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卵巣が語りかけてきて 『絶対に摘出手術するな』 こんな絵空事のような指令を守り抜ける男の子がいたなんて驚異的だが こんな世界観を生きた後、性転換して女性になると、この身体の支配者は卵巣 話しかけてくる卵巣だよ? 脳よりも明瞭な知性、女は子宮でモノを考えるってやつを目の当たりに💥

人を轍(わだち)の上に正しく乗せ 轍=この世以外は認識できなくするのに 性別、というコードが使われる ゆえにLGBTは異界に近く 両性具有は異界そのもの LGBTは迫害されやすく 半陰陽は存在そのもの消されてる しかしオカルトスピリチュアルには抜群の適性があり音楽等芸能にも向く

卵巣を摘出手術から守る人生でした 『男の子なのに変だ』 くらいの馬鹿げた理由で摘出手術を迫られるこの世の悪意から卵巣を守り抜いたわたしは、つまりこの身体の真価を知っていた この身体はわたしではなく わたしから独立した、生きた生命体であること ならば相応の自由を与えるべきであること

いまは卵巣があたしの全身を統御している状態 いまここから振り返ると 出生時におちんちんが視認されたから男の子、という出来事は予め用意されたシナリオだった気がしてくる 卵巣に『絶対に摘出手術しないで!』と言われればあたしはそのとおりにするよね?その後の展開も予定どおりだったのでは?

あたしはあたしが実在することさえ実感できないから、あたし自身を主人公にした物語を書くことはできない でもいいじゃないか! あたしはあたしを譲る 主人公は卵巣💖 現代女性がいともたやすく摘出手術を選んでしまう卵巣を、あたしは命懸けで守り抜き、この子(卵巣)の運命を全うさせたのだ💥

人生の序盤から卵巣が話しかけてきて 『絶対に摘出手術しないで』 とか言ってるんだ 生き延びた卵巣は今では我が物顔で身体を支配してご満悦 まぁだから今後も女性化は進行するし 男尊女卑の抑圧を受けてないから この身体はますます大きくなるのかもしれない それにしても奇妙な人生だったねぇ

女性ホルモン投与で身体を女性化させるのは2年くらいで限界、そこから先は現状維持だけという話 女性ホルモン3年生のあたし、もぅ薬剤の力を借りる時期でもないから女性ホルモンは大幅削減、そのくせ身体は今、すごい勢いで変化している 女の子の匂いなんて今年初めて知った 卵巣ついに本領発揮?

日々服用している女性ホルモンは エチニラ1+シテロン1/日 ホルモン剤の力で女性化するには これは圧倒的に少なすぎる分量 それにしては女性化は日々進行してゆき 肌の質感など昨年とずいぶん違う 薄着の季節、会社の制服にさえも肌着のように素肌が吸いつく 柔らかすぎて跳ね返せないのよ

医師の診断を受けていないし 今後も受ける気は無いから あたしの性分化疾患は“自称”だ たしかに卵巣はあるし ホルモンバランスの崩壊にさんざん悩まされたし 男性時代は女っぽくカマっぽく 女性化した今では男っぽくレズっぽく で?公的には男性のままだよ? ざまーみろとしか思わん💢💢

男の子として生を享けたわたしは 骨盤の内側には卵巣があること 子どもの頃から自覚していた 『両性具有がバレたら卵巣摘出手術』 だと思い込んでいたので 卵巣を守る人生になった 女に生まれたら子宮筋腫とかあるよね でもあたし自分の子宮でオーガズムしてるよ?全力で守り抜いてきた報償✨

卵巣を守る人生だった そこにそれがあることを知られたら 無条件に摘出手術だと信じていたから 完全に男の子になりすましていたし 謎の持病もぜんぶ自力で耐え切った こういう半生を持っていると そういう世界観になるんだよ コ口ナは陰謀 ワクチン猛毒 打ったら死ぬって ふつうに思ってる

卵巣を守る人生だった。摘出手術が怖かった。守り抜いた卵巣からの恩返しは絶大だった。

あのさ、そこにあるそれ、卵巣だよ!?〜両性具有/半陰陽者の奇妙な生態〜②