見出し画像

旅先で出会った素敵な人々

2泊3日の東京遠征、今回も終盤です。
今回は途中でホテルを移動&グッズを買ったので荷物が多くなり、なかなか身軽にはなれなかったけれど、それなりに物を見たし、かなり歩いたし、汗もかきまくったし。
ということで、今回のメインは先日書いた横浜スタジアムでの浅岡雄也さんの応援だったのだけど、その間に会った素敵な人々について書いておこうと思います。


1 横浜スタジアムの警備のお兄さん

ライブの時、アリーナに降りたお客さんが前に出ていかないように柵を守っていたスタッフさん。出演者と観客の安全を守ってくれました。
途中から僕の目の前に来た警備のお兄さんと、なんとなく目が合い、お互いに反らすことなくしばし見つめ合う状態に。なんか悪いことしたかなぁ?と心配に思いつつ、ライブに集中。全てが終わり、さあ帰ろうとなったときにその警備のお兄さんが近付いてくる。やばっ、でももう終わったからひたすら謝ろうと思ったら。
「楽しんでいただけましたか?」
『ええ、それはもう』
「それは良かったです」
『途中で目が合ってしまいましたが、何か失礼ありましたか??』
「いえ、そんなことないです!とても楽しそうにされていたので僕も嬉しかったです」
『良かった。何か悪いことしたかと思って心配してしまったのよ』
「それはすみませんでした。お金を払ってわざわざグラウンドまで降りて来られるお客様ですから、楽しんでいただけて良かったです。また7月にイベントありますので是非遊びにいらしてください」
『ありがとう!また会いましょう!』

現場のスタッフさんと話せると嬉しいですね。

2 見知らぬ住宅地の見知らぬお兄さん

空港までの電車の路線で人身事故があり、目的地に行くかなり前で降ろされることに。復旧するまで数十分かかることになり、待っていても飛行機には間に合うんだけどね、荷物重くて人混みに揺られるのは嫌だったので、予定を変えて別手段で移動することにしました。
バスは長蛇の列でいつ乗れるかわからないから、タクシーを掴まえることに。しかし、初めて降りる駅で様子がわからないので、歩けども歩けどもどんどん住宅地に入っていって、ほとんど車の姿を見なくなってしまいました。
途方に暮れて、近くで車を洗っている男性にタクシーを捕まえられそうな道を聞いたら、
「ここからタクシー乗ったらお金かかるよ?なに、飛行機の時間あるの!?それなら近くの駅まで送ってあげるから、別のルートで空港目指しなよ!」
え、ウソでしょう?たまたま声をかけた人が自分のために車を出してくれるだなんて。でも、暑い中かなり歩いて体力を消耗していたし、お言葉に甘えることに。だけど、
『すみません、少ないですが』
とタクシーを捕まえた時くらいのお礼を渡そうとしたら
「こっちも好きでやってるから、それを渡されるなら乗せないよ~。ラッキーだったと思ってね~。」
と言われ、受け取っていただけず。
と、色々紆余曲折はありましたが、結構な距離を乗せていってくれ、予定とは全く違うルートになりましたが、無事帰路につくことができたのでした。
いつか僕が住む土地に旅行にでも来たときにご馳走させてくださいと、連絡先の交換だけはしましたが、果たして実現する日は来るのでしょうか??素敵なお兄さんに幸あれ!
何はともあれ、不思議なご縁で助けていただいたのでした。

文章にすると長くなってしまいましたが、それぞれ変わったシチュエーションの中、気持ちが温かくなる素敵なやり取りを経験したのでした!

もうすぐ着陸だー

では、また明日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?