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【近況報告】出勤初日、「あ、ムリかも…」と直感した話【みんなで仲良くが苦手】


ただいま午前4時ぴったりです。この記事を書き終える頃にはきっと窓の外が明るくなっていると思うので、挨拶は「おはようございます」かな、おはようございます!

昨日、新しい職場へ出勤し、いきなり軽く絶望?不安を抱えながら19時に帰ってきて、先に帰っていた夫が作ってくれていたご飯を食べてアイス食べて…

ってしてから「ちょっとソファで横になろ」ってしたら、次に気がついたのは午前3時でした。

私が寝落ちすることは日常茶飯事なのですが、昨日は眠りに落ちる瞬間の意識はなくて、突然寝ていたみたいです。寝落ち常習犯すぎて、もはや「ちゃんと布団で寝なよ」「風邪引くよ」などと起こされることもなく、布団をかけられるということもなく・・・

部屋の電気もストーブもついたままのリビングで目を覚まし、「あ、またやっちゃった」と自己嫌悪に陥るんですね。(昨年の秋?冬?から何十回とやらかしているのに、学習しない私)


職場のこともそうですが、最近いろんなことでちょっと疲れているのと、悩んでいます。

元々私自身が「考えすぎる」ところがあって、自分で悩みを大きく膨らませすぎるのが問題なのですが・・・「ちょっと愚痴ってスッキリ!よし頑張るぞ🌟」というレベルを超えてしまっているので、頭の中の問題整理のためにも、またカウンセリングとかに行くべきなのかなと思い始めています。

今日は職場のこと中心に、引っ越しのことやペットのことなど、いろいろなことがあったので、なるべくさら~っと近況報告します。(私のnoteで「さら~っと」ができた試しはほとんどない)


人と深く付き合うことって、「楽しい」「嬉しい」「感動!」ももちろんあるけど、それと同じかそれ以上に「疲れる」「めんどくさい」「怖い」があるなと思っている、人間関係避けがちな私です。

たぶんこの記事は、オチも答えも出てこない、悩みを書き連ねるだけの記事になると思います(;´∀`)

なのですが・・・

今もネット上で繋がっている、私を心配してくれている人のために、「今こんな感じですよ」「生きてますよ!」の報告がしたくて、今回はそういう方々に向けた記事です。

(とか言いながら、”悩んでる報告”とか暗い話わざわざ聞かせるってどうなのって感じですが(笑))

まずは近況報告系のライトめな話題から始めていって、最後に本題「職場の話」をします・・・(・ω・)ノ

よろしくおねがいします。(←人と関わること避けすぎて、もはや人に向けた文章の書き方すらままならなくなってきた人w)


。°+°。°+ °。°。°+°。°+ 





変わったこと

引っ越し

4月に引っ越しをしました。

2019年6月~2020年3月まで、当時母が一人暮らししていた家に居候し、4月から今の夫と暮らし始め、それからずっと同じマンションで暮らしていました。

が、今回ワケあって急な引っ越しをしなければならない事態となってしまい・・・慌てて段どりして、部屋探し開始~引っ越し完了まで、トータル1か月くらいで終わらせました。

新居の好きなところ

・築浅で綺麗!

前のところが築40年以上ということもあったので、それに比べるとだいぶ築浅で、外観・内観ともに綺麗です。脱衣所や洗面台、各部屋に窓があったりと、「あったらいいな」が色々揃っていて、間取りは理想ぴったりでした。

・キッチン広い

対面キッチンで、キッチンにも小窓があって、朝そこから日差しが入るのが気持ちよくて好きです。ダイニングテーブルはもともとあったのですが、引っ越し前は私の「作業机」化していたので、引っ越しを機にそれを解消し、「食事をするためのテーブル」という本来の役目を取り戻しました。ダイニングテーブルで向かい合ってご飯を食べるとか、朝起きて椅子に腰かけて飲むコーヒーとか、やっぱりいいですね♪

・街に近い

引っ越し前より中心部に近くなり、地下鉄で通過する駅の数が減ったぶん、通勤が楽になりました。交通機関を使わなくても、徒歩や自転車でも余裕で移動できる近さになりました。そんなにしょっちゅう街中に行く用事はないですが、いつでも行こうと思えばあちこち行ける場所にいられるのは、気分屋で「思い立ったらすぐ行動」な私には嬉しいポイントです!

・自分の部屋ができた

引っ越し前は自分の部屋がありませんでした(笑) 先ほど書いたように、リビングに置いていたダイニングテーブルが私の作業スペースであり、PC関連はそこに配置していました。間取りは新居とほぼ同じ2LDKなのですが、引っ越し前は寝室にあたる場所が私の服や荷物収納部屋として機能していたものの、実際そこで作業したりそこで過ごす・・・ということは、ほぼありませんでした。

今みたいに無心でnoteの記事を書くとか、自分の部屋にこもって好きなことにとことん打ち込む!とか、これからはこの自分の部屋で色々自由な過ごし方ができるのかな・・・?と思うと、嬉しいです。

(その代わり、夫の部屋が寝室となりました(笑)私が部屋を奪った感じに)


引っ越し前と比べて微妙なところを挙げるとしたら、「駅までの徒歩時間が長くなった」「最上階じゃなくなったので上階の足音が気になる」くらいです。

結果的に、今の部屋は気に入っているので引っ越しできてよかった!と感じています。まだ周辺環境把握できてないので、これから周辺のお店とか公園とか、散策しながらちょっとずつ知っていくのが楽しみです。


新しい家族

実は、引っ越しを機にハムスターを飼い始めました。

昨年、バハムート(初代ハムスター)が腫瘍で亡くなってしまいました。動物病院で診てもらい、二度の手術をしましたが、結局腫瘍を全て取り除くことはできず、薬を飲んで症状を抑えながら少しでも長生きできるように・・・という感じでした。

ゴールデンハムスターより一回りくらい小さめの「ジャンガリアンハムスター」でありながら、全盛期には、プラスチックのケージの穴を噛んで広げて「大脱走」し、私たちをあっと言わせるくらい元気すぎるバハムート(♀)でした。

病気で弱ってしまって、最後の方は、体を動かしにくくなり、ただ座っているだけだったり、歩いたりするのもものすごく時間がかかっていたりしていました。

バハムートの写真や動画はSNSでよくUPしていたので、「亡くなりました」という報告をするべきなのか悩みましたが、結局できないままでした。

お別れから約1年が経過し、今回新しいハムスターを迎えました。

うちには子どもがいないので、バハムートがいたころもいなくなったあとも、ほぼ毎日夫婦の間で「バハ」の話題が出ていました。自分達の家族の一員であり、家の空気を明るくしてくれる愛くるしい存在として、常に中心にいました。

今もまだ、新しいハムのことをつい「バハ」と呼んでしまいそうになりますが・・・

今回は、同じジャンガリアンでもバハとは毛並みの色も違って、性別もバハは女の子でしたが、新しい子は男の子。出身地も(これはたまたまですが)違う国でした。

新しい子の名前は、はじめはバハムートつながりで「イフリート」とかも考えましたが(おい)、最近好きでよく食べている「どらやき」と、Youtube等で人気の柴犬「らんまる」をかけて、「ドラまる」と名付けました。

ドラまるはまだ新しい環境に緊張していて、家に来て2~3日目は、餌を顔の近くに持っていくだけで「ジーッジーーーッ」と鳴いていました。こちらがびっくりして手を引っ込めると、ドラまるもヒュンッと身を引いて寝床に引っ込む・・・みたいな感じで、お互いビクビクしながら(笑)様子を伺っています。

最近では仕事の話くらいしか、家の中ですることがなく、食事のときも何かYoutubeでも流していないとシーーンとして空気が重い日も多かったのですが・・・

これからまた、ドラまるを迎えたことで共通の話題ができて、空気が軽くなったらいいなと思っています。(ドラまるにとったら迷惑な話ですね😂)



最近楽しいこと

あつまれ!どうぶつの森

発売から4年?経って、やっと先月手に入れたswitch版どうぶつの森。

手を出したら最後、「確実に沼る」「他に何もやりたくなくなる」「廃人となる」とわかっていたからこそ、心に蓋をして我慢して、あつ森関係の情報は自分の目や耳に入れないよう徹底してきたのですが・・・

職場で親しくなった先輩がある日、「帰ったらあつ森やるんだ~」と嬉しそうに話すのを聞いてすかさず「あつ森!?」(「熱盛!!」みたいな勢いで)食いついたところ、どうぶつの森トークで盛り上がり、1週間後にはメルカリで中古ソフトをポチっていました。

そして50日以上経過しましたが、もうすっかり沼にはまっています。

あつ森起動できない日はソワソワしたり、起動したらしたで、自分の中の「その日にやらなきゃいけないことリスト」を一通り終えないとモヤモヤしてしまうようになって・・・(農作物の収穫や住人とのやりとり、日替わり商品の買い物など)

最近は、そこに義務感?みたいなものが生まれてきている気がして、このままだと「やりすぎてしんどくなる」きわどいラインに達する可能性すらあるレベルで熱中しています。(笑)

愉しい→モクモク作業 に変わっちゃうとマズいですよね(;´∀`)

何事もほどほどに、「物足りない」「まだ遊びたい!」くらいで留めておくことが、長く楽しめるコツなんだろうなぁ・・・と思いつつ、今日もきっと時間を忘れて、自分の島で遊びまくることでしょう。



読書

最近ちょこちょこ、また小説を読んでいます。

自分で小説を選ぶときは、「闇」「深層心理」「家族」「裏側」「疑念」「裏切り」「衝撃のラスト」みたいなキーワードで選ぶことが多いです。ハッピーエンドよりバッドエンドの作品を選びがちです。(人間性・・・w)

「心温まるストーリー」「感動的な再会」「家族(友人)は一生の宝物」「感動の涙必至」みたいな作品はを手に取ることは、ほとんどしません。

読めば「素敵だな」「いいなぁ」と思ったり、なんだかんだハッピーエンドを望みながら読み進めてしまう・・・ということもあるのですが、反面、「こんなにいい人だらけの世界なんてない」「なんでこの人こんなに親切なの?」と、その世界を信じられなかったり、自分の中の常識と照らし合わせて違和感を覚えて作品に浸れず、楽しみきれないこともあるんですよね。

その点、裏切りや嘘など、人間の裏側みたいなものへの私の信頼は絶大(何を言っている)で、「そうそう、そういうもんなんだよ…」と、作品中でつらい悲しいことが起これば起こるほど、納得できてしまうんです。

「その人の本棚を見ればだいたいの人間性(趣味趣向)がわかる」

とよく言いますが、きっと私の本棚にもそれは隠し切れずに表れていることでしょう・・・(;・∀・)w


そんな中、最近ひさ~~~しぶりに、人から本を借りました。

自分では絶対に手に取らないような小説たちを・・・

瀬尾まいこさんという、元教員をされていた女性作家さんの小説を4冊ほど、職場で親しくしているお姉さんから借りたのです。

そのうち「私はこれが一番好き!」と教えてくれた、『傑作はまだ』という作品を今読んでいる最中で、あともう少しで読み終わりそうなところです。


私みたいに、人とのつながりを避け続けてきた主人公なのですが、性別も年齢も職業も色々違うものの、人に慣れていないところや、人とのつながりに必要性を感じていないところ、それが外部からの刺激?で本人の意思と無関係に変わっていって、徐々に本人の中でも変化が起きてきたり・・・

みたいなお話に共感しまくり、かつ客観的に自分を見ているようで笑ってしまったり、小さなことからちょっとずつやってみようとする主人公とか、それをいい意味で当たり前な感じで受け入れてくれる温かい人たち、そういう積み重ねて繋がりができたり、世界が広がっていく感じが、見ていてすごく楽しいんですよね。

「こんな風に、自分もできたらいいのかな・・・」

と、希望が持てるというか、「やってみようかな」と背中を押してもらえる気持ちになるんですね。

まだ読み終わってないけど、先輩が「ラストが好き!」と言っていたし、私も主人公がこれからさらにどう変わるのか?変わらないのか?ゆくえがめちゃくちゃ気になっています。

また、瀬尾まいこさんの作品は先輩いわくどれもそうらしいのですが、とにかく読みやすいです。単行本は文字も大きめ・行間広めで、小学生の頃の国語の教科書を思い出しました。『傑作はまだ』は、セリフも多いのと、セリフ以外の文章も主人公の脳内で流れる言葉なので、情景より心情描写が多く、話し言葉多めですらすら読めるんですね。

「大バズり中!」と世間でどんなに話題のヒット作でも、人から「これ面白いよ!」「読まなきゃ(観なきゃ)損!」とゴリ押しされても、そう簡単には手をのばさないあまのじゃくな私なのですが・・・

好きな人の好きなものには興味があります。

借りた四冊の本の中でも、比較的”暗い要素”がありそうと睨んで一冊目に選んだこの作品ですが、いい意味で私の予想を裏切ってくれました。


「現実はつらいもんだ」と、どん底へ叩き落してくれるような作品は好きです。が、「現実は思っているほど悪いものじゃないな」と思わせてくれる作品を、たまには手に取ってみるのもいいなって、今回思いました。

現実はこう!と、悪い方へ決めつけていくと、その想像が現実になる・・・

まさにその通りだと思います。

私自身が、身の回りの誰かの現実を「いいものだな」と思わせられるような存在に、いつかなれたらいいなぁと、思ったり思わなかったり。



お笑い

相変わらず、Youtubeでお笑い芸人のコント動画を見るのにハマってます。特に好きでよく見ているチャンネルは以下の通りです。

・スクールゾーン
・ジャルジャル
・ジェラードン
・ラバーガール ←new!!

ラバーガールのコント動画で特に好きなのは、眉毛がすごい角度で下がる困り顔が特徴であるボケ担当大水さんが、様々なオーディションで知ったかぶり?をして無理矢理乗り切ろうとするネタです。(笑)

たとえば、「ジョジョ大好き芸人」という番組の出演者募集オーディションを受けるのですが、「ジョジョの奇妙な冒険」を恐らく一度も読んだことがないのに、タイトルだけで中身を想像したり、審査員への逆質問や会話の中からヒントを引っ張り出して当てずっぽうで好きなキャラやスタンド名、エピソードを答えたりするんです。

当然まちがっていたり的外れだったりするので、審査員からは「え・・・?」という反応をされ、知ったかぶりをしてるのは早い段階でバレ始めるのですが、それに気づいているのかいないのか、「イケる!」と思って無理矢理乗り切ろうとするのが面白くて(笑)

このネタは、「こんな人いるわけない」ってレベルで大げさなのですが、これをも~~~っとマイルドにしていけば、リアルでもまぁまぁある話なので、なんとも共感性羞恥を感じられる話です🤣

今日も、仕事の悩みを話しながらの暗い夕飯後、Youtubeで夫が流してくれたラバーガールの動画を何本か見ていたのですが・・・

「ラバーガール見てるときは、〇〇(私)がすごい笑ってるから嬉しい」

みたいに言ってくれて😂

夫なりに、落ち込んでいた私のことを元気づけようとしてくれていたんだろうなぁ・・・と思い、うれしいできごとでした。



新しい職場での直感

近況報告が意外とボリューミーになったので、こっちはややあっさりめに語ります。もしかしたら、今抱えてる気持ちも、週明けにはまた変わっているかも・・・しれませんし・・・ね?(誰に聞いている)

ちなみに、現在6時をまわりました(笑)



昨日から、職場が変わりました。

厳密に言うと、会社内で部署を異動して、勤務先のエリアも変わり、一緒に働くメンバーも様変わりしました。これは、私が自ら希望を出した結果です。

異動を申し出た一番の理由は、私の尊敬する先輩が一足先にそちらへ異動することが決まり、その直前に「〇〇(私)さんが来てくれると心強い」と言ってくれたことです。

私自身、それまでいた部署の中では「ここで長くは働けないな」と感じていた時期でした。

入社からまだ一年未満ですが、その中でも事前に知らされていなかった変更があったりして、そのことに対する周りの方々の不平不満や愚痴を直接・関節的問わず耳にする機会がだんだんと増えていました。もちろん、私もその人達と同じ不満や不安を持っていたのですが、「(働く上で)仕方のないこと」と諦めて、新しい仕事内容やルールなどになんとか順応しようと努めていました。

周りの方々が実際、そんな私の事をどう思っていたのかはわかりません。そもそも存在すら別に気にしていなかったかもしれません。

ただ、私は彼らと一緒になって愚痴を言うとか、誰かを悪者にして責めるような会話には加わりたくなかったです。そんな発言をする私の態度で、また誰かを傷つけてしまう恐れもあったし、私自身むやみに人に嫌われるような行動をしたくないからです。(そうでなくても、人に嫌われることは避けられないのに)

そういう空気が苦手だったこと、そういう話をする人達にたいして疑心や苦手意識を持ち始め、「あまり関わりたくない」「この人達から離れたい」とも思うようになり、それまでは積極的に声をかけるなどしていたのもやめ、挨拶をするかしないか程度になっていきました。(その結果が先日の飲み会)

私が個人プレイヤー的な立場で働く分には、それでいっこうに問題は無かったと思います。多少気まずいとか居心地悪いとか感じたとしても、「辞めたい」とまではならなかったでしょう。

が、実は現状そうではなく、私はこれからチームの「リーダー」の一人(といってもリーダーは1チームに10人~20人くらいいる)として働く予定でした。

リーダーとして、正確な業務知識を習得し指導するスキルはもちろんのこと、上に立つ人間としてチーム一人一人とのコミュニケーション能力も求められます。リーダー同士でのチームワークや連携も必要です。

つまり、挨拶をするかしないか程度の距離感では関係性を築くことは難しく、むしろ積極的に自分から他者へ歩み寄り、ときには踏み込んでいかなければならないんですよね・・・

それも含めて、「できるかどうかわからないけど、せっかくなら挑戦してみたい!」と、昨年12月に引き受けたのでした。

ただ、そこから状況が変わり、それまでのチームとは別の大きなチームへ吸収合併(さきほどの色々な変更がこれにあたります)されてしまいました。

その大きなチームのリーダーの方々はとても結束が強いのですが、ときどき近くにいるときに、誰かの陰口を言って笑っているのが聞こえてきたんです。

人間だれしも、陰口を言ったり上げ足を取ることはあると思います。

でも・・・正直耳に入れたくなかったです。

「自分もいつかヘマをしたらあんな風に言われるのかな」
「優しそうに見えたけど、あの人にはウラがあるのかな」
「私の事も嫌ってるんだろうな」

と疑ってしまい、距離を置きたくなる材料になるからです。

どうせなら、誰にも聞こえないところへ移動して話してほしかったし、本当に深刻な改善すべき問題なら、当人を別室へ呼び出して指導するとか、方法があるんじゃないかと思ってしまいます。

ただ、そういうことも含めてすでに出来上がってしまっている文化がそこにはあるので、後から来た人間がどうこう口出しできることではないですよね。ましてや私なんて入社一年未満で、基本的な業務の事すらまだ覚えきれていないのに、です。


そうしたふんわりした嫌な気持ちや「このまま続けられるか不安」を抱えていたときに、尊敬する先輩から異動の話を持ち出され、心が揺らぎました。

そっちに行ってもうまくいく自信はないけど、どうせここに残っても、耐えきれずに近いうち辞めることになるかもしれない。それなら、一か八かでついていって、環境も人間関係もリセットして挑戦してみたい。せっかく「来てくれたら心強い」とまで言ってくれているんだし。

そして、私は先月異動を申し出て、昨日から先輩の待つ新しい職場へ出勤することとなったのです。



・・・が!!!!!!



ここで問題発生です。

タイトルの件。私は新しい職場への出勤”初日”に、「あ、ここムリかも…」と直感したのです。

正確に言うと、お昼休憩までは「よし!これからここで頑張るぞ」「来て良かった!」と思えて明るい表情をしていました。先輩以外にもこちらへ異動していた同僚の方もいたので、久々の再会で挨拶を交わしたり。中には「(私が来て)嬉しい~~!」と喜んでくれる方もいて、私も嬉しくなりました。

この選択は間違っていなかった、と。


誤解のないように言うと、新しい職場はとっても雰囲気のいい、人間関係が良好な環境でした。

みんなが和気あいあいとしていて、お互いに話しかけたりする光景や、笑い声や笑顔が四方から聞こえてきて。昨日までいた部署とはまるで雰囲気が違いました。

新しい職場のリーダー長の方が、「みんな仲良く!」「助け合い、誰もが楽しく働ける職場をみんなで作っていこう!」という考え方の人だからです。だれかを見捨てることはしない。相手の気持ちをよく理解して、声を聴いて、自分達が空気を良くしていこう!みたいな、そういう共通認識をしっかり定着させている印象を受けました。

彼につくリーダーの方々も同じ意識を持っていて、とても明るく笑顔の素敵な人達ばかりでした。ギスギスとは無縁な職場。

もともと別部署から異動してきたというある方は、「(前と比べると)天国のよう」と話していて、「もう他のところでは働けないかも」とまで笑っていました。(ここほど人間関係の良い職場なんてそうそうないだろうから、というニュアンス)

それもうなずけるくらい、本当に素敵な人達がよくここまであつまったなぁと。いい人の周りにはいい人が集まるんだと実感しました。


私のこともあたたかく迎え入れてくださり、リーダーの方々の輪に溶け込みやすいようにと配慮してくれたのでしょう、みんなの前で話を振ったりイジってくれたりもして・・・


楽しかった・・・


はずなんですけどね。


・・・


・・・・・・・・


(´・ω・`)


「ムリかもな」と思ってしまいました。(それ言うの何度目やねん)


異動の前から、リーダーたちのグループlineにメンバー追加していただいていたので、それぞれの関係性やニックネーム、どんな仕事の分担をしているのか、残業しているのか否かなど、なんとな~~くは会話の流れから察することができました。

その中では、業務に無関係なやり取りやプライベート写真のUPなどもあったので、「わ~、みんな仲良しなんだなぁ」と傍観してました。

ただ、その時点で、「ちょっとこういうノリ苦手かも…」と不安を感じてはいたんですよね。陽キャというか、友達みたいななれ合いのような感じというか・・・

もちろん、仕事を円滑に楽しく、ストレスフリーでやるためには、ある程度距離を縮めたりコミュニケーションが必要なのは理解しています。

それに普段から親しくしているほうが、何か困ったときに頼ったり頼られたりもしやすいでしょうし、失敗をしても許してもらいやすいという利点もあると思います。(打算で考えれば)


それでも、私は職場に「友達」はあんまり求めていなくて・・・


たまたま同じ職場で、趣味が合って意気投合して、結果的にお茶やご飯に行ったり連絡先交換する間柄になる、というは大歓迎ですし、むしろ大喜びします。

でも、そういう自然な流れではなく、「同僚だから」「仲間だから」「一緒に働くんだから」という理由だけで、「だから仲良くしようよ」と強制されることには、ものすごくストレスを感じます。

相手が嫌いだとか以前に、「仲良くする」の度合いは人それぞれですし、暗にそれを相手の基準に合わせるよう強制されているみたいで・・・


私は、職場の人間関係では、「好き」「嫌い」はどうでもよく、そういう気持ちを秘めていたとしても表には出さず、仕事を円滑に進めるための会話やコミュニケーションが取れれば十分!という考え方です。

「あの人怖いから、急ぎで確認したいことがあるけど話しかけづらいんだよな・・・」

とか、そういう仕事の妨げになるような壁は無い方がいいですが、お互いに「好き」「仲良し」にまでなる必要性は感じません。


職場だけでなく、学校とかコミュニティーでもそうです。

同じ枠組みの中にいるからといって、全員と仲良くしなきゃいけないとか、人付き合いを避けると「悪者」「変わり者」扱いされるのって、つらいです。


そういう価値観なので、新しい職場でのリーダーの方々の仲良し度合いを、グループlineで、そして目の当たりにして、打ちのめされました。

「自分もこの輪に入らなきゃいけないんだ。あぶれないように、関係性築く努力しなきゃいけないんだ。好きにならなきゃいけないんだ。」からの、「できる自信ないな・・・」と。


また、もう一つ「ムリだな」と思ったポイントがあります。

それは、「仕事のやる気を評価される」というところです。

やる気があることはすばらしいと思いますし、私も自分で言うのもなんですが、やる気はあって真面目、努力する方の人間だと思っています。

が、ここでいう「やる気」というのは、たとえば「仕事量を多く抱える」「身を削って働く」という意味です。

初出勤の定時すぎに始まったリーダーの終礼では、いろいろな周知事項の共有のほか、複数人から「〇〇について、~~をしようと思っています」という報告や改善提案がされました。

それを聞いていて、「誰に頼まれるでもなく、自分で課題に気づいて率先して意見するのは立派だな」と感心する反面、よくよく聞いていくと、リーダー間では明確な役割分担がなされているわけではなく、「気づいた人や手が空いている人がやる」のだということでした。

私は、それがすごく嫌だな・・・と思ってしまいました。

気づいた人や手が空いている人がやればいい、というのは、逆に言えば、同じ給料をもらっていても、「気づかなかったからやらなくていい」「(忙しいふりでもして)手が空いてないからできない」など、いくらでも”やらない言い訳”ができてしまうわけで・・・

だとすると、高確率で仕事の偏りが生まれます。

やればやるだけ損をするシステムなんですよね。

給料や役職が平等なら、仕事の量も平等にするべきだし、「気づいた人」とか「手が空いている(空いていなくても空いていそうに見える)人」に押し付けるのはおかしいと思います。



実際、私は過去に正社員で事務職をしていたころ、特に入社してすぐのころは覚えることの多さや、締め時間に追われながらの忙しさで、常に頭がパンクしそうな状態でした。

毎日ルーティーンでやるような仕事は別として、取引先によってルールが細かく決まっていたり、月に一回、数カ月に一回、年に一回しかやらないような仕事もあったので、一回教わりながらやっただけでは到底覚えられない内容でした。

それでも、一日も早く覚えて、同じことを質問して迷惑をかけないように、ワ~~っとなりそうな状態で、一生懸命書き殴ったメモをExcelに打ち込んで、自分の言葉で整理したマニュアル作りを並行してやっていました。

その努力のおかげで徐々に担当業務に慣れていき、すこしずつ余裕が生まれて生きました。

けれど、時間に少し余裕ができた程度では気持ちの余裕はそこまで生まれませんでした。

ただ、それでも周りの人が大変そうにしていれば「何か手伝えることありますか?」と率先して声をかけ、さらに別の業務も覚え、一旦覚えたら次回以降も手伝わないわけにはいかず・・・という悪循環が生まれました。

自分が必死になって作り出したわずかな”余裕”だとしても、傍から見て「大変そうに見えない」「手が空いてそう」だと判断されれば、仕事はどんどん回ってきます。



だから、気づいたらとか、手が空いてたらだとか、そんな曖昧で主観的すぎる雰囲気で、誰かに仕事を押し付けるような空気感は、よくないと感じました。

しかも・・・

そうやって、自ら仕事をたくさん抱え込むことや、(重要度に関わらず)仕事を作り出して「私、コレやります!」と手を挙げる人、休憩時間に休憩せずに働く人(食事もろくにせず働きまくりなサイボーグのような人がいると聞きました)が、その「意欲」を評価される環境なのだと聞いて、ますます「ムリだ・・・」と絶望しました。


案の定、終礼が終わったのは定時から30分以上経過したころでしたが、それでも退勤するリーダーはほぼいなく、多少の雑談後に帰ったのは、初日の私ともう一人(こういう空気を読まずに割り切れる人・異動前の職場で元同僚だった方)だけでした。

誰かが残ってるから帰らないで無理矢理仕事作り出して仲良く残業・・・

歴が長かったり立場が上の方が仕事を抱えて一人で忙しそうにしているのって、「すごい!」とあがめられるようなことではないと思います。

自分より下の人を管理する立場にあるのなら、そういう方こそ余裕をもって部下と接せられるように、任せられる仕事は適任者を決めておろしていくのが良いと思います。

人に頼んだりお願いすることが難しいと感じる人もいると思います(私もそうです)し、任せるからには引継ぎしなきゃいけない=その時間もったいないから自分でやっちゃった方が楽で早い、という考えもわかります。

ただ、それで周りに気を遣わせたり、自分が余裕なくなって周りへのあたりがきつくなったりしてしまうとしたら・・・

「〇〇さん(リーダー長の一人)は抱えすぎてるから、私たちがどんどん仕事奪っていかないと!w」

と、笑って話しているリーダーの方もいて、その思いやりや助け合うやり取りは微笑ましくもありましたが、そういう発言(「私がやりますから!○○さん無理しないでくださいよ!」)をすることこそが評価されるのだと思うと、私には難しく感じました。


また、残業についても、「それわざわざ残業しなきゃいけないこと?」ということで残っているのは違和感があります。書類のテンプレートでほんの一部を修正する、くらいのことでも、わざわざ時間外手当をもらいながら残業してやる必要があるのか、など。それでも、残業の多さ=仕事頑張ってる(意欲ある)と評価される風潮があるのは、仕方ないのかもしれないですね・・・。

私は、業務時間内に効率良く仕事を進め、極力残業をしない工夫をするスキルこそ、評価されるものだと思います。残業をするしない(できるできない)の背景には、それぞれの家庭やライフスタイルがあるし、強要するべきではありません。残業せず定時ぴったりで帰っても、業務時間内に職務を全うしていれば、責められる言われは無いと思うんです。

私は、残業はしたくない派です。

どんなに職場の人がいい人でも、だらだらと終わりのない雑談(しかもその多くは噂や陰口だったりする)するために居残りしたくはありません。

それなら、さっさと退勤して帰り道にウィンドウショッピングをしたり、家に帰ってドラまるを見たいし、あつ森やりたいし、夫にご飯を作りたいです。

子どもがいたら、「子どものお迎えがあるので」の一言で、定時退勤を笑顔で許されるのかもしれないけど・・・既婚者とはいえ子どもがいるわけではないので、家庭の事情がどうとは言いにくいです。

また、新しい職場のリーダー長はじめ、リーダーの方々はとても若く、20代の方が中心で、あとは30代、数人40代がいるかな程度の割合で、そのうち既婚者が少しいて、おそらく子どもがいる方はいない・・・?ような雰囲気でした。

仕事が生活の中心だとか、職場が自分の居場所だとか、楽しいからいつまでもいたい場所だとか、そういう風には思えません。

話して楽しい人がそこにいても、気疲れしてしまうことが多いです。



また、休まず働くのが美徳、みたいなのも・・・

笑いながら「サイボーグみたい」と言われていた人ですが、その仕事ぶりは評価されているようでした。休憩時間も休憩を取らず食事もまともにせず、とにかく仕事をする。忙しそうだとわかったらシフトを追加して出勤する、そしてそれが「意欲がある」として評価される・・・?



自分の心も体も、一人で一息つく時間も、好きなことをする時間も、家族と過ごす時間も、全部投げうってすり減らして、それでようやく輪に入って、評価してもらえる・・・?



仲の良さ、絆の強さ、助け合う精神、笑いの絶えない空間、身を削って自己犠牲してでも仲間に貢献しようとする健気な心。

ぜんぶ素晴らしいと思います。

ただ、私にはその働き方はできないと、初日で察してしまい、こんなこと言い出したら絶対にびっくりされる&笑われると思いますが、「ムリだ」と直感(ほぼ確信)してしまったのでした。



ほんとうに、優しい方々で、あたたかく迎えてくれて、嬉しかったんですけどね。

まだ、どうするかは考え中です。

私を移動先へ誘ってくれた先輩のためにも、やってみないうちから辞めるのではなく、まずできる限界までやってみた方が良いんじゃないかなとも思います。

もしかしたら、案外できるのかもしれないし・・・

ただ、これ以上、仕事の悩みを家で話して、呆れた顔をされたり、ため息をつかれたり、「またか・・・」と思われたりするのもつらいです。

どうしていいか、誰に話していいか、わからなくて、今日は帰り道ひたすら不安でした。

家の玄関前に着いても、ドアを開けるのをためらってしまうくらい、もういっそどこかにいってしまいたいくらいでした。


誰だって、こんな暗い、答えのない話聞きたくないですし、ね。

私はまた仕事を辞めることになるのか・・・

本当に、何も続かなくて、きっとまた祖父母にも家族にも、義両親にも、ガッカリされることになるんだろうと思います。



。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°。°+°。°+ °。°+ °。



あちゃー。

最期めちゃ暗くなりました😂

さて、時刻は7:30。

そろそろ夫が仕事に出るので、お見送りしなきゃです。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。


自分の本当の気持ちや性格を、知ってくれている人がいるって、すごく安心できて、幸せなことなんだなぁと感じる日々です。

それでは、よい週末を!

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