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シロクマ感想文:山根あきらさん「一年前の僕から届いた手紙」

#シロクマ感想文 企画に参加します。

数件の秀作を拝読中なのですが、まずは

山根あきらさん。人気noterさまですので、ここで詳細を申し上げるまでもないのですが、他には表現できぬ独自の世界観を構築しておられるクリエーターさまと思っています。
この「一年前の僕から届いた手紙」は、普通ならば過去を懐かしむ、懐古する展開になる題材だと思うのですが、山根さんの場合はそうした「予定調和」を寄せ付けぬ言葉を綴っておられます。
過ぎた時間は取り戻せません。人は一瞬一瞬何かを失い、一瞬分だけ「死に近づいていく」ものなのかもしれません。人として生を受けて、身分や財産の有無を問わず平等なのは、生まれてくることと死ぬこと
それを(僅かな寂寥を香らせ、なおそれに捕らわれず)一歩離れた場所から「語りかける」冷静な眼に感銘を受けました。

今、君はどこで何をしていますか。あの頃は楽しかったよ。さようなら。

短編小説| 1年前の僕から届いた手紙
山根あきら/妄想哲学者🤔 さま
2023年8月17日 20:52 記事より

楽しかったですね。私も過去の私にそう話しかけてみようかと思います。
等、散漫僭越な感想、山根あきらさん、どうぞご笑覧を賜れましたら幸いです。秀作ご執筆に敬意と感謝を捧げます。ありがとうございました。

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