(続き)JR土合駅からロープウエイ土合駅へ行く途中、下に川が見下ろせる特定地域に、大きな石碑がいくつかあり、谷川岳一ノ倉沢岳で死亡した登山家の氏名が刻まれています。

(続き)エベレストの死亡者数は、約200人、世界でいちばん死亡者数の多い山は、谷川岳一ノ倉沢岳で、約2000人です。死亡者が多いため、群馬県は、登山経験を考慮した許可制にしました。一ノ倉沢岳は、いくつかのコースがあり、多くは、傾斜角70度くらい、衝立岩は、垂直200 mです。

確か1960.9.19、私が、まだ、中学一年の頃、同じ群馬県の谷川岳一ノ倉沢の衝立岩で、ロッククライミング中のクライマーが宙吊り死亡した事件が起こり、当時の技術では、遺体を下すことができなかったため、自衛隊が、ライフルなどで、ザイル切断で撃ち落とし、その方法が、批判されました。

(続き)私は、その事件がトラウマとなり、ロッククライミングやアイスクライミングは、したものの、谷川岳にも登りましたが(夏山一回、雪山一回)、隣の一ノ倉沢(谷川岳とは、谷川岳と一ノ倉沢岳の総称)でのロッククライミングムは、しませんでした。

冷静になると、 仕事で上手くいこうといくまいと、好かれようと嫌われようと、 滝沢第三スラブ登るのに関係ない、と思い出す。 お金の多寡も同じ。 有り余るほどあっても登れるわけじゃない。 あるに越した事はないのだろうけど。