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バスケ初心者でも大興奮!NBAの楽しみ方

 マイケル・ジョーダンの登場以来、日本でも人気が爆発したアメリカプロバスケットボールリーグNBA。
 八村塁や渡邊雄太、両選手の登場によりNBAも身近なものになりつつあります。日本代表の世界での活躍も目を見張るものがあり、数年後には日本でのバスケ人気も大幅に向上することが見込まれます。
 今回は、NBA初心者の方もこれからNBAを楽しむためのコツを教えます。

◾️NBAの楽しみ方1:推しのチームを作る

 第一に、やはり応援しているチームがいればそのチームの勝ち負けや活躍に一喜一憂できるので楽しいです。他にも人気なチームや魅力的なチームがたくさんありますが、現在、日本で人気のチームは「ロサンゼルス・レイカーズ」「ゴールデン・ステイト・ウォリアーズ」「ブルックリン・ネッツ」です。この3チームについては後ほど簡単に解説します。
 最初に決まる推しのチームは「好きな選手がいるチーム」になるかと思います。しかし、その後バスケに詳しくなっていけばそれぞれのチームの特色などもわかってどのチームの試合を見ていても楽しめるようになります。
 また、特に応援していないチーム同士の試合でも1チームに1人はスター選手が在籍しているので、その選手に注目することで観戦を楽しめます。
 よく上がる議論として「強いチームを応援するのと弱いチームを応援するのはどちらが楽しいか」というものがあります。これは非常に難しい問題です。(弱いチームというより順位の低いチーム)
 強いチームはシンプルによく勝つし、試合内容も見ていて爽快です。また、シーズンで上位チームのみが出場できるプレーオフで優勝争いをできることか1年の長い時間をNBAで楽しめます。
 対して、弱いチームはなかなか勝てない分1勝の重みが大きく喜びは大きいです。また元々は弱かったチームが強力なルーキーの登場やHCの交代などで強豪への道を歩み始めた時は一緒にその物語を体験できるためすごく感動できます。超大物ルーキーや、スーパースターが移籍で加入することで一気にチームのレベルが上がることもあり、ずっと負けていた推しチームがついに勝つ時が来た、というのはより一層チームの沼にハマります(笑)
 どちらを応援しても楽しいですが、NBAの場合去年優勝したチームが次の年はプレーオフにすら参加できないことがあります。そのくらい毎年勢力図は目まぐるしく変わるため、強いチームがいつまでも強いかは限らないし、弱いチームも負けっぱなしとはいきません。2016年、イースタンカンファレンスで最下位だった4チームは現在、最上位の4チームになっています。そこがNBAのおもしろいところです。


◾️NBAの楽しみ方2:NBAファン同士の交流

 一昔前だとSNSも発達しておらずファン同士の交流も難しかったですが、今ではTwitterなどにたくさんの NBAファンが溢れています。人気チームほどファンも多いですが、マイナーチームでも凄い熱量で応援しているファンもいます。やはり、1人で応援するよりも仲間と応援した方が勝った時の喜びは大きいし、いろいろな情報を知れます。「あの選手のプライベートは…」「次のオフに獲得する選手は…」など「何でそんなこと知ってんねん!?」となるようなことを知っているファンも多くいます(笑)
 Twitter上で有名なNBAファンの方々もたくさんおり、そういった方々の独自の視点からのコメントや、狂おしいほどのチーム愛はおもしろくも、日本でNBAを盛り上げるのに貢献しています。

◾️NBAの楽しみ方3:日本人選手の応援

 なんといっても今のNBAには八村選手と渡邊選手が在籍しています。同じ日本人として両選手の活躍は手放しで嬉しいです。
 八村選手はワシントン・ウィザーズからドラフト9位という「その年のNBA以外でプレーしていた選手の中で9番目の選手」という高評価を受け、試合でも長い時間プレーしています。高いシュート力や、味方とプレーを合わせることがうまく、派手なダンクなども決めるため現地でも非常に人気が高いです。
 渡邊選手はドラフト外からの入団ですが、弛まぬ努力でチャンスを掴み取り、現在はトロント・ラプターズで契約を勝ち取り、高いディフェンス力と判断力を元にしたオフェンスでチームの勝利に貢献しています。渡邊選手も現地で大きな人気があり、「もっと試合に出せ」という現地ファンが後を絶ちません(笑)
 両選手とも日本代表の活動にも積極的で、日本代表の世界の強豪国からの勝利に貢献しています。長らく世界では勝てていなかった日本代表を勝利に導くことから、日本でのバスケ人気を、大きく向上させるでしょう。

◾️NBAチームの楽しみ方まとめ

 NBAには本当に魅力的なチームや選手が多数います。とにかく「イケメンだから」「名前が面白い」などのプレーが関係しない理由でも応援する選手を決めてそのチームを見てみることで、NBA観戦を楽しむ一歩目を踏み出すことができます。
 これからの日本でNBA人気もバスケ人気も鰻登りになることは間違いなしです。NBA観戦を楽しんでください!

↓にロサンゼルス・レイカーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ブルックリン・ネッツとチームのエース選手の説明を書いてますので、良ければいずれかのチームを応援してみてください!

◾️ロサンゼルス・レイカーズ

レイカーズは昨年の覇者で、史上最高のバスケ選手と言われるレブロン・ジェームズが在籍しています。

 レブロンは大ベテランでこれまで数々の優勝や個人賞を獲得した、歴代でも最高の選手です。ド派手なダンク、予想不可能なパスワーク、とにかく支配的なプレーぶりが魅力的です。ここ10年ほぼ毎年NBAファイナルに登場していることから「NBAのラスボス」とも言われています(笑)
 レブロンは現在36歳で、あと数年のうちに引退することが予想されるので史上最高のバスケ選手をリアルタイムで見られるのは今だけです。
 レイカーズは他にも現役トップパワーフォワードのアンソニー・デイビスやその脇を固める選手も非常にレベルが高く、見ていてとても楽しいバスケをします。今年も優勝候補筆頭なので是非チェックしてください。

◾️ゴールデンステイト・ウォリアーズ

 ウォリアーズは2010年代で3度の優勝を誇り、エースのステフィン・カリー史上最高のシューターと言われています。実際、カリーはその名に恥じない圧倒的なシュート力をもち、数々の3ポイントシュートに関する記録を樹立しています。今後も最多成功数などの記録の更新をすることは間違いないと言われており、目が離せない選手です。
 また、カリーのスゴイところは3ポイントラインよりも何メートルも後ろから易々とシュートを決める点です。今までそんな選手はおらず、カリーの登場でその技術を真似る選手も増え、今ではNBAの常識なっています。NBAを変えるほどの実力を持った選手です。

 また、画像をご覧になればおわかりいただけると思いますが、「イケメン」です(笑)
プレー中に笑顔をのぞかせることも多く、バスケを楽しむ姿には絶大なカリスマ性を感じずにはいられません。
 ウォリアーズは3ポイントの雨を降らせるスプラッシュ・ブラザーズと言われるステフィン・カリークレイ・トンプソンの超強力なシューターコンビとパスワーク、カッティングを中心とした美しいオフェンスが見ている人を魅了します。
 日本では、特に中高生に莫大な人気がありました。若者の流行に乗り遅れないためにもウォリアーズのチェックは必須です!

◾️ブルックリン・ネッツ

 ネッツは現在BIG3と呼ばれる時代を代表するトップ選手が3人集まっています。

左からケビン・デュラントジェームズ・ハーデンカイリー・アービングです。
 デュラントは長身ながら非常に俊敏で、シュート力も非常に高いため今のNBAで最もディフェンスすることが難しい選手です。優勝経験、ファイナルMVPの経験もあり、レブロンと並び史上最高のスモールフォワードと言われています。
 ハーデンはNBAで1番「1on1が強い」選手です。独特なリズムから、ステップバックやフローターなど非常に守りにくいシュートを放ちます。得点王を獲得するほど得点センスがずば抜けており、昨シーズンまではヒューストン・ロケッツの大エースでしたが今シーズンからネッツに加わりました。
 カイリーは現役トップポイントガードと呼ばれる選手の1人です。歴代でも最高と言われるハンドリング能力は凄まじく、自由自在に動き回るドリブルは見るものを魅了し、日本でも大人気になりました。最近のバスケではそういったドリブルを好む選手が増えているのですが、これはカイリーの影響です。またシュート力も非常に高く3ポイントコンテストでも優勝しています。3ポイントだけでなく、188センチとNBAでは低身長ですがレイアップが非常にうまく、ゴール近くでも相手ビッグマンのブロックをくらわずに得点を量産します。
 デュラント、ハーデン、カイリーの3人を中心としたネッツは他にも3ポイントコンテスト優勝者のジョー・ハリスや数年前にド派手なダンクを繰り返すことから「ロブシティ」と呼ばれたデアンドレ・ジョーダンブレイク・グリフィンが在籍しており、まさにスーパーチームと言えるでしょう。超攻撃的でとにかく点の入るネッツのバスケは誰が見てもエキサイティングです。優勝候補の一角なので是非注目してください。

以上、今年人気で注目度の高い3チームの紹介でした。
長い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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