マガジンのカバー画像

ブログ「My blessed days」

148
仕事のこと、子どもたちの日々のこと、私自身のことなどを書いています。
運営しているクリエイター

2024年3月の記事一覧

ただいま

ただいま

富山から東京に戻ってきました。

一体春はどこへやら?という陽気に腰を抜かしそうになりました。笑

富山から東京へ帰る前の朝の数時間は、当時住んでいたお家の近くの毎日通った公園など、懐かしの場所で大きくなった子どもたちとひと遊びしてから帰りました。

ライブに来ていただいたみなさん、本当にありがとうございました。

パーカッションのヤマダベンさんとも、また一緒にできる日を楽しみに、作品作りも引き続

もっとみる
声を失くして10日間

声を失くして10日間

一年の疲れが子どもたちの春休みの始まりとともにどっと吹き出した。

季節の変わり目というのも相まって、いつもはちょっと早寝すれば良くなる風邪をこじらせて、その後副鼻腔炎になったせいで喉をやられてしまい、そこからかれこれ10日近くまともな声が出なかった。

普段鼻呼吸しているので、口呼吸になった途端に日々のパフォーマンスが下がる。
息を深く吸えない、吐けないというのは、しっかり生きられない。

なん

もっとみる
世界の祈りの言葉を集めたアルバム「SHANTI」配信のお知らせ

世界の祈りの言葉を集めたアルバム「SHANTI」配信のお知らせ

2022年の春にクラウドファンディングをはじめ、2023年の春にリリースしたアルバム「SHANTI」のストリーミング配信がスタートしました。
(現在Youtube Musicでのリンクはまだアクティブになっていません。Amazon Music, Spotifyは確認済み)

この作品は、「世界の祈りの言葉」にメロディをつけ、一つの作品に仕上げた9曲入りのアルバムです。

サンスクリット語のマントラ

もっとみる
あの世とこの世の架け橋

あの世とこの世の架け橋

お彼岸ということもあって今日は近くの霊園が賑わっていました。

私も父や祖父母のお墓に行きたいところですが遠方ですぐにはいけないため、子どもたちと食事の前に父や祖父母のことを改めて思い出す時間を取りました。

今日は、この作品を紹介させてください。

この作品「PRAY」は今から7年前、2017年にリリースしたもので、中に収録されている曲の一つは、般若心経の一節にメロディを付けて歌ったものです。

もっとみる
娘の修了式

娘の修了式

今日は年中の娘の幼稚園の修了式でした。

年中というのは、年少の時ほど大きな成長を感じ辛く、年長ほどのクライマックスもなく、何となく中途半端な時期、とよく言われます。

ですが、じっくりと観察してみると、心の成長が著しい一年だったなと思います。

「おかあさんと離れるのが嫌だ」と泣き叫んだ年少の始まり。

徐々にそれが「離れるのは嫌だ、けど行く」へと変わり、最後は「行きたい!楽しみ!」に変わりまし

もっとみる
「悲しみ」を抱きしめる

「悲しみ」を抱きしめる

自分の悲しみを他の誰かの悲しみと比較したことはあるだろうか。

私は6歳で父を失った時、「ひとり親世帯」にはなったものの、当時祖父は事業を営んでいたため生活には困らずに暮らしていくことができた。

そのため私が父の死で精神的な苦労は多少あっても、物理的な苦労を感じたことは特になく、子ども時代を送ることができたものの、そのことが私にとっての罪悪感にもなっていった。

ひとり親になった人たちは悲しいだ

もっとみる
導かれて

導かれて

今日は新しい御縁がありました。

人と人が出会うとき、私の背後にいるご先祖様や大切な故人が私の後ろで働いてくれているのを強く感じることがあります。

雪の寒い朝の始まりでしたが、
お寺を出ると春の優しい光に包まれて、まるで色んな存在に抱きしめてもらっている気がしました。

亡き人たちの導きに感謝🙏

山口春奈

骨董屋のお爺さん

骨董屋のお爺さん

大学の卒業と同時にこれまで4年間住んでいた大学寮を出て、
私は初めての一人暮らしを始めた。

当時のアパートは駅から10分ほど。
小さな商店街を抜けた先の静かな住宅街にあった。

毎日通る商店街の突き当りの方には、
高齢のお爺さんが一人で営む露店の骨董屋があった。
仕事終わりに商店街にあるコンビニで100円のチョコレートを買ったあと、店の目の前で裸電球一つで営業していたその骨董屋は
何か不思議な魅

もっとみる
ティッシュのように扱われた日

ティッシュのように扱われた日

私の夫はとても鼻が利く。

家族の誰かが風邪をひく前に必ず

「あれ?風邪ひいた?」と聞いてくる。

聞かれた本人には大体自覚はないが、
決まって1〜2日後に自覚症状が出る。

今回は私が2日前に夜寝る前に隣に並んだとき、彼に

「あれ?風邪ひいた?」と言われた。
その時は全く自覚がなかったから、
隣に寝てる子どもじゃない?なんて言って笑っていた。

しかし、夫の嗅覚は私の風邪の予兆を確かに捉えて

もっとみる