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謝罪よりも感謝を循環させよう。

会社の指針として、定着させたいことの一つが「謝罪よりも感謝」である。
僕たちの法人には、僕も含めて、子育て中の方や両親の介護をしている人も多く働いている。
つまり自分以外の要因で仕事の勤務調整が必要なことも多い。

突然の勤務変更を強いられるスタッフは他のスタッフの勤務変更をお願いする、それだけでかなりのストレスがかかってします。
そのため、自然と「申し訳ありません」「ごめんなさい」という謝罪の言葉がでてしまう。

自分がコントロール可能な範囲で他者の行動を変えなければならないときは謝罪が必要かもしれない。
ただ、自分以外の家族の体調不良や交通機関の遅れなど自分でコントロールできない要因が理由で勤務変更をお願いするときに謝罪は必要なのかだろうか。
その謝罪は「誰のために、なんにために行っている行為なのか」と、問う必要があると思う。

謝罪することが常態化してしまうと、自分以外のコントロールできない要因であっても組織として「ダメな行為」だという認識になってしまう。
僕はそれではいけないと思う。謝る目的が、休むことで迷惑をかける相手に対して嫌な思いをさせないように自分を守るためなの予防線になってしまうと思うから。
健全な謝り方になってはいない・・・

仕方ないことは仕方ないこと。謝るべき事象ではないはず。
小さいかもしれないが、この小さい積み重ねが、働きにくい職場を構築していく。

まだまだ小さい規模で福利厚生として仕組みで整備することはできないが、小さいながらもできることはある。

それが、感謝を伝えるということ。

自分以外の要因で生じる勤務変更に対して、申し訳ない思いをする必要はなく謝罪は全く必要ないが、現実としてシフトの穴埋めをしてくれるスタッフがいる。
そのスタッフに対して、「ありがとう」という感謝を伝えることは本当に大切なことだと思う。

社内のチャットが謝罪ではなく感謝が行き交うような組織になることができれば最高だ!!!

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