ほろ苦いんだけど、甘くて心地好い
行くと必ず、私にとっての特等席が空いていてくれる。しかも大切な場所だから、座れば色んな想いが溢れてくる。
ほろ苦いんだけど、甘くて心地好い。
後にも先にも、その瞬間が切り取られたみたいに今も特別だと思ってる。
過去には囚われていない。
そう思えるまでにどれくらいの月日が流れただろ。いつの間にか、夢を語った頃の自分が夢を叶えていた。よどみのない意識は具現化するってことを知った。
けれどいつも「今」に在るこの感覚は疑いようがない。これがそういうことなんだとしたら、何も要らないとさえ思う。
それだけは変わったことがない。たぶん、星をまたいでも変わらなかったんだ。