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誰からも嫌われないプロ野球選手

牧秀悟というプロ野球選手をご存知だろうか。
私の推しチーム、横浜DeNAベイスターズの若き主砲。4番である。
野球の実力もさることながら、彼はとにかく明るくチームを盛り上げてくれる。試合で結果を出すだけじゃなくて、ベンチ裏のロッカールームでも全力のようだ。

牧くんを一言で紹介するとしたら
「嫌われる要素が見当たらない、嫌味のない陽キャ」

この動画で、それが伝わるだろうか?


陰キャの私も混じりっ気ない気持ちで、好きだと思える牧くん。
その存在は、とてもとても眩しくて、まともに直視できないくらい眩し過ぎる。
だけど道端で会って、声をかけても良さそうなシチュエーションだったら
「牧くんですよね?いつも応援してます!」
くらいは言えちゃうような、そんな親しみやすさがあるのも彼の特徴だと思う。

牧くんは、ルーキーの年からセカンドのレギュラーを勝ち取り、2年目からは4番に座り続けている。
1年目から新人王争いをし、2年連続のHR20本越え。
(ちなみに今シーズンもすでに22本なので3年連続は確定している)

プロは厳しい世界だ。
1年目から活躍して、成績を毎年維持していくことがどんなことか、私は単なるいち野球ファンだけど、想像することくらいはできる。
WBCにも出場して、周りから見たら超一流の選手。
それでも彼は、ルーキー時代から何も変わらないらしい。

チームメイトのインタビューなんかを読むと、それがよく分かる。
きっと、それはプロになる以前からずっと変わらないんだろう。そんなことを知れば知るほど、プロとして続けていくには、技術はさることながらメンタルもめちゃくちゃ大事な要素なんだということがわかる。

私は性格が暗い。牧くんとは正反対の陰キャである。
「趣味、悩む」じゃんと友達に言われたことがあるほど、日々どーでもいいことで悩んでいた。
どーでもいいことを、自分の中でこねくりまわすことが趣味だった。
そして、他人の気持ちに敏感で、顔色を伺うことが特技だった。
自分で書いてても、生きづらそうな人生だなと思う。
空気を読み過ぎて、いつも吐きそうな新人時代。
そんな感じなので、仕事でも人間関係でも、もういいだろと自分で思うくらいに大いに悩んだ。
その経験も手伝ってか、プロ野球を見てても選手のメンタルのことを中心に色々と考えてしまう癖がある。
中には、私のような陰キャの選手もいる。
昔の自分を見ているようでしんどくなる時もあるのだけど、心の中でエールを送りまくっている。

牧くんは、わかりやすく私の真逆をいく存在だ。
だからとても気になる。
わかりやすく言えば羨ましいし、ちょっとだけ妬ましい。
私に持ってないものを持ってるから。
昔だったら、彼のような一点の曇りもない陽キャを見ると、苦しくなったかもしれない。
でも今はそんなことない。
私も人として多少なりとも成長しているのかもしれない。
彼がチャンスでヒットを打つたびに、嬉しい反面、あぁ、悔しいなぁ!私ももっと頑張りたい。って思うんだから、自分に笑ってしまう。
同じ土俵にいるんかいっ!てな。
私は陰キャだけど、自己評価高いんだなとあらためて思う。

当たり前ことだけど、人間っていろんな人がいる。
明るい人。暗い人。
ひとりが好きな人。寂しがりやな人。

そして、ひとりの人にも明るい面、暗い面、真面目な面、ふざけている面、色々あるのだ。
色々あっていいのだ。
だから陽キャな牧くんだって、24時間365日陽キャなわけないのだ。
私たちの知らないところで、死ぬほど努力しているだろうし、常人には理解し難いような壮絶なプレッシャーにも打ち勝つメンタルを持っている。(それだって、努力の末に手に入れているものかもしれない)


私の推しチーム、
横浜DeNAベイスターズの若き主砲。
長野出身、「神奈川No. 1プレイヤー」牧秀悟。
私が心を動かされるプロ野球選手のひとり。
これは単なる私の推し活備忘録。

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