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先が分からない不安と楽しさ〜『冬に子供が生まれる』読書感想文

天神山にのぼろう

すこし不思議でシリアスで不思議―ミニ読書感想『冬に子供が生まれる』(佐藤正午さん)

3週間前

佐藤正午さんの「冬に子供が生まれる」の発売日。7年ものあいだ「次の作品を楽しみにする」ことが「生きる」ことへの小さな目標でもあった。なんの不調もなく迎えられた。幸運な邂逅の1日として、今日を祝したい。

佐藤正午ファンの友人から「ネタバレを話せる掲示板を作ってほしい」と言われ、帰宅してソッコーで作った。概ね書き込みたい人は少数で、語り尽くした時点で、掲示板は廃れる。それでもいい。話したいことが私にも溢れてる。これが推し活だ。http://www3.ezbbs.net/38/shogofan/?fbclid=IwAR1vA6MTSsySJbr-AYb1wNvQINKZLOyulrWsL0A9cWwr8PQtFWPFHmNf8fg

未読本の調整に入っています。30日佐藤正午の「冬に子供が生まれる」を予約しているので、そのときまで「未読本がない、まっさらな状態になるように」。直木賞のご祝儀で買った「マキメの御所グラウンド」も今日中に読み終える予定です。これはこれですごくおもしろいです。

「冬に子供が生まれる」読了。連載時の感想は「なんかすごい」だったが、今の感想は「完全にやばい」。語彙力なさすぎて他の言葉がみつからない。ラストにいたっては、湊先生とともに嗚咽号泣しました。そして今日のおやつは、主人公の名前にちなんでマルセイバターサンド。

kindleで和山やまの新刊「ファミレス行こ」を見つけて朝からダウンロードした。「これから読む本がある」というのはいいですね。 小さな希望で今日も生きていけた。 月末には「佐藤正午さんの新刊」 7年ぶりの楽しみ。 まだまだ生きていける。

「冬に子供が生まれる」佐藤正午      ※後半部分にネタバレ考察あります