天気みたいですね。訥々と。 日常と思考の断片を置いたり飾ったりしていきたい。

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記事一覧

自分には誰かを愛したり、誰かに愛されたりする覚悟と責任、あるいはセンスがないなぁとずっと思ってる。

湊
6時間前
1

この世界はクソだ!
だから君も私もみんな絶望する。この世界がクソだから。

でも、だから大丈夫。この世界で生きる私たちはすごい。尊くてかっこいい。

私たちは必死に頑張って生きているけれどいずれ死んでしまう。

だから、たまには世界のせいにしていい。

私たちは生きているんだ。

湊
6日前
6

信頼している人が私のことを信じてくれていると感じた時、私はよく申し訳ない気持ちでいっぱいになっていて。
今までそれがなぜか分からなかったけど、きっと想像以上に私が自分自身を信じられていないからなんだって気付きました。
等身大の自分だけど、こんな私が一番に信じてあげたい。

湊
10日前
10

ひとりごと

今日はなんとなくnoteを開いてみました。本当に思いついたことを綴るだけの予定です。 最近は文字に触れようということで小説を買いあさっては読むを繰り返しています。も…

湊
11日前
8

春に舞うことば

「微睡んで春、夕暮れに風」 「凛冽として春 かはたれ   曇天の切れ間より見える青空とは        青春彩る さくらのうた か」 「妻眠り 川沿い歩く 外套の  …

湊
2週間前
8

Make it Home

『Make it Home』。  美しくも儚い、幼い夢のようでありながら厳しくたしかな現実を静かに孕んでいる曲。  あんなに切なく繊細で、フジコ・ヘミングさんの歌声のように絶…

湊
2週間前
9

noteを始めてから1ヶ月が経ちました!🎉
稚拙な文章にもかかわらずご愛読いただき、ほんとうにありがとうございます🙇‍♀️
今後も変わらず言葉を愛していきますゆえ、これからも読んで頂ければ幸いです📚

いつもありがとうございます。
これからも湊と湊の言葉を、よろしくお願いします🐈

湊
2週間前
7

あ、マッチした。

 久しぶりに旧友と笑い合い、あっという間に帰路に着いた。三十分前に飲んだサワーのアルコールがまだ残っている気がする。  歩きながら、今は春とも夏ともいえぬ曖昧な…

湊
3週間前
4

人から言われるほどいろいろ考えすぎてしまう性格なので、できるだけ素直に、良くも悪くも肌感覚深度2mmのところで快く関わりたい。

湊
3週間前
4

んふふ、今何気に気付いちゃったんですけど、私かなり自分の文章が好きです!笑 んわー大胆!笑

でもこれかなりホントのことで、好きな推しグッズみたいに集めたり並べたり読み返したりするの好き笑
ちょっと恥ずかしいけど呟きってことで笑
ラフに見てってね!☺️ウェルカム〜!𓇼𓆉

湊
3週間前
5

翳し、散る。弾ける。

1. 散る。  彼の写真を月に翳してみる。  朧気にも、その心を見透かせないかと考えていた。  誰でも包み込んでしまうような優しい雰囲気に小さじ一杯の哀愁。周囲の人…

湊
3週間前
7

誰かに渡すプレゼントを選ぶ時間とか、そのプレゼントをどうやってラッピングして渡そうかなって考えてる時間がかなりすき

湊
4週間前
3

「エモい」は言葉だ。

 どうしてか、最近生まれた新しい言葉は、簡単には“言葉”として容認されない風潮があるように思える。  誤解を避けるために先に記すが、私は決して「エモい」のような…

湊
1か月前
7

どこで誰が創作した音楽・言葉でも、音楽や言葉の前ではどれも同価値で、平等であるべきだと思う。

湊
1か月前
5

「逃げてもいい」という言葉にずっと疑問を抱いていたけれど、きっとその後に続くのは「まだ希望はあるから」なのかなと、勝手に思いました。
一見なんの根拠もないような「大丈夫」や「できるよ」という言葉。そばに居てくれる人の「諦めないで」や「頑張れ」を、もっと自分の力にしていきたいです。

湊
1か月前
1

一寸先のサキ

 一寸先は闇だと、ある先人は言った。  未だ来ない世界を闇と称した先人。その先人が生きた世界の延長線上に、私たちは立っている。 1. 春の砦  修了式を終えクラス写…

湊
1か月前
9

自分には誰かを愛したり、誰かに愛されたりする覚悟と責任、あるいはセンスがないなぁとずっと思ってる。

この世界はクソだ!
だから君も私もみんな絶望する。この世界がクソだから。

でも、だから大丈夫。この世界で生きる私たちはすごい。尊くてかっこいい。

私たちは必死に頑張って生きているけれどいずれ死んでしまう。

だから、たまには世界のせいにしていい。

私たちは生きているんだ。

信頼している人が私のことを信じてくれていると感じた時、私はよく申し訳ない気持ちでいっぱいになっていて。
今までそれがなぜか分からなかったけど、きっと想像以上に私が自分自身を信じられていないからなんだって気付きました。
等身大の自分だけど、こんな私が一番に信じてあげたい。

ひとりごと

ひとりごと

今日はなんとなくnoteを開いてみました。本当に思いついたことを綴るだけの予定です。

最近は文字に触れようということで小説を買いあさっては読むを繰り返しています。もちろんこうして自分の思いをそのまま文章に起こすことも好きですが、やはり人の綴った文章や言葉にはその人の心の内側が表現されると思います。そこが好きです。

立夏が通り過ぎましたね。皆様ご機嫌いかがでしょうか。
ところで私は「夏」という季

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春に舞うことば

春に舞うことば

「微睡んで春、夕暮れに風」

「凛冽として春 かはたれ
  曇天の切れ間より見える青空とは
       青春彩る さくらのうた か」

「妻眠り 川沿い歩く 外套の
  影落としたる 夜半の月
   はしる蕾に 春告鳥や
    月ぞ明かりて 萌ゆる葉ら」

「その姿はまるで、レインコートを羽織った春のようだった。」

「春眠しかし暁を覚えて夢から醒める
  風に吹かれて待ち侘びた夏はもう亡い

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Make it Home

Make it Home

『Make it Home』。
 美しくも儚い、幼い夢のようでありながら厳しくたしかな現実を静かに孕んでいる曲。
 あんなに切なく繊細で、フジコ・ヘミングさんの歌声のように絶えず揺れる心や深い慈悲を感じる曲は今までに聴いたことがありませんでした。

 どうか穏やかに、美しい世界で見守っていてください。

 フジコ・ヘミングさんのご冥福をお祈りします。

noteを始めてから1ヶ月が経ちました!🎉
稚拙な文章にもかかわらずご愛読いただき、ほんとうにありがとうございます🙇‍♀️
今後も変わらず言葉を愛していきますゆえ、これからも読んで頂ければ幸いです📚

いつもありがとうございます。
これからも湊と湊の言葉を、よろしくお願いします🐈

あ、マッチした。

あ、マッチした。

 久しぶりに旧友と笑い合い、あっという間に帰路に着いた。三十分前に飲んだサワーのアルコールがまだ残っている気がする。
 歩きながら、今は春とも夏ともいえぬ曖昧な時期だと思った。立夏はまだ少し先で、夜風は涼しく心地がよい。

 旧友との久しぶりの再会を果たしたというのに、私の言うことは以前とちっとも変わらなかった。

『彼氏ができない!』

 何年も同じことを嘆く私。
 そんな私を見て、彼女はマッチ

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人から言われるほどいろいろ考えすぎてしまう性格なので、できるだけ素直に、良くも悪くも肌感覚深度2mmのところで快く関わりたい。

んふふ、今何気に気付いちゃったんですけど、私かなり自分の文章が好きです!笑 んわー大胆!笑

でもこれかなりホントのことで、好きな推しグッズみたいに集めたり並べたり読み返したりするの好き笑
ちょっと恥ずかしいけど呟きってことで笑
ラフに見てってね!☺️ウェルカム〜!𓇼𓆉

翳し、散る。弾ける。

翳し、散る。弾ける。

1. 散る。

 彼の写真を月に翳してみる。
 朧気にも、その心を見透かせないかと考えていた。

 誰でも包み込んでしまうような優しい雰囲気に小さじ一杯の哀愁。周囲の人を一目で惹き付けてしまう彼。

 真面目で寡黙。容姿端麗だが伏し目がちな彼。

 眼鏡の奥の彼の眼は、よく見ると微かに昏い。
 水底のように。宇宙のように。
 見れば見るほど深く、そこには未知の世界が広がっていた。

「…。」

 

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誰かに渡すプレゼントを選ぶ時間とか、そのプレゼントをどうやってラッピングして渡そうかなって考えてる時間がかなりすき

「エモい」は言葉だ。

「エモい」は言葉だ。

 どうしてか、最近生まれた新しい言葉は、簡単には“言葉”として容認されない風潮があるように思える。

 誤解を避けるために先に記すが、私は決して「エモい」のような“新しい言葉”を、皆が皆全員受け入れるべきだ、率先して使うべきだと主張したいわけではない。むしろ、各個人が好きな言葉を好きなだけ遣って、その人なりの表現を自由にすべきだと思う。

 しかし(個人的に)悲しいことに、新しい言葉を頑なに受け入

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どこで誰が創作した音楽・言葉でも、音楽や言葉の前ではどれも同価値で、平等であるべきだと思う。

「逃げてもいい」という言葉にずっと疑問を抱いていたけれど、きっとその後に続くのは「まだ希望はあるから」なのかなと、勝手に思いました。
一見なんの根拠もないような「大丈夫」や「できるよ」という言葉。そばに居てくれる人の「諦めないで」や「頑張れ」を、もっと自分の力にしていきたいです。

一寸先のサキ

一寸先のサキ

 一寸先は闇だと、ある先人は言った。
 未だ来ない世界を闇と称した先人。その先人が生きた世界の延長線上に、私たちは立っている。

1. 春の砦

 修了式を終えクラス写真を撮ったあと、クラスメートたちは早々に教室を去っていった。高校生活最後の春休みというイベントを前に、みんな浮足立っていたのだと思う。

 一時間も経つと、教室は私とサキだけの砦になった。

 サキは、高校に入ってから出会った友人で

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