あさやけに 小鳥が歌う 木の上に 優しい光 降り注ぐ朝
気がかりがとけてなくなり香の煙ただまっすぐに立ち上る宵
若葉萌ゆ吹く風みどりに染め上げて故人を迎え送る火のよう
雨上がり花の香りが幾重にも窓辺に届きまぶた緩まる
芳しいジャスミンの花玄関の隅照らし在る心のよすが
花落ちてひとひらひらり音を飲む後先むすび今ここ光る
恋すると、たぶんこころがスースすす スーを差し上げ すごくすごいよ
雨の日は、悲しくなるね なんだかね なんだけどなぁ そうなんだけど