人間全てが完全に一点もの。 完全オリジナル。完全特注品。 個に溢れかえった世界。 なのにすっかりそんな事を忘れ、全く違う個を見ては「自分にはそれがない!」と嫉妬する。自分にはその人にない個があるというのに。 余計なエネルギーをここにメラメラ燃やす🔥こんな無駄遣い、もうやめだ。
隔てる皮膚があるのだし、固有の名前もあって呼ばれて応えれば頷かれるし、たぶん自分は自分という塊なんだ。けど把握しきれずこんなの自分だったっけの驚きが尽きることはない。などというのは自分固有のことかもしれない。情報は民主化されてるそうだからみんなはきっちり自分を構築してるんだきっと
とはいえ『VIVANT』、個人的には国とか権力とか愛国心バンザイ系の?話はいかにも男社会=男性脚本っぽくて、その部分は全然興味なし&好みじゃなかった。だから最後、話が「個人の恨み、憎しみ、復讐」に戻ったところがgood☺︎☞ やっぱり私はどこまでも、ディープな〈個〉の物語が好き♡
個であり、全である