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バズの話をするとしよう

私がワクチンを打ってバズったことを話しておこうと思います。
こんにちは。ハルキです。やや語弊がありますが。

Twitterで私をフォローしている方は見たかもしれません。

これ。

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なにこれ?と思った方もいるかもしれませんが、こちらは完全に創作。
ですが良くも悪くも、ああTwitter〜という反応を久々に味わいました。
なのでまとめておこうと。

これが生まれた経緯

とある医療従事者へのリプライがきっかけ。
常日頃、COVID-19について知識だけでなく現場での状況・様々な感染ケースを発信されている丼先生(鍵アカウント)が「ワクチン接種の報告まってます」とつぶやいていて、それに応えているフォロワーの様子を見ていたので

よし、私も2回目打てたし報告しとこ!
これが発端。

スクリーンショット 2021-09-14 11.19.54

これが私のリプライ。
このリプに先生がポスターみたいにすてきだからキャッチコピーつけちゃいたい(意訳)とおっしゃった引用RT(先生は鍵アカウントなので詳細は貼りません)がえらい反響をいただき、通知がすごいことになり…

ワイワイと楽しく創作ポスターを作るに至った

…わけではなく。
それだけだったら100%楽しかったのですが。
すごい通知の中に私のツイートを利用して、先生へ批判を投げる人が現れました。

ここで、私が何に憤慨したかというと。

私→先生 に送ったリプ(先生は喜んで受け取ってくださった)に
外野が口を挟んだこと。
双方のコミュニケーションは成立しているにも関わらず、です。

私が渡したラブレターにゴミを塗りたくって投げた
みたいなものです。

…お邪魔虫すぎない??なにしてんの?? という。


その外野の批判が、私のリプライを利用したことに先生は心を痛められていたので

先生が謝る必要はないですし、私は先生がせっかくつけてくれたコピーで創作ポスターを作りたいのですがいいですか?

と提案したのでした。
きっかけのリプ(8/31)が私のワクチン2回目の副反応のヤマをこえ、気力がモリモリ戻ってきたところだったので、この気力を何かに昇華したかったのかもしれません。
なにより、

感謝の気持ちを、他人に批判へと歪められてしまったので本来の形(感謝)に戻したかった


これです。そういうことする人より大事にしたいもの(ひと)がある。
幸い、私には作る技術もあるので。
鉄は熱いうちに打てるぞ、と。
打ちまくるぞこういう時のハルキさんは。フンス。
ということで。

久しぶりに、グラフィックデザイナーとしてのスキルを発揮させて、ものをつくることができました。ワーーイ!
好意が原動力なので瞬発力もすごかった。

ちなみに先生からいただいたのは、一番大きなキャッチコピーです。
それ以外の厚生労丼省というネーミングやフレーズは私がポスターに必要な要素を盛り込みながらも創作とわかるように作り、先生にご確認いただいて修正を加えて仕上げました。

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こちらは先生の公開アカウント(@sguardo_bot)。
初リプ(8/31)から公開(9/2)までのスピード感よw

上記のアカウントはCOVID-19に関する情報を問題集形式でツイートされています。
事実にもとづく内容や、世間の誤認情報などを確認できるのでとっても便利ですし、勉強になります。

本当に問題集がほしい。(大事なものは紙でほしい派)
ゆくゆくは先生のアカウントを削除されるとのことなので、個人的に冊子にしたいなあ…


みなさんの反応は

公開アカウントでしたので、賛否両論結構な反応をいただきました。
おおむね好意的な反応でしたが

▶︎接種を煽らないでほしい
▶︎打ったからなんだというのだ
▶︎こっちは打ちたくても打てないのに
▶︎コスプレイヤーと組むなんてどうかしてる
▶︎何がしたいの?
▶︎位置が悪い

などなど様々な引用もそこそこありましたが、そこはTwitter。
想定内のものばかりでしたし、経緯を知らずに突然これ見たらそりゃそう思うよね!と思いました。
接種位置のツッコミは私に言われても困るんだが…と思いましたけど。

反応を見て私が感じたこと

私が突然目の当たりにした側でも同じように「何これ?」と感じると思う。

ちなみにツイートは見たい時だけ見に行って、それ以外は通知を切っていました。モリモリ届き始めたので。
この機能便利ですよね。
それだけでも、突然言葉で殴られるような目には遭わないので。
バズり始めたら自衛、大切です。

ただ、引用は本人に通知が来ることすっぽ抜けてる人多いなあ〜と思いました。相手がいないと思っているんだろうか…

創作ポスターについては、読み手の状況次第でどうとでも解釈できる、と改めて体感しました。
形にする言葉にするとはそういうことなので、今のご時世ストレスフルな状態で過ごしている方(特に我慢させられていると強く感じながら過ごしている方)は特に反射的にこのツイートに批判的な意見を述べていたように思います。
煽りでなく、目に入る情報にかなりバイアスがかかっている状態なので、情報を遮断してゆっくり休んでほしいなと思います…

突然バズったわけではなく、鍵アカの中で一度反響があり、その後公開に至ったので私自身も心構えができていました。
キャッチコピー以外の文章を考えた時も、メインがこれだからできる限り画面のバランスを崩さない程度にテキストで補っておこう。
と注意書きにも気を配りつつ。

注意書きは、反射的な反応をする方は読まないけど(これは仕方がないです)「え!?どういうこと!?」と感じた方達が誤解せずただしく理解してほしい、という広告デザイナーの予防線でもあります。

正直「え!?!?(衝撃)」からの「なるほど〜w(納得)」
この反応がたくさん頂けたのはほんっとうに嬉しかったです。

この機能が役割を果たしていた証拠でもあるので。
広告デザインはインパクトと納得がセットになれば、かなりの広告効果があります。
納得できる要因がなさすぎると、ただの炎上になるので文字の取り扱いは少なければ少ないほど神経をすり減らしますが。

そんな感じで、一番届けたかった丼先生に報告ができて丸く収まって本当に良かったです。

私自身、ワクチンに関しては打てる人が打って、自分や身近なひとはもちろん打てない人たちのために少しでもなればという思いしかありません。
創作ポスターにも入れたテキストですね。
家族とは話し合いの機会を設けましたが、それ以外の人たちの考えに干渉するつもりはまったくありません。


先生との出会い

これについても書いておこうと思います。
蛇足ではありますが。

COVID-19が世に現れ、関わり方もよくわからなかった2020年、フォロワーの誰かがRTしていたキレキレのツイートが目に入った。
それが丼先生(@concert_1750 )。
恐怖を煽ったり、自分を貫く!自分たちは大丈夫!なんて間違った方向の自己主張のツイートで溢れうんざりしていた中で、淡々とCOVID-19について現場報告をされている先生でした。

かかりつけ医もない
親世代、高齢者世代との関わりが深い
反射的な噂話にヒステリックに反応する周囲
リモートワークや休業をする企業が多い中、2019年以前と同じように店頭で化粧品のカウンセリングと販売を行なっていた私は、不安と疑問を持っていました。
とりとめのない情報に日々翻弄されているだけの自分にも、いい加減うんざりしていました。

そんな悶々とした状態だったので、余計なフィルターを通さず現場の状況と専門知識を交えて日々発信されている先生の存在がとてもありがたかったのです。
あくまで医療従事者という立場での論理的な発言。
趣味嗜好や利益を度外視した淡々とした発信によって、私の立場・状況で「どう正しく恐れればいいのか」を教わっていました。(フォローしてツイートをチェックしているだけでしたが)

TVの偏向報道や職場の話題によって、不安を増幅させている家族たちにも正しい情報を届けることができ、自治体のワクチン接種に乗り遅れることなく、スムーズに終えることができたのは紛れもなく丼先生のおかげです。
こころから御礼申し上げます。

感謝の気持ちを伝えたいと思っていたところに、ご本人が報告ツイートほしい⭐︎と仰ってたら、そりゃもうしますよ。
このコロナ禍に翻弄されずに打ち込むべきことに集中できた大恩人です。今しなくていつするのかと。

で、冒頭の報告リプライに至ったわけです。
Twitterの存在に感謝したコロナ禍のひとときでした。

気持ちは、言葉と行動で表現する。
思いが伝えられてよかったです。


また、これからも先生に限らず医療従事者をはじめとした、エッセンシャルワーカーのみなさまのおかげで自分の生活が成り立っていることを忘れずに、過ごしていきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます。

サポートしてくださったあなたの気持ちに応えられるように、これからもがんばります。 サポートはこれからの活動に役立て、noteでお返ししますね❣️