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我が家の英語教育について

こんにちは、はるママです。
かなり久しぶりの更新となってしまいました。

ありがたいことに、我が家の英語教育について時々ご質問いただくことがありますので、Instagramの投稿にて、我が家のスタンスやこれまでの取り組みについて簡単にご紹介させていただきました。

今回の記事では、その投稿に書ききれなかった私の考えについて、詳細に綴ってみようと思います。

現在の我が家のスタンス

我が家は、夫の仕事の都合で数年後には海外で生活することがほぼ確実、という状況であるため、英語をしっかりと身につけるのは海外に渡ってからでいいと考えています。

まずは母国語である日本語を身につけてほしい。

どうやら息子がまだ小さいうちに海外に行くことになりそうなのですが、本当は、例えば小学校高学年とか、もっと大きくなってから行きたいなあ、、というのが本音です。

小学校高学年頃になると、日本語がしっかりと身について読解力や思考力も育っているのではないかと感じるからです。
(これは後述する参考文献にも書かれていたことですが、私自身の経験からも強く感じることです。)

そのため、せめて日本にいるうちは、英語教育に力を入れるというよりはむしろ、たくさんの日本語に触れて可能な限り日本語を身につけてほしいと思っています。

(とはいえ、いざ海外に行ったときのためにある程度英語に慣れ親しんでいてほしいと思っています。そのための取り組みについてはInstagramの投稿に記載しています。)

なぜ「まず日本語」なのか

これからの時代は英語を使いこなせて当たり前、という考えを私も持ってはいるのですが、英語が使えても「物事を考える」力が育っていないと意味がない、とも考えています。

物事を考える上で重要なのは、言語能力です。
言語には日常会話で用いる「コミュニケーション言語」と勉強に必要な「学習言語」があり、思考の道具として必要なのが「学習言語」なのだそうです。

日本語教育を疎かにしながら英語教育に力を入れすぎていると、英語でも日本語でも日常会話はできるけれど、日本語力も英語力も中途半端になってしまい、思考の道具としての「学習言語」を身につけることができないような気がしています。

英語教育を取り入れるべき時期については様々な考え方があると思いますし、私も読書等を通じてあらゆる考え方に触れてきました。

ですが、小学校時代に通っていた塾の方針から徹底的に読解力(日本語)を鍛え上げられ、今となってはその塾の先生方に本当に感謝している私としては、この「まずは日本語を身につけるべき」という考えが現時点で最もしっくりきているのです。

参考にしている本

同様のことがこちらの本にも書かれています。

英語教育について書かれているのはほんの一部ですが、その他の内容も大変参考になりますので、おすすめです。
(少ーし偏った意見もあるような気がしないでもないですが、お読みになって損はないと思います。)

一部引用して紹介させていただきます。

英語教育の専門家の間では、早く始めた方が英語ができるようになるというのは幻想にすぎず、母語をきちんと習得してからの方が、英語も効果的に習得できるとされているからである。(中略)認知心理学の観点からしても、母語体系が習得できていることではじめて、それをもとに外国語がうまく習得できると考えられる。

(おまけ)英会話教室を辞めた理由

Instagramの投稿で、ゆるーい英会話教室に通っていたこと、そして辞めたことについて触れました。
この件についてもInstagramの投稿に書ききれなかったため、ついでにこちらで綴っておこうと思います。

まず、英会話教室に通わせたがったのは夫で、自分が仕事が休みの土曜に連れて行く、というので好きにしてもらいました。(笑)
夫としても高いお金を出してがっつり英会話させようと思っていなかったので(まず、息子は当時まだ話せなかった)、お月謝もリーズナブルなゆるーい教室に通い始めました。

私としては毎週土曜日に一人時間ができるのがありがたく、またあれこれ口を出して夫の育児へのやる気を失わせたくなかったので(笑)、完全に任せていました。
ほぼ毎週「意味あるんかな。。」とか言いながら通っていましたが、コロナ禍で親以外の大人と触れ合う時間が少ない息子にとって、とっても可愛がってくれる先生(ネイティブの方)の存在はありがたく、結果的に1年半ほど続けました。

そしてその後、「やっぱり辞める!代わりに毎週土曜は俺が○○(息子)を色んな所に連れて行って、色んな経験をさせてあげる!」と夫が言い始めたため退会しました。

(夫の扱いも子育てと同じで、ある程度自由に考えさせ行動させつつ、うまくこちらの考えや学びを共有するというやり方が、うまくいく秘訣かなと思っています。笑)


最後話がそれましたが、以上が我が家の現在の英語教育に対する考え方です。

息子もまだ2歳。これから息子の成長を目の当たりにするにつれて、考えも変化していくかもしれませんが、現時点での私の頭の中を言語化してみました。

もちろん価値観は人それぞれで、私の考えが正解だとも思っていません。
こんな考えの人もいるのね、程度にお受け取りいただければと思います。
ぜひ感想や皆様のお考えもお聞かせください。

拙い文章をここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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