「他者といる技法 コミュニケーションの社会学」読書メモ

1か月前