僕は女に生まれてきて良かったと思っている。
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僕は女に生まれてきて良かったと思っている。

僕は女だ。心も女だ。だけど創作活動に、エッセイに、「僕」を生きる理由がある。

女は生きづらい。女には分からない男の生きづらいさを重々承知して書く。男はつらいが、女だってつらい。

女は愛嬌の生き物だ。
女は媚びる生き物だ。
女は家にいる生き物だ。
女は子どもを産んで乳を与える生き物だ。
女は弱く情けない生き物だ。
女は男に守られている生き物だ。
女は男がいなければ騙していい生き物だ。

だから女は舐めてもいいのだ。
だから女は下級の生き物なのだ。

これらは言われたことのある言葉だ。
そして今もどこがで男が女には、あるいは女がその女自身に突きつけている「女の条件」だ。

私は大学生である。
大学生である限り、女はなかなか馬鹿にはされない。女であることに生きづらさを感じることはなかった。

では何故このトピックを今日は書くのか。
このトピックを感じる瞬間が、社会に多くあるからだ。

私はアルバイトではあるが、3ヶ月宮崎で働いた。

そしてよく耳にした。

女は子どもがいるから使えない。
子どもの大きくなった女を使おう。
お前さんはいつ結婚するんだい。
え?しないかもしれない?
それは女の幸せとは程遠いよ。
女の幸せはな、子を授かり、乳をやり、家を守ることだ。

そうか、そうなのか。

大学生であるという事実を隠しただけで、こんなにもたくさんの僕とは程遠い価値観がすぐ側にある。

大学一年生、就活イベントにて
どうして上層部に1人も女がいないのかと聞かれて吃る社会人を思い出す。

女として僕を名乗るとき、私は少年のように貪欲に疑問を持ちたいと思っている。私が何故女であるのかとも、疑問を持たなければいけない。

僕は少年として、女の考えを持ち、女の弱い世界について疑問を持つことが出来る。外国には美しく見られるために足を折ったり、首を長くする文化があったようだ。そして今も小規模ながらある。

何故美しくいなければならぬのか。

何故可愛くいなければならぬのか。

男尊女卑、女尊男卑。

シングルマザー、シングルファザー。

女であることのルール。
男であることのルール。

僕の恋愛対象は、男と女だ。この状態を世の中ではなんというのか分からないが。

僕は許せないのだ。

何故女だからと低賃金なのだ。
何故女だからと馬鹿にされるのだ。
何故女だからとレイプされるのだ。
何故、何故なのだ。

僕は必要だと考える。
もっと寛大な、基礎的な、シンプルなルールが必要だと。

僕達は人間である。

これで解決しないのだろうか。

目の前にいるのは犬なのだろうか。
目の前にいるのは猫なのだろうか。

人間ではないのだろうか。

これからの子どもたちには、もっと寛大な世界を用意してあげたいと思う。君たちは人間で、なんでもできるのだと。

力不足だ。

宮崎に、地元宮崎に、いつでも寛大に迎えられる環境を作りたい。何ができるのだろう。考える、調べることしか今はできない。

ただこう思えたのは、僕が女であるからだ。

女でなければ、出会えなかった社会の仕組みなのだ。

だから、僕は女に生まれて本当に良かった。
これから男として女として生まれてくる子どもたちに、寛大な環境を残す方法を考えられるのだから。

女だからと手をあげてきた男達は許せないが、それでも強く生きる女達を誇りに思う。

そして今日も考えよう。
どうすれば、人間として生きていけるのかを。

#男尊女卑 #女尊男卑 #女 #男 #差別 #暴力 #社会問題 #シングルマザー #シングルファーザー #エッセイ #疑問 #社会

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はるな

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