「対話の暴力性」について考える
*本コラムは2023年MIMIGURIアドベントカレンダー10日目の記事です。前回は後藤円香さんの記事『意志と余白を往復するデザイン』でした。
「対話」という言葉で検索すると、柔らかな笑顔を浮かべたやさしそうな人たちが、輪になって楽しそうに話をしているイメージ画像がたくさん出てくる。
やさしくて、あたたかくて、思いやりと共感にあふれた、楽しい空間。たぶんそれが、よくある「対話」のイメージだと思う。
もちろん、対話にはそのような側面もあるだろう。しかし、対話というものは、本当