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ブログ「My blessed days」

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仕事のこと、子どもたちの日々のこと、私自身のことなどを書いています。
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#日記

花よりベーグル

花よりベーグル

白詰草を咲いているのを見ると必ず一度はやってしまう。

今日は家の近くで白詰草がきれいに咲いているスポットを見つけたので寄り道して娘にも作り方を教えてあげた。

彼女が嬉しそうに私のところへ来て、

首飾りを作って!

と言うので、

できるだけこれから咲くものは残しながら、

せっせと首飾りを作った。

嬉しそうに着けたかと思ったら

3分ほどでおやつに買ったベーグルに飛びついて

置いてけぼり

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「まぁいっか」を自分にも、相手にも。

「まぁいっか」を自分にも、相手にも。

GW最後の日。

どこへ出てもきっと混むし、4月家族それぞれに突っ走った1ヶ月だったので、思い切りのんびりと過ごした4日間。

でも、最後の日くらい何かしたいね、と
近所の公園へ、バーベキューセットを持って出かけました。

子どもたちは随分と火おこしも慣れて、私は何もしていなくても見守りだけで良くなっていました。

バーベキューやキャンプに行くと、いろいろなことがちょっといつもよりおおらかになれる

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導かれて

導かれて

今日は新しい御縁がありました。

人と人が出会うとき、私の背後にいるご先祖様や大切な故人が私の後ろで働いてくれているのを強く感じることがあります。

雪の寒い朝の始まりでしたが、
お寺を出ると春の優しい光に包まれて、まるで色んな存在に抱きしめてもらっている気がしました。

亡き人たちの導きに感謝🙏

山口春奈

ティッシュのように扱われた日

ティッシュのように扱われた日

私の夫はとても鼻が利く。

家族の誰かが風邪をひく前に必ず

「あれ?風邪ひいた?」と聞いてくる。

聞かれた本人には大体自覚はないが、
決まって1〜2日後に自覚症状が出る。

今回は私が2日前に夜寝る前に隣に並んだとき、彼に

「あれ?風邪ひいた?」と言われた。
その時は全く自覚がなかったから、
隣に寝てる子どもじゃない?なんて言って笑っていた。

しかし、夫の嗅覚は私の風邪の予兆を確かに捉えて

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詰め込んだっていいんじゃない?

詰め込んだっていいんじゃない?

私の場合、文章を書くときっていうのは
大体ゴールが見えないから書いていることが多いです。

頭の中だけで考えていると、
どれだけ頭が散らかっていても目には見えないから、
言葉にして頭の中を棚卸して整理している感じで。

でも、頭が散らかっている時というのは、
大概部屋が散らかるもので、
あながち目に見えないわけでは…ないです(笑)

だから、文章を書いて整理することもあれば、
片付けをすることで頭

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はじめの一歩は小さい方がいい

はじめの一歩は小さい方がいい

明日で我が家の小学生の子どもたちの夏休みが終わる。

その時を察していたかのように、朝起きると虫かごの中にいたカブトムシたちは全員虹の橋を渡っていた。

私のこの夏のレコーディングの悩みの種であった蝉たちの鳴き声も、すっかり秋の虫の声に入れ替わっている。

キャンプに行く前に急いでしまって放置していたビニールプールを丁寧に拭いてたたむ。

暑い中、きちんと拭き切らずに慌てて家を出てしまったツケが回

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銀座に背中を押されて。

銀座に背中を押されて。

転勤生活で一番困ったのが、

「行きつけ」を一から探し直さないといけないところだった。

歯医者だったり、美容院だったり、自分のしっくりくる場所が見つからないと、なんとなく生活が落ち着かない。

7年ぶりに東京へ帰ってから、一番落ち着くのは、もうすでに「行きつけ」がある、ということだ。

だから、毎回というわけにはいかないけれど、地方転勤がひと段落し、東京に戻ってからは独身時代からお世話になってい

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傷つけないことより、許すことを。

傷つけないことより、許すことを。

今日、誕生日プレゼントにもらったワイヤレスイヤホンの片方がなくなって必死で探していたところに、娘が泣き出し、焼いていた新物のさんまが焦げそうになる、そんなパニック中に、家のインターホンが鳴った。

時間的に再配達の郵便屋さんかなと思って、モニターをチェックせずに出たら、塾の宣伝をしにきた営業のお兄さんだった。ものすごい営業スマイルで自己紹介をされたのだけど、こちらは本当にそれどころではなかった。

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「名もなき人」

「名もなき人」

子どもたちの通う保育園は市営団地に囲まれるようにして建っている。

「50年前に建てられたときはね、ここは子どもの送り迎えのための幼稚園バスで道が渋滞していたのに、今では訪問介護やデイサービスの車でいっぱいだよ。」

と、以前保育園からの帰り道、道ですれ違ったここで長年住んでいるおばあちゃんが、話してくれたことがあった。

実際、保育園の駐車場から保育園までの百メートルほどの道を歩いていると、出会

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長男がピアノを習いたいと言い出した〜その2

長男がピアノを習いたいと言い出した〜その2

その1はこちら

長男がピアノを習いたい。といい始めてから約3週間ほどが経過しました。
どうしようどうしよう......という私の焦りも少し落ち着き始め。

とりあえず私が教えられることだけ教えてみて様子みようかと気を取り直して、ぼちぼちやっています。

ま、嫌いになったらそれはそれでしょうがない。

とりあえず私はピアノの前では

「この子はよその子だ!」

という謎の暗示を自分にかけてレッスン

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2200円で買った豊かさ。

2200円で買った豊かさ。

新しいネイルカラーを買った。
植物由来のもので、値段は2200円。

高い?

安い?

私にとっては清水の舞台から飛び降りるレベル!

というのも、私はピアノを弾くので爪を伸ばすこともした事がないし、ネイルサロンにも結婚式の時に一度行ったきり。その時もジェルネイルの密閉されたような閉塞感が耐えられなくなって寝てる間にジェルネイルを手で剥がしてしまってネイリストさんに怒られる始末...

そんな経

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予感と時間

予感と時間

昨日はなんだかとても大きな日だった気がする。

生きていたら、突然人生のページがめくられる日というのが確かにあって、

昨日は、そんな人生の新しい章が始まる予感がたくさん詰まった日だった。

時間というのは、

少しずつ、少しずつ、雪解けのように

自分の力ではどうにもならない、

かたまりを溶かしてくれる。

それを10年前の私が知っていたら、

きっと悩まなかっただろうなと思う。

昔は若すぎ

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どんな育児書よりも大切にしたいこと。

どんな育児書よりも大切にしたいこと。

昨日は長男の通う園でライアーの演奏会があり、子どもたちと参加したついでに、一曲ライアーと共演させてもらった。

ライアーは初めて聴いた時、「なんて小さな音なんだ!」と思ったけれど、耳を傾けていくほどに自分の中に静かな空間が出来て、それは瞑想をしているときような感覚にとても近いと思う。

それに、自分の中に静けさがあると、子どもたちの言葉にならない声も私は感じやすくなる。

昨日はそんな経験をしたこ

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