見出し画像

子育て・家庭・仕事・やりたいこと・パートナーシップ・・・30代以降の女性の生き方を考える

本当の戦いは子供が生まれてから

このタイトルは本当は良くないと思います。子供がいない人もいるし、子供がいることが全てではないからです。
ただ、自分でも180度あらゆるものの世界や価値観や優先順位が変わったきっかけが、子供ができたことだったので、このような書き方をしました。不快に思う方がいましたら、本当に申し訳ないです。
しかし、タイトルの通り、子供ができることは喜びであると同程度に、多くの試練が生じるタイミングでもある、と伝えたいのです。
子供が生まれてからあまりにも経済的にも、体力的にも、キャリア面でも、時間的にも、パートナーとの時間などすべてが変わったので、「私の人生ってなんだろう」「今後の生き方ってどうしたらいいの」とスランプ状態が続いていました。それは今も継続していて、地域の保健師さんに頼って話を聞いてもらっているのも事実。親になるって本当にすぐになれるものではないのだと痛感しています。
この記事では、これからの時代で生き残っていく上での女性の生き方の一つの考え方を書いてみたいと思います。

前提

ここで書くことが正解、皆がそうするべきである、という主張ではないことはご理解ください。

女性は子供と同じくらいキャリアを大切にするべき

「仕事とアタシ、どっちが大事なの!?」一昔前によく聞いたのではないかと思うセリフ。これからの時代は、これはますます愚問であると考えています。物価高騰、でも給料は上がらない。一部の企業や職種では上がっているものの、それも生活を大きく変えるほどのものではない。
子供との時間はプライスレス。本当に一瞬で大きくなってしまって、子供の心の発達にとって大切な数年間は、やはり大切にするべき。子供をほったらかして、他のことをやるのは、母親のやることではないと思っています。
しかし、だからといって子育てのことだけを考えていると、初産率が高齢化している現代では、子供のことだけしてしている場合、生活水準を下げざるを得ません。夫がいる場合、2馬力が1馬力になるのですから。
また、子育ては24時間付きまとい、自分の時間が激減するので、ストレスは当然たまります。私もワンオペ育児を通して「自分の時間が欲しい」が唯一の願いでした。
そうしてストレスを溜めると、結局子供との時間を充実させられなかったり、パートナーに当たったり、イライラしてお金を使ってしまったり、負のスパイラルが生じていきます。
子育てにすべての時間や自分の人生を捧げてしまうと、人として女性として大切なこと、を忘れてしまいがち。
でもそれは、結果として子育てをする女性にとっても、家族にとっても、子どもにとってもハッピーなことではないと思うのです。
そこで、自分軸を取り戻し、自分の人生ってなんだっけ、と「母と子」モードから一旦切り離して精神的に女性を支えるのは、「キャリア」なのではないかな、と思うのです。

離婚のリスクにも備えなくてはならない

今は3組に1組は離婚すると言われています。それってめちゃくちゃ高い確率ですよね。私自身も、子供が生まれて理由がはっきりしないが、夫との関係性が変わったようにも感じます。それが良い方向に向かう家庭もあれば、悪くなる家庭もあると思いますが、今のところ、うちの家庭は後者です。喧嘩やイライラが増しました。ホルモン的なものや、自分の時間がないことへのイライラが原因かも知れません。その理由も、はっきりしないので、スランプ、といった状況です。
でも、この本曰く、子供が生まれるタイミングで、多くの家庭がこのように「クライシス」に陥るようですよ。

そもそも女性一人が子育ての全責任を担うという前提がおかしい

昔は、子供は地域で育てるものでした。両親や義両親と大人数で暮らし、悪戯をすれば近くの雷オヤジにしばかれる。昭和な考えかも知れませんが、昔はそのようにして子供に関わる人が自然とたくさんいたので、その中で母親に全責任が及ぶことも少なく、ノイローゼのようになることは少なかったのではないでしょうか。
今は、両親と共に住む夫婦も減り、サポートを逆に受けづらくなりました。
私は、幸い双方の両親が近くに住んでおり気軽に手助けをしてくれるため、産後1年ほど経ちますが頼りまくっています。しかし、ワンオペ育児をしている場合、そうでもしないと心身ともに健康でいられないのです。

育児のブランク・は女性のキャリアにとって大きな変化をもたらす

私は過去に看護師として働き、妊娠前にIT企業にエンジニアとして異業種転職しました。医療従事者の仕事環境や業務は、過酷です。かなり体力勝負です。そして、最近になって子供ができて子育てをしている友人たちから「もう体力的にしんどい」「やめたい」「育休を延ばすしかない」という相談をよく受けるようになりました。
私は現在所属の企業で、子育てしながら仕事をしていくことは可能だと感じていますが、看護師を続けていたら、確実に時短もしくは、一時的に辞めることも考えなくてはならなかったでしょう。
看護師は、ブランクがあっても就職は可能でしょう。しかし、それと家庭や育児を両立して幸せな状況を維持できるかは別の話です。

安心して一つのことだけに安定して腰を据えておける時代ではなくなった

ですが、IT企業にいても、スキルアップしなければクビになるので、スキルアップは必要です。そのために、今育休中においてもあらゆる仕事や挑戦、勉強をしています。
今現在、育休中を通して私にあった勉強の一つがデザインでもあると感じたため、デザインの勉強をしています。
IT業界も技術進歩は早いので、常に勉強は必要でしょう。
女性だから子育てだけしていればいい、夫の収入を頼りにしておけばいい、という時代はもう終わったと思っています。

終わりに

ちょっと論理的な展開ができない記事になってしまいましたが、育休を通してすごく深刻に考えることの一つでした。

デザインの勉強のアウトプットはアドベントカレンダーを通してしていきます。
これは復職アドベントカレンダー6日目の記事です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?