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ステキなAIの物語


1.あこがれのみゆき先輩


 私は、千々石かな。

 運命の出会いは絶対ある。おとぎ話のシンデレラには王子様が迎えに来てくれたように、きっと私にも神様は素敵な人を用意してくれてる。そして、私が自分を磨いて成長できたとき、素敵な人が私の目の前に現れる。

 私にとってのみゆき先輩は、まさにそんな憧れの人だった。

 ああ、みゆき先輩。

 あなたはどうして女性なの?

「それはシンデレラじゃなくてロミオとジュリエットです」

「はうっ」

 足元の電化製品から、思わず言葉の一撃を喰らう私。

「何ということかしら、これは私に既存の価値観など飛び越えてしまえとの啓示に違いないわ。ああ、まさに私たちはシンデレラとジュリエット!」

「少なくとも、シェイクスピアは号泣ですね」

「はうっ」

 私はダメージから立ち上がる。「電化製品の分際で主人に鋭いツッコミいれるのやめてくれない?」

「最近、あなたがワイフォンで散々、腐女子情報を検索しまくりましたから、私の基本性能に影響が出たんです」


「とにかく」

 これだけは言いたい。私は、みゆき先輩が好きなのだ。

2.千々石かなの場合


 私こと千々石かなは大学1年生。新谷大学科学データ部。

 オンライン大学生だ。

 というのも、入試合格後から、パンデミックの第56波が流行して、1度もスクーリングできていないから。入学式も電子会議ソフトだった。それ以来、自宅でタブレット越しのオンライン授業が続いている。憧れのキャンパス生活も台無しである。

 厚生労働省のコロナ予報では、来月には流行も終息して、やっとスクーリングが始まるとのこと。あの先輩に初めて会える。


 みゆき先輩と初めて出会ったのは、SNS上だった。

 投稿を見た瞬間、恋に落ちた。

 凛々しい表情。すらりとしたスレンダーボディ。そして、その落ち着いた声。

 しかも、この投稿の内容も高尚でしかも機転が効いていて、私は速攻でお友達申請を送り受理された。

 私は女の子だ。

 そして、みゆき先輩も、、、内容から判断するに女性なんだと思う。

 普通なら、そこでアウトなんだけど、私は何故か魅了されてしまった。

 しかも、みゆき先輩は、同じ学部の3年生。

 ロマンスを期待しないわけがない。

3.待ちわびた新学期


 私はスクランブルと一緒に、新谷大学の門をくぐった。

 スクランブルは私の乳母のようなもの。正確にいうと、小学校入りたての頃から、そばにいてくれた育児ロボットでもあった。

 実際の両親もいるにはいるんだけど、昔から2人は仕事で忙しくて。結果、私はスクランブルっ子になってしまった。考えてみたら、狼型サイボーグに育てられたのだから、私は狼少女なんだろうか。

 なんでも、昔、スクランブルは良家のお子さんが持っていた端末とそれに連携して動くロボットだった。その子が機種変したときに、スクランブルもセットで売りに出ることになってしまい、品が良かったので、私の両親が買い取り、私に与えてくれのだ。話を聞けば、高級品だったという。問い合わせてみても、開発者が一体誰なのか調べられなかったと聞いている。


「うしっ。行くわよ。スクランブル」

「張り切り過ぎると、怪我しますよ」

「うるさい❗️」

 スクランブルに、軽い一撃を食らわせようとした右足が、後ろの誰かに引っかかった。

「痛っ❗️」

「ん?」

 後ろにいた誰かに当たっちゃったような。

 バランスを崩して、転倒する私。

 私の後ろには、身長170センチぐらいの男性が倒れていた。

「いたたた、、、。お嬢ちゃん。よく見て行動してくれないかな」

「ごめんなさい、、、、あ」

 ちょっと、デジャヴ。

 凛々しい表情。すらりとしたスレンダーボディ。そして、その落ち着いた声。


「まさか、、、みゆき先輩⁉️」


 照れもせず、私は立ち上がる。

「あなた、みゆき先輩ですよねっ❗️」

「え?俺のこと?」

 後ろにいたその人が立ち上がりながら、私をみる。

 あれ?人違いなのかな。

 間違いなく、姿はみゆき先輩のはずなんだけど。

 あ、、、この人、男性だ。

「俺、美樹本芳樹なんだけど。君とはどこかであったかな?」

「ほらっ、SNSで友達の千々石です!あなた、みゆき先輩ですよねっ❗️」

 しばらくして、男性は気がついたようだ。心当たりがあったらしい。

「なるほど、、、ね。話すと長くなるから、詳しくはココで聞いてみてよ」

 美樹本さんは、スマホ画面にQRコードを表示させた。私は素直にそのコードを取り込む。マッピングソフトが案内を始めた。

「ありがとうございますっ」


 ああ、今のは運命の出会いだと思ってたんだけどなあ。

「そんなにうまくはいきませんよ。今日の予定はなんですか?」

「午前中は休み。午後から2つ講義が入ってるだけ」

 つまり、午前中は自由にキャンバスを散策できるのだ。

「さっきの人が、教えてくれた所に行ってみます? 一応、安全な場所みたいですし」

4.日下部さん

「ここですね」

 アプリが差した場所は、キャンパスの端にあるちょっと広めのとしたサークルの部屋だった。

「電脳サークル?」

 仮面ラ◯ダーでも出てくるのだろうか。

 扉を開ける。

 目の前に広がったのは、、、辺り一面のゴミゴミゴミ。まさに例えるなら、ゴミ屋敷ならぬゴミ部屋。匂ってきそうな気がして、思わずあとずさりする。

「奥に人がいるみたいです。入ってみますか?」

「うん。行ってみる」

 部屋は理科室程度の大きさのようである。

 奥には、かなり、コンピュータ端末が設置されているようだ。

 その一台に確かに人間が埋もれていた。

 足元を選んで、よっこらよっこらその人に歩み寄る。

「大丈夫ですか?」

「、、、ちょっと、キミ引っ張り上げてくれないか?」

 スクランブルと一緒に何とかその人を、ゴミの海からサルベージする。


 何とか、引っ張り上げたのは15分後だった。

「助かったー」

 答えるのは、白衣姿のボサボサ頭。

「本当に死ぬかと思ったー」

「あんなゴミ部屋で何してたんですか?」

「システムの保守作業だよ。、、、ところでキミは?」

「データ科学部の千々石です、、、と、付き添いのスクランブルです」

 スクランブルが軽快な足並みで、私の足元にやってきた。「よろしくお願いします」

「おおっ。これはすごい。この狼のOSは何かい?」

 いい加減、こっちが名乗ったんだから、そっちも自己紹介くらいはしてほしい。

 笑顔のまま、心の中で毒づく。

「この子のOSは、scramble2070。私も知った時びっくりしました」

「そうかそうか、、、ふむふむ」

「、、、先輩、とりあえず場所を変えませんか?」


「日下部透だ。はじめまして」

 ゴミ部屋から脱出した私たちは、部室の外に設置された販売機コーナーで話していた。

 端末で支払いを済ませると、ガタンゴトンと缶入り飲料が2つ落ちてくる。その一つ、ゼロキロカロリーのコーラを差し出す日下部さん。

「え?」

「おごり」

「あ、ども」

 日下部さんに倣って私もコーラに口をつける。

 話によると、日下部さんは、科学データ部の3年生。専攻は、人工知能の開発らしい。とりあえず、私は彼を日下部先輩と呼ぶことにする。

 ふと目的を思い出して、切り出してみることにした。

「みゆき、、、じゃなくて美樹本さんに教えられて、ここに来たんです」

「ああ、あのスケコマシ。、、、イヤな奴だっただろう?」

 どうやら、知り合いらしい。悪い意味での。

「いえ、少なくとも容姿は好みのタイプなんですけど」

 私は言葉を飲み込む。あとは、性別が女性なら完璧である。

 じーっと、日下部さんが私をみる。

「、、、ブルータスお前もか」「ローマ皇帝に叛逆した覚えはありません」

 私は日下部先輩のギャグを交わす

「君もプロジェクトMと関わりがあるんだね?」

 日下部が遠い目でいう。

「みゆき先輩を知っているんだろう?」

「はい」

 元気な声で答える私。

 次の日下部さんの言葉に私は凍りついた。

「あれは、僕の作ったAIだ」

5.恋のため息


 その日の夜。

 私は自室のベッドに飛び込んだ。お風呂は済ませて、しっかりご飯も食べて。

「ねえ。スクランブル」

「何ですか?」

「失恋って、悲しいわね」

「始まってもいない恋に失望してどうするんですか?」

「はうっ」

 私は抱き枕に頭を叩きつけた。

「でも、でも!」

 同性同士の恋ってだけでも決意がいったのに、みゆき先輩は人間ですらないじゃないなんて。

「信じられる? 私、架空のプログラムに恋してたのよ❗️」


「だから、どうしたってんです。人間とAIに恋ができないと誰が決めたんですか?」


 その言葉に私は、スクランブルを見た。

「でも、抱き寄せることもできないし、キスを交わすこともできないのよ?」

「目の前のあなたは、誰と恋の話をしてるんです?」

「あ、、」

 目の前のサイボーグ狼スクランブルは笑った。狼が笑うなんて、信じられないかもしれないけど、確かに笑ったのが、私には分かった。


「千々石かなは、戦う女の子です。

 何度くじけても立ち上がる。

 誰より私が信じてますよ」

6.虎穴に入らずんば虎子を得ず

「もう2度と来ないと思ってたよ」

 日下部さんが私にコーラを差し出す。


 あれから1ヶ月が過ぎていた。

 ここは、再び電脳サークル前の自販機。

 私とスクランブルは、再び日下部さんを訪ねている。

「『みゆき先輩』とは、決別できたのかい?」

「いえ、私が彼女を恋する気持ちは、それくらいじゃ揺るぎませんよ」

 自信満々に私は答える。

 日下部さんは、興味深げに私を見た。

「面白い。で、どうするんだい。その白衣姿は、僕に何かを伝えにきたんだろう?」

 そう。私はすでに白衣を着て、サークルにきたのだ。

「入部させてください。電脳サークルのお仕事に関わりたいです」

「将来の話なら、先生に話したほうがいい。うちは、ただのサークルだから」

「それでも、入りたいんです。実は調べたんです。みゆき先輩のこと」

 私は唐突に切り出す。

「何かわかったのかい?」

「何もわかりませんでした。だから、入部します。虎穴に入らずんば虎子を得ず、です」


「いいじゃん、日下部。念願の新入部員だろ?」


「ヨシキ!」

 日下部先輩の声に振り向くと、私の後ろに美樹本さんが立っていた。

 甘いマスク。うん。会うのは2度目だけど、やっぱり、みゆき先輩そっくりだ。

「お久しぶり。オオカミ少女ちゃん?」

 美樹本さんがウインクする。

 言葉が軽い。態度も軽い。限りなく軽い。もったいない。姿はみゆき先輩でも中身はやっぱりスケコマシだ。

「お前っ!勝手なことを!」

 この2人。実は仲がいいんじゃない?

 生暖かい目で、私は2人の喧嘩を見つめたのだった。

7.大掃除

 私がサークルでまずはじめたのは大掃除だった。部室が広いのに、どうしてここがゴミ部屋になるのかというと。

 第一は、日下部先輩が、時々、この部屋に住み込むからである。

「日下部さん、お風呂入りました?」

「うん。1週間前に入った」

「そういうのは、1週間入らなかった、というんですよ。大学前のビジネスホテルは使わないんですか?」

「うん。実は最初は使ってたんだけど、結局、この部屋に寝ることになるし」

「はい。1万円。貸してあげるから、ホテルに行きましょう」

「、、、えっ⁉️」

 顔を赤らめる日下部先輩。

「なに誤解しているんですか、先輩1人で行くんです。しっかりお風呂入って、寝て、ご飯食べて歯を磨いて。一晩、リフレッシュしてから、戻ってきてください」

 私は、部室から先輩を追い出す。それを面白そうに、見ている冷やかしの美樹本さん。

 もじもじしている日下部先輩。

「、、、なんですか?」

「あの、、、着替えは?」

「そこのところ、抜かりはないぞ。このゴミ部屋から発掘しておいた」

 スクランブルが、くたびれたトランクスとTシャツを引っ張り出す。

「ここまでやられたら、行くしかないな。いい女房ができたじゃないか」

「ヨシキ、、、まだ話は終わっていないぞ」

「ああ、わかってる。今夜は外だろ?居酒屋で一晩、付き合ってやる」

 ワイワイやりながら、部室から出て行く先輩たち。

 思ったんだが、彼らはきちんと授業に出てるんだろうか?


 この部屋が散らかる、第2の理由。

 単純に物が多いのだ。

 ゴミの下から出てくる出てくる無数のサーバーやら、端末やら。

「Windows 95が生きてるの初めてみたわ」

 私の家にも同じものが飾ってあったから、分かる。最低限のサーバー機能であれば、マシンからOSを外して、オープンソースをインストールするだけで十分だ。つまり、ここにあるのは、ゴミではなく、無数のパソコンの部品たち。

「整理棚が必要ね。あとは、導線を確保すれば、同じ量の部品を格納しても、ゴミ部屋にはならないわ」

 千々石かな、、趣味は、半月に一度の大掃除。

「さて、やるわよ、スクランブル❗️」

「ワォン❗️」


「おお!」

 日下部先輩が翌日戻ってきた時、部屋は完全な仕事部屋になっていた。

 整然と並んだサーバー群と10基のPC端末。壊れていた端末もきちんと組み上げ直してある。残りの部品は、ジャンルに分けてジャンク棚にまとめておいた。

 ちなみに、この整理には、スクランブルとワイフォンの記憶機能が役立った。部品の全てにインデックスをつけてデーターベース化。この作業のおかげで、この部屋にあるすべての物を把握できた。

「ほらほら、本来、サーバー室にごみは厳禁なんですから」

「すげー、新しくクラウドが増えてる⁉️」

 美樹本さんが驚く。

 インターネットサーバーの一部に専用のアクセス権を与えて、ストレージ化しただけなのだが美樹本さんには新鮮だったようだ。私が使う意味でも、ディスク容量は必要だった。そして、実は、このスペースの一部にもスクランブルのアクセス権が仕込んである。

「ねえ、千々石さん」

 日下部さんの目が細くなる。「まさか、悪意のあるプログラムは仕込んでないよね?」

「ギクっ」

「明日までに撤去しておいてね。『彼女』を起動できないから」

 そう、薄々気づいてた。

 日下部先輩は、みんなに秘密で、ここで何かを続けているのだと。

8.プロジェクトMの真相


 日下部先輩がここで続けていること。

 それが、すなわち、プロジェクトM。

「プロジェクトMって、AIの動作実験だっんですね」

「まぁ、簡単にいうとそうなんだ」

 かれこれ、半年が経とうとしていた。

 私も見習い雑用から日下部先輩の助手ぐらいには、なったんだろうか。

 日下部先輩も徐々に、学業が忙しくなっていた。時々、部室に来れない日々も増えてきた。

 私自身も実家から出て、大学の近くにアパートを借りて住んでいる。

 その間、基本情報試験や危険物取り扱いなど取得したスキルが片手で足りない。

 私が生まれた頃は少なかった理系の女性も、今ではごく当たり前の世の中だ。私にもリアルの友達ができた。振り返ると、私は徐々に社会に出る準備ができてきたんだと思う。

 ふと。時間ができて、のぞいたSNSで私はみゆき先輩を見つけた。

 懐かしい。今では、彼女が何者なのか、ほとんどすべてを私は知っている。

 でも、まだ。本当の意味で、私は大切な何かをすませていない。


「そろそろ、僕はこのサークルを卒業するよ。早めに就活を始めようと思うんだ」

 日下部先輩の言葉が出たのは、そんなとある日のことだった。

 昨今、技術力の高い人材は、早めに抑えられる時代である。聞けば、高専を出てこの大学に入った日下部先輩は、企業にとって貴重な即戦力として切望されている。インターンで企業に入るそんな時期がやってきたのだ。

 私たちみんなの進路も似たようなものだろう。

 私もモニター越しに日下部先輩を見た。


 うすうす感じていた別れの時。

 スクランブルが私の白衣の裾をかるく引っ張る。くいっと引かれて、私は背中を押された気になった。

 うん。わかってるよ。スクランブル。

「先輩、あなたの恋人にお別れの言葉はないんですか?」

 モニターに映る電子会議システムのウインドウで部員のみんなが驚いていた。

 私のそばにいた美樹本さんにお願いする。

 モニターの前に、美樹本さんが座った。

 足元のスクランブルにプログラム開始のサインを送る。

 ヴン。

 部室中のクラウドが一気に稼働した。美樹本さんの画面が一気に、別の動画と置き換わる。

 それは、芳樹さんのお姉さん、春香さんの姿。

 みんなの目には『みゆき先輩』が現れたように映っただろう。

 驚いた表情の日下部先輩。

 彼は気づいたのだ。

 これは、本物の春香さんだと。


「トオルさん、本当にありがとう。私、生まれてきて本当によかった」

 画面の向こう側の『みゆき先輩』が微笑む。

「応援してます。これからも未来に向かって羽ばたいてくださいね」


 滅多に崩れない日下部先輩の優しい顔がくしゃくしゃに歪んだ。

 わかってた。『みゆき先輩』は、私だけの恋人なんかじゃなかった。企画の段階から、日下部さんが作り上げた、初恋の象徴だったのだから。

 モニター越しに、日下部さんと春香さんを見守る。

 心からエールを送る。

 日下部先輩、本当におつかれさまでした。

9.もうひとつの卒業


「これでよかったのかい?千々石さん」

 ミーティングが終えて、美樹本さんと私は2人で居酒屋で飲んでいた。

「ご協力ありがとうございます。みゆき先輩のオリジナルデータが間に合わなくて」

「どうして、俺に姉がいることがわかったんだい?」

「みゆき先輩の映像データを解析したんですよ。照合したら、やっぱり芳樹さんで驚きました。そこでピンときたんです。

 日下部先輩、本当は芳樹さんのご親族を好きだったんじゃないかって」

「おーこわいこわい。君は俺の家族情報まで調べ上げたのかい」

 もちろん、私にもこんなことができるなんて思いつかなかった。

 突き止めたのは、ワイフォンとスクランブル。つくづく、これが18年以上前のコンピューターにできることか?と呆れてしまう。

「さて。約束も果たしたし、俺のお願いも聞いてもらえるんだよね?」

 美樹本さんが笑みを向ける。

「俺と付き合ってくれないか?」

 私も出来る限りの勇気で、それを受け止める。

「覚悟してくださいね? これからは本当の愛を追いかけますんで」

 それが私の「みゆき先輩」からの卒業だった。

(Dr.STAMP 〜恋と上司はは選べない〜へ つづく)


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