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【嘘で身を守る】嘘つき人たらしの二宮和也くんみたいになりたい。

こんにちは。

春野太陽です。


私はプロフィールにあるように

嵐ファンです。

小4の時にはお茶の間ファンにはすでになっており

そこからかれこれファン歴15年ほど。

人生の半分以上彼らに支えられています。


今日はその中でメンバーの『二宮和也』に

スポットを当てて、

私の悩みとそれを解決するための理想を

語ろうと思います。


まず、二宮くんは嘘つきです。天の邪鬼とも言われます。

悪い意味じゃなく、褒め言葉で嘘つきです。

特にラジオなんかだとホラ吹きまくってます。

ありえない冗談ばっかり言うし

ラジオスタッフさんもフォローに必死です。
(リスナーはそれがおもろい)

そして、二宮くんは人たらしです。

年上、年下、関わらず懐に入りまくります。

脚本家の倉本聰さんを「そうちゃん」呼びだし

玉木宏さんのことは「たまきん」だし、

西島秀俊さんのことは「ひでちゃん」だし

クリントイーストウッドのことは「ずっとピーナッツ食ってっからあの人。殻辿っていけばクリントが見つかる」
・・・って偉大な監督にピーナッツキャラかよ!ジャニーズ初のハリウッド俳優さんよ!他にすごいエピソードもっとあるだろ!


てなかんじで、とにかく物怖じしなくて

誰とでも仲良くなれて

突拍子もないエピソードで笑かしてきます。


一方で私は嘘をつくのが苦手な性格です。

毒親から理不尽な要求や平気で嘘をつかれ続けた経験があるのも影響してか、反面教師的に嘘や理不尽が許せません。

冗談をアドリブで言うのも下手くそです。

「いつでも正直でありたい。」

「人をあざむきたくない。」

「わざわざおだてるとかごますりとかできない。」

「自分の失敗を他人になすりつけるやつ許せない。自分のミスじゃないのに謝らなきゃならないの理不尽。」

「嫌なこと言われた時に気の利いたアドリブ返せない自分も悔しいけど、人の気持ち考えない発言する相手が悪いんだ。」

それが信念であり譲れない気持ちでした。



そんな信念を持ちつつも、

二宮くんの『人たらし』と『嘘つき』を

私も身に着けられれば

どれほど生きやすくなるんだろうかと

二宮くんの処世術に憧れを抱く私もいて。



二宮くんの嘘は、人を騙す嘘ではないです。

エピソードトークの際に

時には事実を大袈裟にしたり。

時には何年も同じことを言っていたり。

そういう嘘のつき方をしています。

それは嵐の他のメンバーも同じことだと思います。


「三が日をどう過ごしましたか」と聞かれれば

櫻井「うちの二宮は毎年やってることがあるんですよ。言っちゃいなさい!(前振り)」

二宮「領収書の整理です(真顔ドヤ)」

このワンセットで観覧のみなさんも大爆笑。

趣味を聞かれても

「おふくろから言われてたのが『ストレス溜めるなら金貯めろ』だったので、記帳ですね。」

転じてケチキャラ、服買わないキャラで

「俺もうここ5年くらい服買ってないから。
『ひみつの嵐ちゃん』の『マネキンファイブSP』のときに買った服が増えたくらい?プライベートじゃ服買ってないよ何年も。」


これに関しては、もはや本人もラジオで

「『5年服買ってない』っていうのをもう5年くらい言い続けてるからこっちは笑笑」

って自分でちゃっかり暴露してツッコミ入れてます。


長くアイドルしてる彼らは、質問に対しての回答が定型化されているんですよね。


でもそれが安心なんです。

何年も同じ回答で新鮮味はないかもしれない。

最近のことを教えてくれなくてずるいかもしれない。

話が少しずつ誇張されて事実とはずれてきてるかもしれない。


それでもいいんです。

なぜならその定番回答エンタメには『全員』に対してメリットしかないから。

『全員』というのは、番組のスタッフであったり、ファンであったり、本人たちであったりです。

・必ず笑いが取れる保証がある強いエピソード
・すぐに回答ができてバラエティの流れがスムーズ
・アイドルとしてキャラクターを確立できる
・昔のエピソードなら最近のプライベートを掘られることがない

全ての人にとって優しい二宮くんの嘘。

アイドルとして自分もみんなも傷つかないための嵐の優しさ。

誹謗中傷に晒されやすい彼らの職業にとって

【優しい嘘】【全方向へ気の利いた回答】は必要な才能。

彼ら嵐はその塩梅がうまい。(個人的な感想)


【嘘でもそれは完全なアイ】

はまさにその通りだと思います。

↑アニメ【推しの子】より主題歌【アイドル/YOSOBI】



わたしも、自分の身を守る・好かれるために

時には「ちょっとした嘘」も必要であることを

二宮くんの天の邪鬼ぶりなどを見ながら

学びました。



『素の自分を会社にいる時にまでさらけだす必要はないんだな。』

『会社にいる時は鎧兜かぶってガードを張れば、何か否定されたとしても素の自分への否定じゃないから身を守れるよなぁ』

『職場では自分で自分に偶像作って演じてると思ったらそれもそれで楽しめちゃいそうだよなぁ』

『定番の回答を決めとけば、不意打ちの質問くらわされてもかわせるよなぁ』

と反面教師的に抵抗していた嘘に対しての極端思考がなくなりました。


実際、職場とプライベートでは

キャラクターを使い分けているって方も

いらっしゃいますよね。


だから、『嘘』って

自分と周りのことも守るためのものだったら

ついてもいいものだし

むしろそうしていかないと

生身が傷ついて生きていけないよなぁと。


出勤前、スーツや制服を着たら、

鎧・仮面・兜を身につけたと思い込めばいい。

どんな鎧兜や仮面が自分に似合うのかは

これから試着していかなければですが

少しずつ社会に復帰していく中で

「ありのままをさらけ出す相手」と

「仮面をかぶって身を守る相手」を、

使い分けられるようになりたいです。





ヲタクの語彙力的に、総括して「二宮くんになりたい。」「まじ国民的アイドルすぎょい。」





2023.06.10(sat)
春野太陽


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