栗原康さんの理論に照らし合わせれば、おれは今労働の未来に動員されている。疑似的に労働している状態にある。だからこそ病んでいる。病ませるため、あるいは洗脳のためにこそ現代の労働は存在している。
栗原康氏『サボる哲学 労働の未来から逃散せよ』(NHK出版新書)を読んだ。アナーキーであることを学習する。資本家が人を労働という形で所有する資本主義をぶっ潰す姿勢で生きることはできるか。