対象として考えらえ扱われることと、再構成されうる過去をもつことは、結びつく(「存在と時間」マルセル)。人間が利用できる事物に満足しているなら過去に生きる。現在は対象として何ももたず、対象は過ぎ去ったものの中にある(「我と汝」ブーバー)。対象は過去だ。現在でも未来でもない。