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猫がねじれる日、世界が変わる日

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    世界初(?)のプロクラブ連載小説。

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アイスリボン推しが『家出レスラー』を観た結果

アイスリボンとスターダムの間には、固い鎖でかかった禁断の扉がある。 これはファン周知の事実。ジュリアが電撃移籍してから完全に閉ざされた扉。彼女や離脱組のアイス批判は、運営だけでなく応援してきたファンの喉元も締め上げた。大企業と提携したスターダムは選手が憧れる舞台となったが、悪評を浴びたアイスリボンは身の丈にあった運営で生きのびている。 アイス推しのわしは、去った選手たちの言葉に傷ついた一人だ。好きな団体を否定されて、スターダムに立つことがステイタスのようにドヤされて、面白

    • 山アイロン部 in 雲取山2日目

      2日目。早朝から荷物を七ツ石小屋に預けて身軽な体で雲取山へ向かった。夢のような石尾根の見晴らし。富士山と八ヶ岳と南アルプスを横目に解放感のある道程。 以前登ったときは(暗くなる前に雲取山荘にたどり着きたい)と必死で楽しむ余地がなかった。ゆとり登山大事。ダンシングツリーと踊り、小雲取山を超えて、目的の雲取山の山頂へ。 後は下るだけ。七ツ石小屋で預けた荷物を積んで、長い帰路をひた歩く。 足が売り切れる前に鴨沢バス停まで戻ってくることができた。2日間合わせて約12時間。無事に

      • 山アイロン部 in 雲取山(1日目)

        早朝に七ツ石小屋を出発。心配していたほどの冷え込みはない。青藤色の空は優しく、鳥たちの声が眩しい。目を凝らすと富士山の山容が仄かに見えてきた。「富士山!」昨日は全く出会えなかったその御姿。月明りを頼りにシャッターを切る。気分も体調も万全。さあ向かおうか雲取山。東京最高峰を目指して。 今回山アイロン部が向かったのは件の雲取山。初日は途上の七ツ石小屋に泊まって、2日目に雲取山に登る計画だ。 1日目。奥多摩駅集合。バスに乗って45分、鴨沢バス停に到着。ここが雲取山への入り口とな

        • 山アイロン部 in 旧朝香宮邸

          新カメラで撮りたい撮りたい。 そんなタイミングで山アイロン部集結。向かったのは旧朝香宮邸。東京都庭園美術館内に佇むアールデコ様式の壮麗な建物だ。Zfの相手として申し分なし。 設定に戸惑いながらも撮り歩く。宝石のようなファインダー。美しいシャッターの手触り。描写にため息。いいカメラ。 目黒川→東京タワーと桜を撮り歩いた。もっと操作に慣れて、もっと気持ちよく撮りたい。わしのニコ兄への道、この先どっちだ。 #ニコ爺ではない

        アイスリボン推しが『家出レスラー』を観た結果

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        記事

          松下楓歩欠場

          肩の力が抜けた。 選手たちの離脱や休業の報を受けても、悲しいけれどすぐに前を向くことができた。何が起きてもアイスには楓歩さんがいる。彼女がいるから大丈夫。いつもはそんな安心感があった。しかし ― 先日、わしはあらゆる策で嫁さんを説得(?)してzfという数十万もするカメラを手に入れた。その目的はもっとよくプロレスの写真を撮るため。今まで使っていたGRⅢxは神カメラ。でもそのコンパクトボディに限界を感じ始めていた。写真なんてマイウェイ。独自のモノクロワールドで満足していたわし

          松下楓歩欠場

          山アイロン部 in マダム・タッソー東京

          お台場で有名人を撮影してきた。 行ってきたのはこちら。 凄まじいクオリティ。楽しすぎる。 しかし何とも言えない作品も。 わかる。わかるけれども・・・何か惜しい。 満足できるスポットだったのう。

          山アイロン部 in マダム・タッソー東京

          アイスの顔になる

          個人的2023年アイスリボンのベストバウトはこの試合。大晦日の後楽園ホールも熱戦だったけれど、内容的にもアイスといぶきさんの道筋を明るく照らした意味でも、SKIPシティでの試合がマイベスト。 この頃の2人はすれ違いが表面化して誤爆を続けていた。殺伐とした関係に決着をつけるための無制限一本勝負。情動的な攻防。雷のようなビンタに吹っ飛んで涙を湛える楓歩さん。感情の迷子で目を腫らしているいぶきさん。こんなに敵対視する2人を見たくな・・・いや見入ってしまう。怒りと悩みとプライドをぶ

          アイスの顔になる

          『2人が選ぶhotシュシュベストバウト2023』

          今年ラスト Ignite 観戦後、線路沿いを伝って西川口駅西口へ。飲み屋に転がり込んでノンアル注文。グラスを弾いて、さあ『2人が選ぶhotシュシュベストバウト2023』選考会のはじまりだ。 選考人を紹介しよう。 委員長はるれい :女子プロレス深入り歴1年。アイスリボン箱推し。 副委員長タカティ:女子プロレス観戦歴長い。ゆづラー。 お互いシュシュの全試合を観戦しているわけではないけれど、それなりに追いかけてシュシュ愛をnoteや写真で発信している。そんないちファンの目線から

          『2人が選ぶhotシュシュベストバウト2023』

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          サムライTVファン感謝祭2023(アイス参戦)

          サムライTVファン感謝祭2023(アイス参戦)

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          アイスリボン1317 in SKIPシティ

          アイスリボン1317 in SKIPシティ

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          じゃじゃ馬トーナメント4(写真のみ)

          じゃじゃ馬トーナメント4(写真のみ)

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          じゃじゃ馬トーナメント3(対戦)

          不安で潰れそうな友人と共に、試合会場の新木場1stRINGへ。 ここの会場は写真が撮りやすくて好き。 プロレスは動きが速いから、シャッタースピードを上げないとブレる。シャッタースピードを上げる = 取り込む光の量が減るということ。つまり暗くなるのでISO感度を上げて光量不足を補う必要がある。(しかし感度を上げると画像が粗くなる) 新木場1stRINGはリング上が太陽のように明るいため、シャッタースピードを上げてもISO感度を抑えることができる。だから、良い画質でブレない写

          じゃじゃ馬トーナメント3(対戦)

          じゃじゃ馬トーナメント2(合流)

          有楽町線、新木場行。車体に寄りかかり、友人Tに泣き言LINEを入れてから本日の対戦カードに想いを馳せた。 第1試合は YUNAvs鈴木ユラ。初見のYUNAさん、顔が好き。鈴木ユラさんはアイスのリングで何度も見ている選手。卓越したサブミッション、迫力の蹴りでトーナメントを牽引していくに違いない。 第2試合は炎華vsゆづき。先だって行われたヤングオーオーも同カード。そのときは時間切れ引き分けでストップ。小柄な炎華さんがBIGゆづきさんに立ち向かう構図はわかりやすく、会場の後押

          じゃじゃ馬トーナメント2(合流)

          じゃじゃ馬トーナメント1(大会前)

          ゆづきさんの前転を見て冷笑したことを今でも恥じている。 千春代表に促されて最初に前転を披露したときのこと。腰を落とした彼女は枯れ木のように震えながら、頭をリングにめり込ませて右斜め前方に崩れ落ちた。「運動神経もセンスもない」鼻白んだ自分に対して、代表とタニ―さんは真剣な目を向けていた。技量ではなくその魂を、意欲を探ろうと向き合い、心意気を褒めた。自分が不格好であることもわからないまま、優しい言葉で表情に花を咲かせるゆづきさん。もしため息をつかれていたらレスラーへの道は潰えて

          じゃじゃ馬トーナメント1(大会前)

          REYSOL2023

          地獄のような今シーズンのリーグ戦が終わった。 柏は前期から続く8か月勝ち無し。煮え湯を飲んで飲んで飲んで、終盤まで降格争いに巻き込まれ。苦しさを和らげるため女子プロレスに逃げていたけれど、試合は追い続けて最終順位は17位。現地に行った試合は下記の通り。 意外にも前期より多い!井原監督に代わって内容は上向き。采配のもどかしさがなくなったので、後期は熱く楽しむことができた。 そして来週、天皇杯決勝。川崎フロンターレVS柏レイソルが行われる。 苦しかった1年間も、ここで獲れば

          山アイロン部 in 岩殿山

          夏の尾瀬以来、山アイロン部が集結。岩殿山という大月駅最寄りの低山へ。富士山の展望、鎖場のスリル、見頃の紅葉が期待できる。いいロン活ができそうだ。 登山口から数十分で山頂。いきなりこの見晴らし。我々は撮れ高が上がると足が軽くなる。意気揚々と、山尾根に沿って続く天神山へ。 落ち葉で足を取られるし、際どい岩場が多くて気を遣った。みんな何とか乗り越えて無事下山。いい山だった。また来よう。

          山アイロン部 in 岩殿山